2019年12月3日、九州大学の岡本正宏名誉教授、および姜共創学部准教授、が当センターを来訪されました。
お二人は、マヒドン大学やチュラロンコン大学を訪問する目的で出張されており、当センターにも、ご挨拶と情報交換のためにお越しくださいました。
この日は、九州大学共創学部の現在の取り組みと、今後の展望についてご説明いただきました。
九州大学共創学部は、2018年に新設された学部です。
この学部では、国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)(略称:SDGs)」を念頭に、学生に国際的な問題解決能力を身につけてもらえるような、新しい教育を実施しているということです。
分野にとらわれず問題解決力を養ってもらうために、学生たちには、文系と理系の枠を意識させないようにしているという岡本教授の言葉が印象的でした。
この共創学部では、海外からの留学生も順調に増加しているということです。
九州大学では、グローバル化を進めるため、東南アジアでの取り組みを更に加速させていくということでした。また、特にタイの大学は、東南アジアの中でも中心的な存在であることから、その動向に注目していると仰っていました。
当センターからは、JSPSの国際事業や、タイ国内で活動する学術機関等の情報を提供させていただき、意見交換を行いました。