カセサート大学バンケンキャンパスでJSPS事業説明会を実施

2014年7月17日、カセサート大学バンケンキャンパスでJSPS事業説明会を実施しました。カセサート大学では今年の6月にカンペンセンキャンパスにて事業説明会を実施し、今回はメインキャンパスであるバンコク市内のバンケンキャンパスで実施しました。

カセサート大学は農林業分野に非常に強く、2014年QS分野別ランキングにおいて世界で48位に位置づけられています。日本との共同研究も盛んで、同大学は、山口大学が今年度より実施しているJSPS研究拠点形成事業A. 先端拠点形成型「バイオ新領域を拓く熱帯性環境微生物の国際研究拠点形成」プロジェクトのタイにおけるカウンターパートです。

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事業説明会ではPoonpipope Kasemsap国際担当副学長にご挨拶いただき、センター長がJSPSの概要を、また国際協力員が事業の説明を行いました。京都大学で博士号を取得されJSPSタイ同窓会理事も務めておられるカセサート大学農学部Dr. Suratwadee Jiwajindaと外国人特別研究員として京都大学で研究されたDr. Chinawat Yapwattanaphunにそれぞれの日本での研究経験についてご講演いただきました。 Dr. Suratwadeeは論文博士号取得希望者に対する支援事業(以下、論博事業)の申請書の書き方などを丁寧に説明されました。また、Dr. Chinawatは、タイには研究資源、日本には高い研究技術があり、これらを組み合わせて二国間で共同研究を行う意義をお話されました。
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事業説明会には、中堅の研究者を中心に50名が参加し、中には2時間ほどかけて同大学のシーラチャーキャンパスから訪れた研究者もいました。説明会後に申請方法について当センターやDr.Suratwadee、Dr. Chinawatに熱心に相談する研究者も多く、同大学の日本の大学との連携への関心の高さが感じられました。

左からPoonpipope国際担当副学長、Dr. Suratwadee

左よりPoonpipope国際担当副学長、Dr. Suratwadee

左よりセンター長、Dr. Chinawat

左よりセンター長、Dr. Chinawat