2012年9月21日(金)、在タイ日本大使館で開催された科学技術連絡会にセンター長が出席しました。この連絡会は、バンコクにオフィスを置く科学技術の振興に関連する諸機関の情報交流を目的として、四半期ごとに開催されているものです。
今回は、各機関の活動概要の紹介、タイ科学技術博覧会の結果報告に加えて、「タイ国の科学技術政策・計画概要」(Thailand’s Science Technology and innovation policy &plan 2012-2021)の紹介が Dr. Yada Mukdapitak, Deputy Secretary General, National Science Technology & Innovation Policy Officeにより行われました。
この10年計画(STI)は、タイ政府の科学技術の振興の柱となるもので以下の要素で構成されているということです。
1.知識集約型社会の構築
2.イノベーションを通してSTIの活用と商品化
3.低炭素社会を達成し持続可能な開発を進める
4.新たな科学技術を通してグリーン イノベーションを促進する
5.各セクターごとに明確な到達目標の設定
6.STIを通して地域社会のイノベーションを促進し生活の質の向上を図る
Dr. Yadaは、発表の最後に、STIに含まれる分野の中で、日本との協力を推進できる分野として以下を提案しています。
Space Technology
High Speed and urban rail technology
Bio-based alternoative energy
Technologies for climate change adaptation and mitigation
Talent mobility between Japan and Thailand
Promotion of R&D Centers