2017年9月26日、京都大学東南アジア地域研究研究所バンコク連絡事務所長の交代に伴い、新所長となる和田理寛研究員が当センターに来訪されました。(生方史数前所長着任時のご来訪の様子はこちら)
和田研究員は、タイ及びビルマ(ミャンマー)の地域研究がご専門で、主に少数民族のモン族(Mon)について研究をされていらっしゃいます。和田研究員は、これまでも学部生時にタイ北部チェンライのメーファールアン大学に語学留学、修士課程時にタマサート大学に留学経験があるとのことでした。さらに京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科の博士課程時には、JSPS特別研究員DC2として研究活動もされていらっしゃいます。今回のタイ滞在中には、3カ月と期間が限られているため、バンコク近辺の歴史を調査したいとおっしゃっていました。
当センターからも外国人特別研究員、論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)、二国間交流事業及び研究拠点形成事業等のJSPS国際交流事業を中心にJSPSの概要について説明させていただきました。また、当センターで管轄しているJSPS同窓会、そしてタイに拠点を置く日本の大学の現状や大学間ネットワークである在タイ大学連絡会(JUNThai)等についても併せて説明させていただきました。
当センターでは今後も日本の大学のタイにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。