2013年11月4日、ネパール・ポカラ大学人文社会科学部長Indra Tiwari教授が当センターを来訪されました。
Tiwari教授は過去にAIT(アジア工科大学院大学Asian Institute of Technology)で教職についておられたほか、JSPS外国人特別研究員事業により2001年から2003年まで東京工業大学に滞在しておられました。また、2012年2月3日に開催した論文博士号取得者へのメダル授与式および同窓会総会にもご参加いただくとともに、2012年4月12日にも当センターに訪問頂いています。
Tiwari教授は2013年10月24日にJSPS本部を訪問し、ネパールにおける同窓会の設立及び日本の大学との学術交流協定締結に関する協議を行いました。
現在ネパールにはかなりの数のJSPS同窓生があり、JSPSフェローの受け入れを中心に日本との長期間の共同研究実績があり、これを一層推進していきたいとのことで、JSPSとネパールの対応機関との学術交流協定(MOU)の締結、同窓会の設立について、議論を行いました。
当センターからは、基本的にはJSPS本部が行った説明の繰り返しになりましたが、MOUの締結及び同窓会の設立について、まずは自主的なシンポジウムやセミナーを開催して、両国の連携実績を高めていく必要があること。その上で、同窓会も自主的に組織して活動を続けていくことの必要性について説明しました。
Tiwari教授からは、日本の研究者を招へいしてシンポジウムを実施する予定であること、また二国間交流事業への申請についても検討するとのことで、当センターとしても経過を見守ると同時に協力を行う予定です。