大阪府立大学 榎井克明学生センター学生課長の来訪

2017年8月30日、大阪府立大学の榎井克明学生センター学生課長が、仲田くるみ国際・地域連携課地域推進室主事、雪野とし惠研究推進課研究推進グループ主事、山下剛教育推進課総務・企画グループ職員、大塚善弘学生課学務グループ職員とともに、当センターを来訪されました。
今回は、海外オフィスを設置している大学が多いバンコクでの海外オフィスの実情についての情報収集をしたいとのことでお越し頂きました。
同日、大阪府と大阪市が大阪府立大学と大阪市立大学を2022年4月に統合する計画案を決めたことが報じられたばかりでしたが、榎井課長からは、今回の統合計画を受け、海外に拠点を設置する意義等についても質問がありました。大阪市立大学はチュラロンコン大学に海外拠点を設置されていますが、大阪府立大学は海外に拠点を持っていないため、受け入れ留学生が多く、連携の強いベトナムを始めとしたASEAN諸国との交流を活性化させることを検討しているとのことです。
山下センター長からは、日本の大学がバンコクに拠点を置く理由として、まずASEAN諸国へ3時間以内に移動可能であり、研究者の研究拠点としての利便性の良さを挙げました。またバンコクに現在海外オフィスを設置している大学のオフィスの形態と合わせ、海外オフィスが海外でのインターンシップや夏休みを利用してのスタディツアー等で、受け入れ国の事務所として機能している面もある、等の説明がありました。
なお、タイに拠点を置く日本の大学間ネットワークである在タイ大学連絡会(JUNThai)についても紹介させていただき、有意義な意見交換を行うことができました。

前列左から、榎井課長、仲田主事、雪野主事、大塚職員(大阪府大) 後列左から、土肥国際協力員、山下職員(大阪府大)、山下センター長、古屋副センター長

前列左から、榎井課長、仲田主事、雪野主事、大塚職員(大阪府大)
後列左から、土肥国際協力員、山下職員(大阪府大)、山下センター長、古屋副センター長

当センターは今後も日本の大学と連携を図りながら、日タイの交流を積極的に支援、促進していきたいと思います。