在タイ日本大使館主催コンケン大学日本留学説明会に参加、コンケン大学を表敬訪問及びJSPS説明会を実施

2013年11月7日、在タイ日本大使館主催コンケン大学留学説明会に参加し、その一環としてJSPS事業説明会を実施しました。

在タイ日本大使館が主催する地方留学説明会は年に四大学で実施されており、JSPSとしては昨年より本格的に参加しています。

午前中は、齊藤貢在タイ日本大使館公使を代表とし、コンケン大学を表敬訪問し、Assoc. Professor Dr. Thawalwong Ratanasiri国際交流担当副学長を代表団との会談を実施しました。

今回の日本留学フェアは14回目の開催となります。表敬訪問の席には不在でしたが、コンケン大学のAssoc. Prof. Dr. Kittichai Triratanasirichai学長は、新潟大学工学研究科で博士号を取得されており、またコンケン大学は部局間学術交流を含め、54の学術交流協定を締結しています。弘前大学がリエゾンオフィスを持っているとのことで、日本との繋がりを強力に推進しています。

表敬訪問では、参加者全員の自己紹介の後、それぞれの事業紹介が行われ、当センターからもセンター事業の説明を行いました。参加しているメンバーが研究者中心と言うこともあり、大きな関心が寄せられました。

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表敬訪問の後、JSPSの事業説明会を実施しました。

Thawalwon副学長の挨拶で、「今回のJSPSの事業の紹介で、コンケン大学の研究者に情報提供の良い機会となったこと、またこのセミナーを通じて日本及びJSPS及び日本との関係をより深めて欲しい」と挨拶しました。

JSPSからは、センター長がJSPSの概要説明を、また副センター長が国際連携プログラムについて説明を行いました。

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また、JSPS論文博士取得支援事業で論文博士を取得された医学部のKittisak Sawanyawisuth助教、人文社会学部のSukanya Aimimtham准教授から日本での研究の経験談について、発表頂きました。申請の方法や自身の研究計画等の具体的な情報提供を行いました。

最後に、教育学部長でタイ東北部元留学生会長のMaitree Inprasitha准教授より、閉会の挨拶が行われ、Maitree会長は筑波大学で博士号を取得され、日本語での挨拶で、「日本との交流を行うことで、単に研究だけでは無くそれ以上のものが得られるので、是非積極的に本プログラムに申請して欲しい」と挨拶されました。

コンケン大学は、タイ東北部を代表する研究大学ということもあり、参加された研究者は熱心に質問をされ、中には是非JSPS事業に応募したいという声もありました。また、Maitree元日本留学生会長の積極的な支援も得られ、最終的には35名の参加者がありました。コンケン大学は、日本との結びつきも強く、今後も大使館の留学説明会に参加し、大使館、JASSO、元留学生会との結びつきを強めつつ、JSPSの事業の紹介を積極的に展開していく所存です。

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