2012年12月7日(金)、藤岡利生大分大学理事・副学長(医療・研究担当)、山岡吉生医学部教授、内田智久大分大学助教が当センターを訪問されました。
山岡教授は計3回目、内田助教は6回目の来訪となります。今回、山下センター長が出張中で不在ということもあり、副センター長の対応となりました。また、今回も日本学生支援機構(JASSO)山本所長に同席いただき、留学生に関連する意見交換に参加頂きました。
大分大学は、現在大分県・宮崎県と企業等との連携で「東九州メディカルバレー構想」を推進しており、タイやベトナムなどを中心としてプロモーション活動を行っています。この構想では、医療技術研修ネットワークとして、アジア各国からの医師や看護師を受け入れ研修を実施し、日本の医療技術に習熟した人材を増やし、日本製医療機器の普及につなげること、またそのネットワークをアジアに広げ、各国に研修センターを設置する計画となっています。
また、大分大学では、科学技術戦略推進費として、アジア科学技術協力の戦略的推進「アジアにおけるヘリコバクター・ピロリ菌の分子疫学研究」(研究代表者・藤岡教授)の実施、また、JSPS組織的な若手研究者等海外派遣プログラム「東アジア分子疫学研究推進のための若手研究者派遣プログラム」、頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム「消化器感染症の最先端研究と中米におけるフィールド調査」(研究代表者・山岡教授)を通じて、国際的な共同研究を推進しています。
これまで大分大学には何度も当センターを訪問頂きました。今後とも、密に連携を取りつつ、協力関係を構築していく予定です。