2017年9月8日、タイ南東部チョンブリー県に位置する国立大学のブラパー大学でJSPS事業説明会を実施しました。同大学での事業説明会は昨年度に引き続き、2回目の開催となります。
1955年に創設されたバンセン教育専門学校を前身とした同大学は、現在は学部・大学院合わせて約40,000名の学生が在学し、タイでも上位の国立大学として高い評価を受けています。説明会は、Phonchai Chai-in国際センター長の挨拶で始まりました。
記念写真撮影後、古屋副センター長が感謝の言葉を述べるとともにJSPSの概要を説明し、土肥国際協力員及び斉藤国際協力員がJSPS国際事業の説明を行いました。
続いて、JSPS事業経験者でJAAT会員でもあるDr. Srirat Lormphongs及びDr. Khwanruan Srinuiに、申請手続きや日本での研究活動の様子などを具体的にお話しいただきました。
Dr. Sriratは、論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)を通じて和歌山県立医科大学で博士号を取得、Dr. Khwanruanも同様に、広島大学で博士号を取得されています。
両者ともにタイ語でプレゼンテーションをして下さったため、参加者はより深い理解が得られたようです。
説明会には、若手研究者からベテラン研究者まで20名程度の参加がありました。
質疑応答では、論博事業や外国人研究者招へい事業を中心に多くの質問があり、関心の高さが伺える有意義な説明会となりました。