2011年5月19日(木)、当オフィスメンバー全員でチュラロンコン大学(Chulalongkorn University)を表敬訪問しました。これは、当センターの2011年度(4月から翌年3月まで)計画の一つで、タイ国内で9つ認定されている研究型国立大学を表敬し、事業紹介をしようという一環です。
チュラロンコン大学はタイで最も長い歴史を持つ大学で、国内の研究・教育を常にリードしてきた存在といえます。JSPSの協定機関であるタイ国研究協評議会(NRCT:National Research Council of Thailand)の事務総長Dr. Soottiporn Chittmittrapap教授もチュラロンコン大学医学部の所属です。
今回の表敬は、タイ国JSPS同窓会(JSPS Alumni Forum of Thailand(JAFT))理事で事務局担当であるDr. Boonchai Technaumnat准教授にご協力をお願いし、国際交流担当の総長補佐(Assistant to the President for the international affairs)であるAssist. Prof. Dr. Rattachat Mongkolnavinにお会いすることができました。
まず当センター長よりJSPS及びバンコク・オフィスの業務説明を行い、次いで、Dr. Rattachat総長補佐よりチュラロンコン大学の説明をいただきました。学長が日本の有力大学を訪問したことがあることや、奨学金等で日本への留学経験のある学生が多いことなどをお話しいただきました。
その後、会談で、JSPS事業を直接若手研究者に紹介するにあたり、チュラロンコン大学内のホームページに当オフィスのホームページを掲載いただくこと、また卒業式で当オフィスのパンフレットを配布いただけることになりました。卒業生は1000人規模ですので、非常に大きな効果が期待できるものと考えています。
また、カセサート大学で6月21日に実施する事業紹介セミナーの開催を、チュラロンコン大学でも希望する場合は研究担当の副学長をご紹介いただけることもお約束いただき、当オフィスとしては8月をめどにスケジュール調整を行う予定です。