年別アーカイブ: 2015年

2015年3月20日、明治大学政治経済学部加藤久和教授が江藤賢一教授とともに当センターを来訪されました。

2014年8月20日以来の来訪となります。前回の来訪時、加藤教授にJSPSの国際交流事業を紹介しましたが、今回の来訪では実際に申請についてご検討頂いているとのことで、より詳細な情報提供を行いました。

2011年以降、タイから明治大学に留学する学生はこれまでに218名、また明治大学からタイに留学する学生は216名になります。留学生交流の実績を着実に上げている中で、研究者間の学術交流も推進していけるよう、当センターでは支援させて頂く所存です。

左から江藤教授、加藤教授、山下センター長、山田副センター長

左から江藤教授、加藤教授、山下センター長、山田副センター長

2015年3月20日、JSPSの対応機関であるタイ学術会議(NRCT)をJSPSタイ同窓会長と訪問しました。今回の打ち合わせ参加者は下記の通りです。

NRCT
1. Ms Tiwa Ngaowichit, Foreign Relations Officer, Senior Professional Level
2. Ms. Woramanee Mongkolson, Foreign Relations Officer
3. Ms. Arpar Nateprapai, Foreign Relations Officer
4. Ms. Nattha Paisuwan, Foreign Relations Officer

JSPS
1. Prof. Kuniaki Yamashita, Director, JSPS Bangkok Office
2. Mr. Daisuke Yamada, Deputy Director, JSPS Bangkok Office
3. . Ms. Hiromi Todoroki, International Program Associate
4. Ms. Natthida Veeramongkornkun, Liaison Officer

JSPS Alumni Association of Thailand (JAAT)
1. Dr. Sunee Mallikamarl, President
2. Dr. Jiraporn Shauvalit, Receptionist

今回の打ち合わせでは、2015年度NRCT Research EXPOの日程及びテーマについて、協議を行いました。当センター及びJSPSタイ同窓会(JAAT)はそれぞれ午前と午後のセッションに分かれてセミナーを開催することとなりました。セミナーの詳細については、2015年4月23日にNRCTで開催予定である2015年度の第一回JAAT理事会でも会議される予定です。

NRCT

2015年3月19日、4月に日本に出発する予定の国費留学生壮行会及び帰国留学生歓迎会が在タイ日本大使公邸にて開催され、当センター構成員全員で出席しました。

今回は、日本へ行く留学生が100名、日本から帰国した留学生60名が出席し、来賓も含め200名の参加があり、佐藤重和在タイ日本国特命全権大使より激励の言葉がありました。国費留学生を担当されている俵幸嗣一等書記官は、在任中の三年間で精力的に留学情報の発信に努めており、大使公邸に入りきらないほどの参加者は、俵書記官の3年間の功績によるものと言えましょう。

本壮行会及び帰国留学生歓迎会は、毎年在タイ日本大使館主催で実施されており、日本にこれから留学する、また留学から帰ってきた学生と各関係機関とのネットワーク形成に繋がっています。

佐藤大使による挨拶

佐藤大使による挨拶

2015年3月16日、タイ同窓会における外国人研究者再招へい事業(BRIDGE Fellowship Program)選考委員会を当センターで開催しました。

Bridgeプログラムは、JSPSの外国人特別研究員事業等に採用されて来日し、日本での研究活動を終了した外国人研究者に対し、再度来日して日本人研究者との研究協力関係を形成・維持・強化する機会を提供する事業です。

選考委員会は同窓会理事及びバンコクセンター長で構成され、タイ同窓会副会長の Dr. Paritud Bhandhubanyongを選考委員長とし、同窓会長の Dr. Sunee Mallikamarl、その他同窓会理事である Dr. Jiraporn Shauvalit、Dr. Suratwadee Jiwajinda, Dr. Kittisak Sawanyawisuthが出席しました。

今年度は5名の申請者があり、最終的にプリンスオブソンクラー大学のDr. Vannarat SAECHANをタイ同窓会より今年度の推薦することになりました。今後、JSPS本部の承認を得て、最終的に確定する予定です。Dr. Vannaratは昨年2月に実施したコンケン大学でのJSPS事業説明会にもご協力頂いたものです。今後の同窓会活動において、タイ南部の代表として、地域での活動を推進頂ければと考えています。

写真前列左よりDr. Jiraporn, Dr. Sunee, Dr. Suratwadee, 後列左よりセンター長、Dr. Paritud, Dr. Kittisak

写真前列左よりDr. Jiraporn, Dr. Sunee, Dr. Suratwadee, 後列左よりセンター長、Dr. Paritud, Dr. Kittisak

3月14日、今後明治大学に留学する予定の留学生壮行会がバンコク市内のホテルで開催され、山田副センター長がセンターを代表して参加しました。

春学期にはチュラロンコン大学、タマサート大学、シーナカリンウィロート大学、キングモンクット工科大学ラカバンから9名の交換留学生が、また1名の日本政府奨学金留学生、また1名のタイ国会からの招へい研究者が明治大学に留学します。

2011年以降、タイから明治大学に留学する学生はこれまでに218名、また明治大学からタイに留学する学生は216名になります。これだけ多くの数の学生が集まったのも、大学のたゆまぬ努力によるものです。当センターとしては、留学の先にある研究者としての交流をみすえて、支援を行っていく所存です。

Meiji

2015年3月10日、筑波大学グローバル推進室教育推進部・横瀬雅年専門員、国際室・立原公美子主任が当センターに来訪され、轟国際協力員が対応しました。横瀬専門員と立原公美子主任はタイ北部にあるメージョー大学を訪問されるために来タイされ、当センターにお立ち寄りいただきました。

横瀬専門員はJSPSロンドン研究連絡センターで国際協力員として研修後、2002年~2004年に第8代目のバンコク研究連絡センター副センター長も務められました。国際協力員時代には英国における大学研究評価制度(Research Assessment Exercise, RAE)について調査し報告書をまとめられ、バンコク研究連絡センターではタイの研究や高等教育、またタイ王室の行っているロイヤルプロジェクトについてニュースレター「バンコクの風」を通して情報発信に努められていたとのことです。

JSPSの2つの海外センターで学術の国際業務に携わられたお話を横瀬専門員にお伺いし、アドミニストレーションだけにとどまらず、積極的に世界の学術や研究の動向について情報収集・発信し、大学の教育や研究支援に携わることが、今後の大学職員に求められているということを感じました。

左より国際協力員、横瀬専門員、立原主任

左より国際協力員、横瀬専門員、立原主任

2015年3月10日、フィリピン科学技術省(DOST)を訪問し、外国人研究者再招へい事業(BRIDGE Fellowship Program)選考委員会に出席するとともに、2015年度計画関する打ち合わせをフィリピン同窓会と実施しました。

Bridgeプログラムは、JSPSの外国人特別研究員事業等に採用されて来日し、日本での研究活動を終了した外国人研究者に対し、再度来日して日本人研究者との研究協力関係を形成・維持・強化する機会を提供する事業です。

Bridge選考委員会には、Dr. Jaime Montoya JAAP会長、審査委員のDr. Renato G. Reyes JAAP 事務局長、DOST事務次官のDr. Amelia Guevarra、及びJSPSバンコク研究連絡センター山下センター長が出席、山田副センター長が陪席しました。

今回の募集に対しては6名の応募があり、審査の結果1名を推薦することとなりました。

また同窓会長及び事務局長と今後の活動について議論が行われ、次回の同窓会総会及びシンポジウムについて下記のように決定しました。

・National Science and Technology Week の開催に合わせて実施
・場所はMall of Asiaにある国際会議場
・7月25日(土)に開催予定
・テーマは” Disaster Risk Management through Science and Technology”
・論博メダル授与式も同時に開催
・一名ないし二名の日本からの講師を招へい予定、同窓会で候補者を決定、交渉も済ませた上で5月中旬までにバンコクセンターに連絡してもらう。

左から副センター長、センター長、DOST事務次官、JAAP会長、同事務局長

左から副センター長、センター長、DOST事務次官、JAAP会長、同事務局長

同窓会打ち合わせの後、会長、事務局長とともに在フィリピン日本大使館を表敬訪問し、北川参事官、窪田専門調査員への同窓会活動協力及び総会への出席依頼を行いました。大使館側も当日は別イベントがあるとのことであるが、なるべく調整頂けるとのことです。

左から北川参事官、Montoya会長、センター長、Reyes事務局長、副センター長

左から北川参事官、Montoya会長、センター長、Reyes事務局長、副センター長

また、フィリピンの他の同窓会との連携についても、今後積極的に行っていくとのこと。また日本大使館からの支援についても、今後受けられるようにしていくとのことです。

2015年3月9日、明治大学アセアンセンターで第2回在タイ大学連絡会(JUNThai)が開催され、タイに事務所などを設置する18大学の代表者とオブザーバーとして日本国大使館、日本学生支援機構、JSPSバンコク研究連絡センター、アドバイザーとしてタイ、キングモンクット工科大学・関達治学術顧問が参加しました。また、3月8日にタイ同窓会を立ち上げた北海道大学もオブザーバーとして参加しました。

在タイ大学連絡会(JUNThai)の概要は、第1回開催時の記事(リンク)をご覧ください。

参加大学は以下の通りです。
秋田大学、大分大学、大阪大学、関西大学、九州大学、京都大学、芝浦工業大学、首都大学東京、上智大学、中央大学、電気通信大学、東海大学、東京医科歯科大学、東京農工大学、東洋大学、福井工業大学、北海道大学、明治大学、名古屋大学(五十音順)

第1部
ASEAN University Network (AUN) Dr. Nantana Gajaseni事務局長による「ASEAN University NetworkとASEANにおける高等教育の動向について」と題した講演が行われました。AUNが学部学生の国際的な流動を促進するために進めている単位互換制度であるASEAN Credit Transfer System(ACTS)や教育の質を審査し、一定の評価を得たプログラムや学科に対して認可証を発行し質保証を行うASEAN University Network-Quality Assurance (AUN-QA)といったASEAN地域内での高等教育制度の統合の取り組みが紹介されました。
また、ASEAN域内から30大学が加盟するAUNのもつブランド力により、欧米や日中韓の大学から連携のオファーが来ているということにも言及されました。

 Dr. Nantana Gajaseni事務局長による発表

Dr. Nantana Gajaseni事務局長による発表

第2部
各参加大学がタイやASEAN諸国における活動状況について報告を行いました。
新たに締結を模索している大学間協定や、タイにおいて日本人学生のインターンシップを行う際の課題、またアジアの大学間でコーンソーシアムを組み行っている共同研究プロジェクト、同窓会の立ち上げや意義について課題やグッドプラクティスが情報共有されました。


次回の連絡会は6月に開催する予定です。

2015年3月8日、北海道大学タイ同窓生懇談会に山下センター長、山田副センター長、轟国際協力員が出席しました。

北海道大学は2026年の創基150年に向けた近未来戦略(北大近未来戦略150) 「世界の課題解決に貢献する北海道大学へ」を掲げ、長期目標を設定して改革に取り組んでいます。その計画の一つに国内及び国外同窓会組織との相互支援体制を強化し、世界横断的な卒業生ネットワークを構築することを掲げています。

現在、海外ではブラジル、台湾等に同窓会が設立されており、懇談会には総長や理事が積極的に参加しネットワーク強化を図っています。

懇談会では山口佳三総長が開会の挨拶の中で、集まった同窓生に対して北海道大学をタイで積極的にPRしてほしいと呼びかけました。

山口総長による開会の挨拶

山口総長による開会の挨拶

山口総長に続き山下センター長も挨拶を行い、北海道大学とタイの大学の連携をバンコクセンターも支援していきたいと述べました。

山下センター長による挨拶

山下センター長による挨拶

2015年3月6日、上智大学ASEANハブセンター開設記念シンポジウムに出席しました。

上智大学は2015年2月1日に上智大学ASEANハブセンターをバンコクに開設されました。これはルクセンブルク、カンボジア、中国、エジプトに次いで5番目の海外拠点となります。

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本シンポジウムは、「ASEANにおける高等教育の質保証と質改善-人的資源格差の是正へ向けた調和化とネットワーキング」、「AIMSシンポジウム:AIMSプログラムにおける質保証」をテーマとして、上智大学及びタイ教育省などの講演者を招へいして発表が行われました。パネルディスカッションではアセアン諸国(タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン)の大学で大学の国際化を担当する教員により、AIMSプログラムにおける質保証をテーマに討論が行われました。

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2015年2月27日(金)、午前中に行われたJSPSタイ同窓会(JAAT)理事会・総会及びJSPS-NRCT論博メダル授与式に引き続き、午後よりJSPS-JAAT-NRCT セミナー“Health and Aging” および2013年度論博メダル受賞者による博士論文発表会を開催しました。

JSPS-JAAT-NRCT セミナー“Health and Aging”
テーマである“Health and Aging”は、高齢化社会を迎えつつあるタイにおいて、超高齢化社会をすでに経験し、社会の仕組みを整備している日本から、高齢化社会への対応を学ぶことを目的としてJAAT理事会で提案されました。

セミナー基調講演者として東海大学・濱本和彦教授をお招きし、「An Intuitive Human-Interface-web usability and virtual reality」と題して、高齢者にも使いやすいインターネットは何かということをテーマに講演されました。

インターネットウェブサイトのユーザビリティ(文字の大きさ、文字色、背景色、写真と文字のバランス、文字および行間等)について世代ごとに調査した結果に基づき、どのようなインターフェイスであれば高齢者が使いやすいかということを解説されました。さらに、インターフェースの情報処理能力が上がるにつれ、ハードウェアサイズは小さくなることから、次世代のヒューマンインターフェースは空間把握能力を備えた五感を拡張するようなハンズフリーの埋め込み型になるという予測結果も発表され、参加者は近未来のデバイスの進化予測に驚きの声が上がりました。

講演される濱本教授

講演される濱本教授

タイ側からは、JAAT会員で、次期マヒドン大学近郊エリア代表理事であるDr. Wichet Lelamanit助教に「Herbal and dietary supplements for elderly people」と題して講演いただきました。

高齢者がより長く健康的に若々しく生きるために必要な栄養素とその効用を薬学的な観点から紹介され、効果的な野菜やサプリメントの摂り方等、多数の具体例を用いながら発表されました。
写真や図表を多用し食品の栄養素とその効能について、ユーモアを交えながら説明された発表に、参加者も熱心に聞き入りました。

講演されるWichet 助教

講演されるWichet 助教

Wichet Lelamanit助教には、2014年夏に開催したJAAT-JSPS-NRCTセミナー”Long life without cancer”でも講演いただき、ユーモアたっぷりの発表はいつも聴衆を魅了しています。

2013年度論博メダル受賞者による博士論文発表会
論文博士号取得希望者に対する支援事業により2013年度に博士号を取得したタイ人研究者7名のうち当日出席した6名による博士論文発表会を開催しました。

それぞれの発表テーマは以下の通りです。

1. Dr. Anusak Kerdsin, Medical scientist, National Institute of Health
Genotypic Profile of Streptococcus suis Serotype 2 and Clinical Features of Infection in Humans, Thailand

2. Dr. Manthana Mitchai, Senior Scientist Researcher, Ministry of Public Health and Faculty of Medicine, Khon Kaen University
The immunophenotypic study of NK cell and Lymphocyte Subset in HIV-1 infected patient under HAART.

3. Dr. Pacharee Thongkamkoon, Senior Veterinary officer, National Institute of Animal Health
Antimicrobial susceptibilities of Mycoplasma hyopneumoniae field isolates and occurrence of enrofloxacin, macrolides and lincomycin resistance

4. Dr. Ratchanee Mukhjang, Assistant Professor, Faculty of Business, Economics and Communications, Naresuan University
Real Economic Impacts on Villagers Working under OTOP Projects

5. Dr. Sirikan Limpakan (Yamada), Associate Professor, Faculty of Medicine, Chiang Mai University
Predominant mucosal IL-8 mRNA expression in non-cagA Thais is risk for gastric cancer

6. Dr. Suraphong Lorsomradee, Associate Professor, Department of Anesthesiology, Faculty of Medicine, Chiang Mai University
Less Invasive Arterial Pressure-derived Cardiac Output Monitoring: Effects of Alterations in Arterial Waveform

Dr. Anusakによる講演

Dr. Anusakによる発表

Dr. Manthanaによる講演

Dr. Manthanaによる発表

Dr. Pachareeによる講演

Dr. Pachareeによる発表

 Dr. Ratchanee 助教による発表

Dr. Ratchanee 助教による発表

Dr. Sirikan准教授による発表

Dr. Sirikan准教授による発表

Dr. Suraphongによる発表

Dr. Suraphong准教授による発表

Dr. Sunee同窓会長による閉会の言葉

Dr. Sunee同窓会長による閉会の言葉

2015年2月27日(金)、JSPSタイ同窓会(JAAT)理事会・総会及びJSPS-NRCT RONPAKU Medal Award Ceremonyを開催しました。

JSPSタイ同窓会(JAAT)理事会
参加者は以下の通りです。
JAAT理事
Dr. Sunee Mallikamarl, President
Dr. Jiraporn Shauvalit, Receptionist
Dr.Pornpen Pathanasophon, Registrar
Dr. Danai Tiwawech, Secretary
Dr.Savitree Limtong, Committee
Dr. Suratwadee Jiwajinda, Committee
Dr.Pacharee Thongkamkoon, Committee

JAAT地域代表
Dr.Sirikan Limpakan, Regional representative of Chiang Mai area
Dr. Kittisak Sawanyawisuth, Regional representative of Khon Kaen area

NRCT
Ms. Tiwa Ngaowichit, Head of International Research Promotion Section, Division of International Affairs
Ms.Arpar Nateprapai, Foreign Relations Officer, International Research Promotion Section, Division of International Affairs

JSPS東京本部
国際事業部人物交流課交流係 糸井智香 主任
同部研究者国際交流センター 三上真理子 職員

JSPSバンコク研究連絡センター
山下邦明センター長
山田大輔副センター長
轟 裕美 国際協力員
Ms.Natthida Veeramongkornkun リエゾンオフィサー

同窓会理事会での議論、決定事項は下記の通りです。
1.  2015年度にJAAT同窓会員名簿を作成することに決まりました。
2.  2015年度より、同窓会員に会員証を配布することになりました。
3.  次期理事とその選出方法について話し合われました。規約では理事は最大15名まで選出でき、現理事の11名中10名が次期も継続し、5名の枠があることが確認されました。このため、この日の総会で承認を得て、地方都市の同窓会員の中から理事を選出することになりました。

理事会の様子

JSPSタイ同窓会(JAAT)総会
タイ同窓会総会には50名以上が出席し、Dr. Sunee会長とDr. Danai事務局長を議長として議論が進められました。
以下の通り新たに地方都市から新理事4名が選出されました。

左よりDr. Sunee会長とDr. Danai事務局長

左よりDr. Sunee会長とDr. Danai事務局長

1. Dr.Sirikan Limpakan、北部エリア代表理事
2. Dr. Kittisak Sawanyawisuth、東北エリア代表理事
3. Dr.Siripong Premjit、中央北部エリア代表理事
4. Dr. Wichet Leelamanit、マヒドン大学近郊代表理事

これまでは理事の多くがバンコク近郊の大学や研究機関に所属していましたが、今回新たに地方都市から4名の理事が参加することにより、JAATのネットワークが広がりました。当センターが地方大学を訪問する際にも、これらの代表理事を積極的に訪問し、よい関係を築いていきたいと考えています。

総会での議決の様子

総会での議決の様子

総会での議決の様子

総会での議決の様子

論博メダル授与式
論博メダル授与式は、論文博士号取得希望者に対する支援事業により前年度に博士号を取得したタイ人研究者を対象に、その栄誉をたたえるとともにより一層の研究を奨励することを目的としてメダルを授与するものです。2003年3月にJSPS-NRCT Joint Meeting for RONPAKU Fellowsと題して第一回を開催して以来、これまで継続してNRCTと共催してきました。

6名のメダル受賞者と Kristhawat 副事務局長、Dr. Sunee会長、山下センター長

6名のメダル受賞者と Kristhawat 副事務局長、Dr. Sunee会長、山下センター長

2013年度は7名の新規博士号取得者がおり、その内6名が授与式に参加しました。

授与式ではNRCTよりMr. Kristhawat Nopnakeepong事務次長、JAATを代表してDr. Sunee Mallikamarl会長が受賞者に祝辞を述べ、山下センター長がメダルを授与しました。

メダル授与式

メダル授与式

メダル授与者を祝福するJAAT会員

また、JAAT総会に出席したJAAT会員も6名の博士号取得者をJSPS、NRCT、JAAT理事と供に祝福し、会場は和やかな雰囲気に包まれました。式典の合間には同窓会員同士の交流も積極的に行われ、普段はなかなか会うことのない様々な分野のタイ人研究者が交流する場となりました。

6名のメダル受賞者による博士論文発表は、この日の午後開催した「JSPS-JAAT-NRCT セミナー“Health and Aging” および2013年度論博メダル受賞者による博士論文発表会」において行われました。

2015年2月20日、JSPSネパール同窓会(NJAA)との共催でJSPS事業説明会をトリブバン大学工学研究院で開催しました。ネパールでのJSPS事業説明会はこれが初めての開催となります。

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トリブバン大学は、ネパールで最大の高等教育機関として、1959年に設立されました。現在、40万人の学生が在籍しており、その内36.6%の14万1千人が付属校に、その他の学生は各地の提携校に在籍しています。

今回の事業説明会では、まずNJAAのDr. Rijan Bhakta Kayastha会長より、NJAAの設立に至る経緯と今後の活動予定について、講演頂きました。

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また、引き続き、Nepal Academy of Science and TechnologyのVice Chancellorである Prof. Dr. Jibraj Pokharelより、ネパール発展のための科学技術について、科学技術戦略の目標や政策勧告について、ご講演いただきました。

Dr. Jibraj Pokharel

Dr. Jibraj Pokharel

山下センター長、山田副センター長によるJSPSの事業説明の後、今回の事業説明会を主催いただいたトリブバン大学工学研究院長のProf. Dr. Tri Ratna Bajracharyaより、工学研究院のミッションや目的などについてご説明いただき、閉会の挨拶となりました。

山下センター長

山下センター長

Prof. Dr. Tri Ratna Bajracharya

Prof. Dr. Tri Ratna Bajracharya

今回の事業説明会には50名ほどの参加があり、日本での研究、共同研究について多くの質問が出されました。当センターは今後とも、NJAAと共同で事業説明会を実施していく所存です。

Guidance2

Guidance3

2015年2月19日及び20日、JSPSネパール同窓会(NJAA)設立準備のためにネパール・カトマンズを訪問しました。

2月19日はNJAAのDr. Rijan Bhakta Kayastha会長及び5名の理事との間で、NJAAのこれまでの経過報告及び同窓会の事業活動の予定について、議論を行いました。

NJAA

NJAAは2014年1月に同窓会設置を考えた数名が、広く参加を呼びかけ2月7日に第一回準備会合を開き、同窓会設立のためのタスクフォース(発起人会)を立ち上げ、それ以降、毎月会合を開催してきました。この間、同窓会規約、事業計画の作成、理事会の構成などを準備した。それらを踏まえて、JSPS本部にも連絡を入れた後、 Lalitipur市(同窓会の所在地)並び政府内閣府に団体登録申請を行い、2014年12月に承認を得、その後JSPS本部からの正式承認についてJSPS本部へ打診したものです。これを受けて、今回バンコクセンターがネパールを訪問し、同窓会設立に向けての正式な準備を整えることとなりました。

同窓会の事業活動については、既存の同窓会と同じように、学術セミナー、シンポジウムなどの開催が中心となりますが、NJAAからの提案としては、JICA専門家(大学教員も含めた)がネパール来訪の折に、彼らを交えてのセミナーを開催するというものがありました。これまでの同窓会ではこう言った提案はなく、日本の各団体が協力してセミナーを開催するというアイデアは大変有効なものと考えられます。また、同窓会メンバーによる日本とネパールの学術交流の促進とは別に、メンバー以外の研究者を対象に日本ネパール学術交流への啓蒙活動を実施する予定としてます。

今後の同窓会の承認に向けて、JSPSの同窓生リスト(約80名)を基に、同窓会への加入促進をこれからの2か月をかけて集中的に行い、同窓会創設時メンバーとして確定することを目指します。
            
今後の予定としては下記の通りです。
5月上旬 会員リストの確定
6月上旬 JSPS本部への承認申請書並びに必要書類原案の作成しバンコクセンターに送付7月上旬 申請書の本部への送付
9月   JSPS役員会で承認
10,11月以降  設立総会の開催

2月20日は、日本大使館、教育省、JICA事務所への表敬訪問を行うとともに、今後のJSPS同窓会活動について協力を要請しました。

1)日本大使館
小川正史大使、浜田清彦一等書記官に面会し、現在ある3つの同窓会(日本留学生会、JICA同窓会、経産省海外技術研修生同窓会)に加えて、JSPS同窓会ができること、大いに歓迎すること。また、同窓会が承認された後のブBridge Fellowship Programの選考委員会など必要なら協力するとのご了解を得ました。

2) ネパール教育省
Radha Krishna Ghimire (Under Secretary)の話では、大学者関係だけなら、UGC(University Grant Commission)が窓口になるが、同窓会は大学教員だけでなく、研究機関の研究員もいることも考慮し、教育省としては、他の省庁(例えば、MOST科学技術省など)と連携しながら、同窓会支援を行いたいとのことでした。事務次官(Secretary)へ、今回の訪問を前向きに報告しておくとのことです。

MOE

3) JICAネパール事務所
清水所長と面談し、同窓会の設立の動きのこと、先述のJICA専門家を交えてのセミナーの実施などを計画していることを提案し、協力を要請しましたところ、JICAとしても協力したいとのことでした。

JICA

当センターとしては、各関係機関の協力を得た上で、ネパールでの同窓会活動支援を行っていく所存です。

ネパール教育省

ネパール教育省

2015年2月16日、熊本大学大学院自然科学研究科・濱武英准教授、マーケティング推進部・西山弘樹副課長、自然科学系事務ユニット・福田賢一副課長、前田巌主任が当センターを来訪されました。

2月17日にチュラロンコン大学で開催されたAUN-SUN Lecture Series 2015「自然災害と環境、ASEAN研究」において濱准教授が講演されるためバンコクに訪問され、昨今、活発になっている日本の大学のタイにおける展開について情報交換をされたいとのことで当センターにも足をお運びいただきました。

当センターからは1月に発足したJUNThaiの今後の活動について説明しました。

熊本大学より、現在の東南アジアでの同大学の展開についてお話いただきました。
東南アジアにおいては熊本大学はスラバヤ工科大学内にオフィスがあり、学生交流、学術交流、及び同窓会支援の拠点として活用されています。
また、オフィスの設置のみならず、現地で活躍している元留学生などのOG・OBを中心に海外展開のネットワークを築いていきたいとのことでした。タイにおいてはカセサート大学、コンケン大学、マヒドン大学と大学間交流協定を締結されています。

JSPSバンコク研究連絡センターは、四半期に一度、当センターの活動報告やASEAN地域の学術情報を掲載した「バンコクの風」を発行しています。
今回のニュースレターには、在タイ日本国大使館の俵一等書記官よりタイのサイエンス・スクールで科学者のたまごを育てる取り組みについてご寄稿いただきました。

若者の科学への興味を育て世界に羽ばたく人材を育成するためのタイの中等教育機関の取り組みについて書かれています。

ぜひご覧ください。

「バンコクの風 2014 Vol.3」
http://jsps-th.org/letter/jspsbkk2014_3.pdf

2015年2月13日、日本大使館主催「Japan Education Fair」の一環でタクシン大学を訪問しJSPS事業説明会を開催しました。タクシン大学での事業説明会の開催は初めてとなります。

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タクシン大学はタイ南部にある国立大学です。元々は1968年に教員養成の短期大学として開学しました。1970年代半ばには、バンコクにあるシーナカリンウィロート大学のソンクラー地区のキャンパスとして4年制大学に昇格しました。その後は理学部や社会科学部、文学部などの学部を開設し、1992年にはパッタルンキャンパスを開設し、1996年には現在の名称であるタクシン大学に改称しました。現在ソンクラーキャンパスには人文・社会科学、パッタルンキャンパスには自然科学系の学部が設置されています。学生数は3万人、内大学院生は2千人とのことです。

事業説明会はパッタルンキャンパスにも中継。

事業説明会はパッタルンキャンパスにも中継。

今回の事業説明会では、JSPSの論文博士号取得支援事業で東北大学で博士号を取得されたDr. Kasem Asawatreratanakul教育・研究担当副学長にご挨拶頂き、ご自身の日本での研究についてもお話しいただきました。教育・研究に携わる副学長として、今回の事業説明会の実施に多大なるご協力を賜りました。事業説明会はソンクラーキャンパスで実施され、25名の研究者に会場に来ていただきました。またパッタルンキャンパスでも事業説明会がサテライトで中継され、こちらも10名ほどの研究者が参加されました。

Dr. Kasem副学長の挨拶

Dr. Kasem副学長の挨拶

タクシン大学のJSPS事業説明会にも、在タイ日本大使館俵一等書記官にお越し頂き、文部科学省奨学金について説明頂きました。在タイ日本大使館や日本学生支援機構とも連携を深め、我々がターゲットとしている研究者に対する幅広い情報提供を行って行く所存です。

俵書記官による説明

俵書記官による説明

事業を説明する山田副センター長

事業を説明する山田副センター長

Kasem副学長はJSPSの事業説明会の実施について大変協力的で、ソンクラーキャンパスだけでなくパッタルンキャンパスにも声をかけていただき、多くの研究者を集めていただきました。教員のみなさんからも、招へい事業だけではなく、多国間の共同研究事業であるCore-to-Coreプログラムへの関心もあり、申請方法等様々な質問を頂きました。当センターは事業を説明する立場であり、現場の教員のニーズや実際の研究現場の状況を把握していない部分が多くありますが、Kasem副学長は我々の説明の補足説明を追加でやっていただき、参加者の理解が深まりました。

会場の風景

会場の風景

次は是非パッタルンキャンパスでの開催についてご提案いただきましたので、タクシン大学での事業説明会開催時には、パッタルンキャンパスでも開催できるようにしたいと考えています。

タクシン大学キャンパス

タクシン大学キャンパス

タクシン大学キャンパスその2

タクシン大学キャンパスその2

2015年2月12日、日本大使館主催「Japan Education Fair」の一環でプリンスオブソンクラー大学 (PSU)を訪問しJSPS事業説明会を開催しました。PSUでの事業説明会の開催は、2012年度、2013年度に続き3年連続となります。

PSUはタイ南部地域の一般教育水準の向上と地域産業の開発の支援を目的として1967年に創設されたタイ南部で最初の大学であり、タイの9ある研究大学に指定されています。QS大学ランキングではタイ国内で第5位となっています。PSUはまた大学病院のほかタイ南部に5つのキャンパスをもつ総合大学です。全30学部に39,000人の学生が在籍し、このうち学部学生34,000人、大学院生が5,000人という、国内でも屈指の規模を誇ります。

PSU表敬訪問の集合写真

PSU表敬訪問の集合写真

今回の訪問は、大阪大学、東海大学、福井工業大学、明治大学(五十音順)、日本学生支援機構(JASSO)が参加しました。大使館と日本の大学は学生を対象として日本留学説明会を開催し、JSPSバンコク研究連絡センターは、研究者を対象にJSPS事業説明会を実施しました。

PSU courtesy visit

最初に日本の参加機関全員でPSUを表敬訪問しました。PSUからはDr. Ram Yamsaengsung国際交流担当学長補佐から挨拶及び大学の事業紹介を行いました。表敬訪問時の意見交換では、デュアルディグリー実施の可能性や、学生・研究者交流の推進について議論が行われました。

表敬訪問に引き続き実施したJSPS事業説明会には30名近くの研究者が参加しました。

JSPS事業説明会集合写真

JSPS事業説明会集合写真

まずはPSU研究開発部次長のDr. Suppasil Maneeratから開会の挨拶を頂きました。Dr. Suppasilは山口大学とカセサート大学によるJSPS拠点大学交流事業に参加され、拠点大学枠国費大学院生として岡山大学で博士号を取得されたとのことで、ここでもまた思いがけないJSPS同窓生にお目にかかることが出来ました。今後のPSUでのJSPSの事業説明会には是非協力を要請したいと考えています。

左は講演を行うDr. Sirusa、右はDr. Suppasil

左は講演を行うDr. Sirusa、右はDr. Suppasil

JSPSの事業経験者からの説明については、昨年に引き続きJSPS論文博士取得支援事業で論文博士を取得された理学部のDr. Sirusa Kritsanapuntu助教、自然資源学部のDr. Sompong Te-chato准教授から日本での研究の経験談について、発表頂きました。

Dr. Sompongによる講演(左は俵書記官)

Dr. Sompongによる講演(左は俵書記官)

今回特筆すべき事は、JSPSの事業説明会に初めて在タイ日本大使館俵一等書記官にお越し頂き、文部科学省奨学金について説明頂いたことです。博士号を持たない若手教員もまだまだ多く、博士号取得の需要、意識は非常に高い状況です。当センターからはJSPS論文博士号取得支援事業について説明を行っていますが、やはりもう一つのチャンネルとして、日本への正規留学のための奨学金情報の提供の必要性がありました。実際、次年度の研究留学生にはPSUの教員も一名採択されています。俵書記官も大学教員への国費留学生の需要について気づかれたとのことで、今回の参加となりました。当センターとしても国費留学生の説明についてはは、マハーサーラカーム大学訪問の時にも質問が出てきたため必要性を認識しており、プレゼンテーション資料の中に博士課程等への留学に関するスライドも昨今は追加してます。当センターは今後も在タイ日本大使館や日本学生支援機構とも連携を深め、我々がターゲットとしている研究者に対する幅広い情報提供を行って行ければと考えています。

俵書記官による説明

俵書記官による説明

俵書記官に文部科学奨学金について質問する参加者

俵書記官に文部科学奨学金について質問する参加者

JSPS事業について質問する参加者

JSPS事業について質問する参加者

2015年2月9日、古城紀雄大阪大学名誉教授、大阪大学ASEANセンター長の望月太郎教授、関達治キングモンクット工科大学トンブリ(KMUTT)総長特別補佐(大阪大学名誉教授・元大阪大学バンコク教育研究センター長が当センターを訪問され、副センター長、国際協力員が対応しました。

古城教授はこれまでに大阪大学留学生センター長、またWPIプログラムである大阪大学免疫学フロンティア研究センター(iFReC)事務部門長を歴任されており、大学事務部の国際化、また事務職員による企画立案の重要性について大学から出向中のバンコクセンタースタッフに対して示唆に富む話をして頂きました。

左から望月教授、山田副センター長、古城名誉教授、轟国際協力員、関名誉教授

左から望月教授、山田副センター長、古城名誉教授、轟国際協力員、関名誉教授

2015年2月9日、早稲田バイオサイエンスシンガポール研究所(WABIOS)椿雅行事務長が当センターを訪問されました。山下センター長が不在にしており、副センター長が対応しました。

WABIOSは2009年9月に、日本の大学として初めての本格的な在外バイオ系研究所としてシンガポール政府系研究機関のほか、日本を含め、世界中の医療・バイオ関連企業の研究開発部門が集まるBiopolisに設立されたものです。WABIOSの研究グループは、シンガポール国立大学(NUS)・南洋理工大学(NTU)・シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)等に所属する世界各国から集まった優秀な研究者と精力的に共同研究を展開、また企業との産学連携も積極的に推進しています。

今回の来訪では、今後の東南アジアでの事業展開のためにバンコク郊外のサイエンス・パークを訪問するとともに、バンコクに所在する大学等のオフィスを訪問され、意見交換を実施されるとのことです。当センターからは、シンガポールにおける日本の大学や政府関係機関等の進出状況等について質問したところ、民間企業の進出は多いが、大学等のオフィスはRIKENとJST、WABIOSぐらいであるとのことで、バンコクと並んでアジアのハブであるシンガポールでの状況の差を興味深く拝聴させて頂きました。

今後タイに早稲田大学の研究拠点が設置されれば、JSPSにとっても大変心強い協力相手になり得る可能性があります。今後とも、大学の研究拠点との連携を深めていく所存です。

Waseda_WABIOS

2015年2月6日、高知大学矢田裕美国際企画係長、西本晶美国際連携係事務職員が当センターを訪問されました。矢田係長は、11月21日に高知大学タイリエゾンオフィスの開所式の際に当センターに来訪されました。またJSPS国際協力員として2012~13年に北京センターに勤務された経験があります。

高知大学は2014年11月21日にタイリエゾンオフィスをカセサート大学バンケンキャンパスに開設しました。今回はタイリエゾンオフィスの整備や同窓会事業のフォローアップのため来訪された際、当センターにもお立ち寄り頂きました。

高知大学では次年度より地域協働学部を開設し、地域社会の課題解決や地域産業の振興、最終的には地域社会の再生・発展に資する人材を育成します。その中でタイを含む海外特別演習も予定されています。

また、高知大学の学生の留学に対するニーズについても話が及び、学生の留学に対する志向がやはり欧米にある中で、欧米との協定校が少ない状況であること。そのために協定校を増やしていく努力をしなければならないとともに、アジアへの留学者をどうやって引きつけていくかについても議論が及びました。

左からセンター長、矢田係長、西本職員、副センター長

左からセンター長、矢田係長、西本職員、副センター長

2月5日、東京大学工学系研究科(東大まちづくり大学院)の柏崎梢・特任助教、佐藤遼・学術支援専門職員がバンコクセンターを訪問されました。

同大学院は国土交通省支援研究事業として「日本の多文化共生政策の推進による海外人材との知識交流の形成効果」を受託しています。そのための調査の一環で、バンコクセンターの活動に関連して近年のタイ人研究者や学生の新たな傾向や課題について聞きたいということで来訪され、山下センター長が対応しました。

日本の地方大学が留学生を受け入れるに際して、自治体や地域社会などとの協働でどのようなインフラを整備すれば、留学生が魅力を感じその大学に入りたくなるかについて様々なアイデアを出し合いました。

左より柏崎助教、佐藤学術支援専門職員、山下センター長

左より柏崎助教、佐藤学術支援専門職員、山下センター長

2015年2月4日、日本大使館主催「Japan Education Fair」の一環でウボンラーチャタニ大学を訪問しJSPS事業説明会を実施しました。ウボンラーチャタニ大学への訪問は2013年以来2年ぶりとなります。

JSPS事業説明会での集合写真

JSPS事業説明会での集合写真

ウボンラーチャタニ大学は、1990年にコンケン大学の一キャンパスからから4年制の総合大学に格上げされ、コンケン大学に続くタイ東北部における2番目の高等教育機関になることを目標に設立されました。ウボンラチャタニ大学では、現在のタイ国内、特に東北部での労働力育成の需要の応えるべく、特に自然科学及びテクノロジー分野の教育に重点を置いています。

今回の訪問では、齊藤貢在タイ日本大使館次席公使を代表とし、京都大学、東海大学、東京工業大学、福井工業大学、明治大学(五十音順)、日本学生支援機構(JASSO)とともに訪問しました。大使館と日本の大学は学生を対象として日本留学説明会を開催し、JSPSバンコク研究連絡センターは、研究者を対象にJSPS事業説明会を実施しました。

日本の代表団による表敬訪問

日本の代表団による表敬訪問

まず、日本の参加機関全員で学長および各学部長を表敬訪問しました。Nongnit Teerawatanasuk学長が挨拶及び大学の事業紹介を行いました。Nongnit学長は、富山大学和漢医薬学総合研究所のJSPS拠点大学交流事業に参加されていたとのことで、思いがけないところからJSPSの同窓生にお目にかかることが出来ました。今後はNongnit学長にもJSPSとして協力を呼びかけていく所存です。

日本語学科の学生による歓迎

日本語学科の学生による歓迎

表敬訪問に引き続き実施したJSPS事業説明会には30名近くの研究者が参加しました。今回の説明会は、農業生物資源研究所 (NIAS)でJSPS外国人特別研究員に採択された農学部のDr. Bubpa Chaitiengより、日本での研究活動や生活、またJSPS国際事業への申請について講演頂きました。

Dr. Bubpaによる講演

Dr. Bubpaによる講演

また、今回のスピーカーではなかったものの、今回のセッションに参加頂いた元国費留学生で拠点大学交流事業に参加されていた薬学部のDr. Thaweesak Juengwatanatrakulからも日本での経験について説明頂きました。

Dr. Thaweesakによる講演

Dr. Thaweesakによる講演

質疑応答では、外国人特別研究員に一度応募された方からの申請に関する具体的な質問もあり、講演者に対する質疑応答が熱心に行われました。山田副センター長からは、JSPSの事業に採択されることは確かに難しいが、地方大学からも申請書を見直しつつも、あきらめないで継続して申請して欲しい、と参加者を激励しました。

事業説明会の様子1

事業説明会の様子1

事業説明会の様子2

事業説明会の様子2

2015年1月28日、大分大学内田智久助教が当センターを来訪されました。

今回の訪問は2014年9月以来となります。毎回大分大学のタイにおける活動をアップデートいただいています。

今年1月7日、大分大学はラチャウィティー病院と学術交流協定(MOU)を締結しました。ラチャウィティー病院はタイ保険証管轄のタイ国内有数の国立病院で、2018年に新病棟を建設する予定となっております。大分大学は、今回のMOU締結で、学術の交流のみならず、血液透析の人材育成及び技術協力、そして日本企業と協力し日本式医療の導入を目指しています。これらの一連の流れは、東九州メディカルバレー構想の一環として実施されるとのことです。大分大学はまた、今後は内視鏡分野を中心として、マヒドン大学との連携も強化していく予定であるとのことです。

また、高大連携として、チュラポーン・サイエンス・スクールロッブリー校に、日本のスーパーサイエンスハイスクールの大分舞鶴高校を紹介し、同高校の校長とともに、チュラポーン高校及びタイ教育省を訪問されたとのことです。本件は、2014年9月にタイ教育省幹部が大分大学及び大分舞鶴高校を訪問されたことがきっかけとなり、今年1月にはさくらサイエンスプログラムでチュラポーン・サイエンス・スクール及びマヒドン・ウィッタヤヌソン・スクール(タイ有数のサイエンス・スクール)から大分にも招へいしています。今後はMOUを締結し、交流を推進していく予定です。

大分大学は事務所はありませんが精力的にタイでの活動を継続的に実施しており、当センターからも先日開催された在タイ大学連絡会の案内を差し上げました。病院や高校の連携から、日本との連携が推進されていけばと考えています。

左から山田副センター長、内田助教

左から山田副センター長、内田助教

Group2015年1月27日、タマサート大学ランシットキャンパスでJSPSの事業紹介セミナーを開催しました。タマサート大学での事業説明会の開催は、2011年7月以来となります。

今回のセミナーは、Pramuan Tapchaisri研究担当副学長にご挨拶頂きました。タマサート大学における人的資源の開発、タイ日間の研究交流の推進するためにJSPSの国際交流プログラムは非常に有用であること。タマサート大学は特に政治学が強いが、JSPSのプログラムの助成範囲はタイで需要の高い自然科学分野だけではなく全分野を対象としているため、積極的に申請を検討して欲しいと述べられました。

挨拶するPramuan研究担当副学長

挨拶するPramuan研究担当副学長

会場の様子

会場の様子

副学長の挨拶の後、山田副センター長よりJSPSの国際事業を説明しました。タマサート大学から、論文博士号取得支援プログラムで神戸大学で博士号を取得されたChatchai Marnadee助教より、ご講演いただきました。Chatchai助教授からは、論博プログラムの申請プロセス、日本での生活や研究環境、研究者としての心構え等について、講演頂きました。

Chatchai助教による講演

Chatchai助教による講演

山田副センター長による説明

山田副センター長による説明

今回の参加者は30名で、あまり多くは無かったものの、講演者に対して様々質問が飛び交い、質疑応答が20分に及ぶという、大変活気のある事業紹介セミナーとなりました。

積極的に質問する参加者

積極的に質問する参加者

質疑応答する参加者

質疑応答する参加者

2015年1月23日、JSPSタイ同窓会(JAAT)同窓会長のDr. Sunee Mallikamarl、同窓会理事のDr. Danai Tiwawech事務局長が当センターを来訪されました。

今回の訪問は、2月に開催されるタイ同窓会総会及び論博メダル授与式、記念シンポジウムに関する実務的な打ち合わせをおこないました。この日は山下センター長が不在にしており、山田副センター長及びNatthidaリエゾン・オフィサーで対応しました。

打ち合わせでは、同窓会総会に関する理事の選挙、同窓会総会及びシンポジウムのプログラムの確認、また現在募集中のBridge fellowshipプログラムの選考委員会等、タイ同窓会の運営にかかる非常にプラクティカルな議論が行われました。

今後もセンターとタイ同窓会は協力して、タイ国内に於ける活動を推進していく所存です。

左からNatthidaリエゾン・オフィサー、Sunee会長、Danai事務局長、山田副センター長

左からNatthidaリエゾン・オフィサー、Sunee会長、Danai事務局長、山田副センター長

2015年1月22から23日の2日間、チュラロンコン大学薬学部講堂で、富山大学とチュラロンコン大学薬学部共催のセミナー「薬学研究における最新の科学・技術の動向」(Advanced Science and Technology in Pharmaceutical Research)」が開催され、山下センター長が開会式で祝辞を述べました。


今回のセミナーは、シリントン王女の60歳の誕生日を記念して開かれました。また国際薬学学会の第31回年次大会としての開催でもありました。
今回のセミナーは、2001年から2010年までの10年間、富山大学とチュラロンコン大学が、JSPSおよびNRCT(タイ学術研究会議)の支援をそれぞれ得て実施してきた拠点大学交流事業(2010年度で本事業は終了)の「薬学分野・天然薬物」プロジェクトのフォローアップとしても位置付けられており、両大学の研究者による研究発表が行われました。

パネル展示による研究発表

パネル展示による研究発表

2014年1月20日、泰日工業大学のPorn-anong Niyomka Horikawa国際交流及び広報担当副学長、水谷光一講師、児崎大介交際交流担当が当センターを来訪されました。

泰日工業大学 (TNI) は2007年6月に開学しました。グローバル時代を迎えたタイ産業、とりわけ日系企業のニーズに対応して日本的ものづくり思想のもと、専門能力、語学(英語・日本語)やコミュニケーション力、管理基礎力、ビジネス実務の基となる社会人基礎力に焦点を当てて学生を育成し、産業界から高い評価を得ています。

これまで泰日工業大学は、大学生の教育、交換留学に力を入れてきましたが、今後は研究者の交流を推進していきたいとのことで、当センターに初めての訪問となりました。

当センターは2013年6月に同大学で開催された留学説明会に参加し、事業説明を行ったことがありますが、今回はJSPSが提供している国際交流プログラム、とりわけ論文博士号取得支援プログラムについては、今後教員に博士号を取得させたいという意向があり、関心をもたれていました。当センターから事業説明会の開催について申し出たところ、ご快諾頂き、泰日工業大学での事業説明会を近日中に開催することとなりました。

左から水谷講師、Porn-anong副学長、センター長、副センター長、児崎氏

左から水谷講師、Porn-anong副学長、センター長、副センター長、児崎氏

2015年1月16日、ヤンゴン大学でJSPSの事業紹介セミナーを開催しました。2014年7月のヤンゴン大学訪問の際、本セミナーについてAung Thu学長、Aung Kyaw副学長(首都大学東京で博士号取得)、Kyaw Naing副学長(北海道大学で博士号取得)とセミナー開催について協議し、今回の開催が実現したものです。

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今回のセミナーではAung Thu学長の挨拶の後、山下センター長より日本の科学技術政策やJSPSの組織紹介、山田副センター長よりJSPSの国際事業を説明しました。ヤンゴン大学から、外国人特別研究員に採択されたDr. Kay Thwe Hlaing、外国人招聘研究者(長期)に採択されたDr. Kay Lwin Tuを講師に招へいし、申請方法から受け入れ研究者の探し方等、詳細な情報についてを講演頂きました。

講演資料はこちらよりご覧頂けます。
Dr. Kay Thwe Hlaing
Dr. Kay Lwin Tun

Aung Thu学長の挨拶

Aung Thu学長の挨拶

山下センター長による概要説明

山下センター長による概要説明

山田副センター長による事業紹介

山田副センター長による事業紹介

Dr. Kay Thwe Hlaingによる説明

Dr. Kay Thwe Hlaingによる講演

Dr. Kay Lwin Tuによる講演

Dr. Kay Lwin Tuによる講演

Kyaw Naing副学長による閉会挨拶

Kyaw Naing副学長による閉会挨拶

今回はJSPSバンコクセンターがヤンゴン大学で行う初めての事業説明会と言うことで、200名の参加者があった他、地元のメディアの取材があり、後日テレビでも山下センター長のインタビューの放送が行われるとの予定です。

会場風景

会場風景

会場風景2

会場風景2

会場風景3

会場風景3

インタビューを受けるセンター長

インタビューを受けるセンター長

ヤンゴン大学キャンパス

ヤンゴン大学キャンパス

ヤンゴン大学図書館

ヤンゴン大学図書館

2015年1月12日、在タイ日本国大使館にて第1回在タイ大学連絡会(Japanese Universities’Network in Thailand (JUNThai))が開催され、タイに事務所などを設置する18大学の代表者及びオブザーバーとして日本国大使館、日本学生支援機構、アドバイザーとしてタイ、キングモンクット工科大学・関達治学術顧問が参加しました。

参加大学は以下の通りです。
青山学院大学、秋田大学、大阪大学、関西大学、九州大学、京都大学、芝浦工業大学、上智大学、中央大学、電気通信大学、東海大学、東京工業大学、東京農工大学、福井工業大学、東洋大学、三重大学、明治大学、名古屋大学(五十音順)

JUNThai概要
当連絡会は、大学の国際化推薦を背景にして、現在、30以上の日本の大学がタイに現地事務所を設置し、活動を展開していることから、これらの事務所管の情報交換、活動の相互連携、現地に勤務する教職員の親睦を図るために設置されたものです。この連絡会は以下を目的として掲げています。
目的
(1)タイと日本の大学の学術交流などの相互協力における諸課題や喫緊の課題に対する情報交換・共有
(2)タイの大学等学術機関の動向や活動について学ぶ機会を得ること
(3)現地における教職員の親睦と豊かで充実した生活を送るための交流
(4)大学間における相互の連携や協力
(5)学生交流や留学生の募集に関する情報交換
(6)タイ国内の大学等に対する日本の大学の連絡先案内

JUNThaiは参加大学により主体的に運営され、2015年3月までの暫定幹事を大阪大学ASEANセンター、京都大学ASEAN拠点、東海大学ASEANオフィス、明治大学ASEANセンターが務めます。

第1部 タイ国高等教育機関の動向に関する講演会

タイ教育省高等教育局Aporn Kanvong次長により「タイ国における高等教育の動向について」と題した講演が行われ、タイの高等教育の現状と展望について包括的な紹介がありました。タイの大学は、その特性や社会における役割によって4区分(研究大学院大学Research/Graduate University、総合大学Specialized Comprehensive University、コミュニティ大学Community College、教養科目大学Liberal Arts University)に分けられており、どの区分に入るかは各大学で決めることができます。また、現在、タイ教育省では高等教育局を一つの省として教育省から分離する検討が行われています。講演後には、日本の大学や高等教育関係者により多くの質問があり、活発な質疑応答が行われました。

第2部 JUNThai設立について参加大学間での議論
参加大学が、各機関のタイヤ東南アジアにおける活動を紹介した後、京都大学ASEAN拠点柴山守所長から、暫定幹事として、JUNThai設立の趣旨や設立経緯について説明がおこなわれました。
また、「在タイ大学連絡会設置趣意書(案)」について検討と合意が行われました。議論の結果、「JUNThaiは規約無し、会費負担なしの緩やかなネットワークとし、3か月に一回会合を持つこと、3月までの幹事大学(京都大学、大阪大学、東海大学、明治大学)」が了承されました。次回は3月9日開催を予定としています。

これまで当ウェブサイトでも報告してきたとおり、2014年に入り日本の大学のタイへの進出が加速し、現地事務所も2014年度だけで5箇所以上が開設されました。各大学の事務所設立の目的は、研究や留学生獲得など様々ですが、海外で活動を展開する中で、一つの大学だけでは解決が難しい課題に直面している一面もあります。今回のJUNThai設立を契機に、個々の大学の活動が連携し、情報を共有することで課題解決や、日本の大学の活動の発展につながることが期待されます。JSPSバンコク研究連絡センターもオブザーバーとして参加しておりますが、できる限り協力していきたいと考えています。

2015年1月7日、北海道大学の川野辺創国際本部副本部長、鴨志田敏則国際本部国際連携課補佐、佐藤都国際オフィサーが当センターを来訪されました。

今回の訪問は3月に設立を予定しているタイでの同窓会の準備会を実施に合わせ、当センターを訪問されたものです。当センターの他京都大学、大阪大学も訪問され、同窓会及び海外事務所の運営について意見交換を行いました。当センターからは、JSPSの同窓生について、情報を提供することとなりました。

北海道大学は、文部科学省スーパーグローバル大学創設支援事業(タイプA)に採択されており、ラーニング・サテライトを開設し、北大の授業提供を行うことを計画しています。ASEANオフィスの開設も検討されており、将来的に全体の科目提供数は60以上に及ぶ予定です。

当センターとしては、今後も大学の同窓会や事務所の設立に向け、協力を推進していく所存です。

左から鴨志田補佐、川野辺国際本部副本部長、センター長、佐藤国際オフィサー

左から鴨志田補佐、川野辺国際本部副本部長、センター長、佐藤国際オフィサー

Happy New Year from JSPS Bangkok Office.
Hope the New Year 2015 Fills your life with the everlasting glow of happiness, merriment and good fortune.

新年おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

JSPS Bangkok Office