2015年4月8日、ラーチャモンコン工科大学タンヤブリ校色彩研究所池田光男教授、Chanprapha Phuangsuwanセンター長、武内徹二客員教授が当センターを来訪されました。
Chanprapha Phuangsuwanセンター長は、2015年3月27日に名城大学理工学部の川澄未子准教授と共にオフィスに来訪され、その際にセンター長とJSPSの国際交流事業について意見交換をされ、今回は改めて池田教授と来訪されたものです。
池田教授は、タイの地方大学では研究環境の整備が遅れており、研究成果を出して少しでも研究をレベルアップさせたいとの考えから、ラーチャモンコン工科大学タンヤブリ校に一昨年設立された色彩研究所(Color Research Center)においてChanpraphaセンター長、武内客員教授とともに研究指導を行っておられます。
当日は、山下センター長より、タイに事務所を設置している日本の大学や、JSPSの実施する各種国際交流事業について情報提供を行いました。また、JSPSがアジア・アフリカの国を対象として行っている論博支援事業について、日本とタイの研究環境の違い等に言及しながら有意義な意見交換を行いました。
池田教授は、今後は日本の若手研究者にも積極的にタイに来て共同研究を行ってほしいと語っておられました。
当センターでも、タイにおいて教育・研究活動を行っている日本人研究者に積極的に情報提供を行い、支援していきたいと考えています。