岡山大学 槇野博史学長、神崎浩理事・副学長(国際担当)及び稲森岳央准教授の来訪

2018年2月2日、岡山大学の槇野博史学長、神崎浩理事・副学長(国際担当)及びグローバル・パートナーズの稲森岳央准教授が当センターを来訪されました。

岡山大学は、学都構想の実現を推進するための中長期的な国際戦略「岡山大学・国際戦略ビジョン21」の下、大学の国際化・グローバル化に取り組まれていらっしゃいます。その中で、アジアを中心に世界各国の大学及び研究機関と大学間国際交流協定を締結し、国際社会に貢献できる人材を育成するため、研究交流はもとより、学生交流においても積極的に留学生を受け入れるとともに学生の派遣を行っていらっしゃいます。タイにおいても現在7大学と大学間国際交流協定を締結され、学生交流等積極的に進めていらっしゃいます。今回、槇野学長、神崎理事・副学長及び稲森准教授は、協定校の一つであるカセサート大学のバンケンキャンパス(バンコク)で開催された、同大学の創立75周年記念学長フォーラムに出席するため来タイされていらっしゃいます。なお、前日の本フォーラムの初日には当センターも出席しました。(その時の様子はこちら

当センターとの意見交換では、ユネスコチェアを持ちESDを推進してきた岡山大学が、岡山市等の地域や国際社会と一体となって進めているSDGs(持続的な開発目標)について、ご説明いただきました。当センターからもアジア・アフリカ諸国の優れた研究者が、日本の大学において大学院の課程によらず論文提出によって博士の学位を取得できるように支援するプログラムである「論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU事業)」や、共同研究、セミナー及び研究者交流を通して研究交流拠点の構築とともに、次世代の中核を担う若手研究者の育成を目的とする「研究拠点形成事業」について説明させていただき、SDGsの達成に貢献するための活動を実施する上で、これらのJSPS国際交流事業を活用したいとおっしゃっていただきました。

稲森准教授、神崎理事・副学長、槇野学長、山下センター長、古屋副センター長、斉藤国際協力員

稲森准教授、神崎理事・副学長、槇野学長、山下センター長、古屋副センター長、斉藤国際協力員

当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。