洪水後のAITを視察

2012年6月11日(月)、当センターメンバー全員でバンコク郊外ランシットに位置するアジア工科大学院(AIT: Asian Institute of Technology)を訪問し、洪水被害を視察しました。

2011年10月、バンコクを襲った大洪水により(市内中心部は被害なし)、AITはその敷地全体が1メートル以上水につかりました。そのため、教員宿舎、学生寮、図書館、校舎などすべての建物が1階部分は使用不能になり、数ヶ月間の閉鎖を余儀なくされました。その後、一時的にホアヒン(Hua Hin)にあるスタムフォード大学(Stamford University)の一部を借りて授業を再開するなどしていました。

地理情報センターのみなさんと(中央女性は関山東京大学助教)

地理情報センターのみなさんと(中央女性は関山東京大学助教)

現在はすでに授業が再開され学生も戻っていますが、1階部分を中心に復興はまだ道半ばで、鉄筋がむき出しであったり、天井がめくれている状態でした。一日も早い復旧と復興を期待したいと思います。

洪水の被害を受けた教室

洪水の被害を受けた教室

洪水の被害を受けた教室

洪水の被害を受けた教室

水没の痕跡

水没の痕跡