2012年5月29日(火)、岡山大学より阿部宏史(あべ・ひろふみ)理事・副学長、小川秀樹(おがわ・ひでき)国際センター国際交流部門長および吉田裕美(よしだ・ひろみ)同助教が当センターを来訪されました。
今回の来タイは6月初旬に迫った大学の世界展開力強化事業(Re-Inventing Japan Project)への申請に向けたタイ側大学との調整ということで、その情報収集の一環として当センターにもお立ち寄りいただきました。
岡山大学では、既に5期にわたって修士課程コースを開設しているベトナムのフエ大学のほか、インドネシアのガジャマダ大学、マレーシアのマラヤ大学、タイのカセサート大学及びチュラロンコン大学と連携して同事業への申請を考えておられますが、ネットワークの一層の強化を目的に、新たにアセアン大学連合(Asean University Network)との連携を模索されているそうです。
この他に、同大学ではすでにチュラロンコン大学及びマヒドン大学と全学間協定の関係にあり、タイでのさらなる活動活性化を視野に、現地オフィスの開設や、海外研究連絡センターにおいて実施する我が国の大学等の海外活動展開に関する協力・支援事業(センターにおけるデスクの貸出)にも関心を示されました。当センターからは、現在東京農工大学から受入れを行っている事務職員の実地研修との組合せも可能である旨を説明いたしました。
当センターとしては、我が国の大学のさらなる国際化、東南アジアでの活躍に向けて、可能な限りの支援を継続していきたいと思います。