2018年1月19日、ミャンマー・ヤンゴン工科大学で2016年2月以来、3回目となるJSPS事業説明会を開催しました。(前回の様子はこちら)
説明会は、Dr. Mi Sandar Mon機械工学部長の挨拶で始まりました。
フォトセッション後、山下センター長より感謝の言葉を述べた後、古屋副センター長がJSPS概要及びJSPSバンコクセンターの活動について説明しました。その後、土肥国際協力員及び斉藤国際協力員が、「外国人研究者招へい事業」、「論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)」、「二国間交流事業」及び「研究拠点形成事業」等のJSPS国際交流事業の紹介を行いました。
次に、国費留学生として東京大学で学ばれ博士号を取得し、その後、外国人特別研究員として三重大学で2年間研究を行ったヤンゴン大学地理学部のDr. Kay Thwe Hlaing教授に昨日のヤンゴン大学での説明会と同様に、申請方法から受け入れ研究者の探し方、日本での生活等についてミャンマー語でご講演頂きました。日本での研究経験豊富なDr. Kay Thwe Hlaing教授のお話しに若手参加者は熱心に耳を傾けていました。
最後に、国立遺伝学研究所の知的財産室の鈴木睦昭室長が「Introduction of technological innovation capability and Nagoya protocol implementation in Japanese University」と題して、講演を行いました。
質疑応答では、150名を超える参加者で満員に埋まった会場から、各事業について申請資格や具体的な申請手順について時間を超えて多くの質問があがり、JSPS国際交流事業の関心の高さが伺えました。質疑応答の最後に山下先生から参加者に、JSPS国際交流事業の多くは日本側が申請するため、先ずは日本側研究者と研究プランを練ってくだいと呼びかけました。
最後に、再びDr. Mi Sandar Mon機械工学部長からご挨拶をいただき、JSPS及びJSPS国際交流事業について理解を深めることができ有意義な説明会になったとのお言葉をいただきました。