2015年10月30日、静岡大学グローバル企画推進室の日向伸介特任助教、中安章江特任職員、シーナカリンウィロート大学の江藤賢一客員教授が当センターに来訪されました。
今回の来訪では、日向助教より、静岡大学の実施するアジアブリッジプログラム(ABP)についてご紹介いただきました。
ABPはタイ、インドネシア、ベトナム、インドからの留学生を対象とした学士課程の特別プログラムで、毎年40名程度の募集を行っています。ABPの学生は10月入学後、半年間で日本語集中科目・基礎科目等の初学期教育を受け、その後3年半が学部専門課程教育となります。専門課程は日本語による教育となるため高い日本語力が養われること、また日本企業でのインターンシップがカリキュラムに含まれていることなど、卒業後の日本企業への就職を視野に入れた教育がこのプログラムの魅力とのことでした。
なお、ABPの学生に対しては、入学検定料・入学料・1年目の授業料が全額不徴収となり、2年目以降の授業料も前年度の成績に応じて免除となることに加え、1年目は奨学金が支給される等、経済面でも手厚い支援が受けられるとのことです。
ABPの2016年度第1回目学生募集は12月初旬より開始される予定で、今回のご出張ではタイの高校、大学、日本語学校等を訪問し、入試に向けた広報・募集活動を行っておられるとのことです。
当センターでは、今後も日本の大学のタイにおける活動を積極的に支援していく所存です。