在フィリピン日本国大使館を表敬訪問

2017年7月13日、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)のSusan M. Gallardo 会長とともに、在フィリピン日本国大使館を表敬訪問しました。前日の12日に開催されたJAAPのシンポジウムにおいては、在フィリピン日本国大使館から、田口利行専門調査員にご出席頂き、ご挨拶頂きましたが、今回の訪問で田口専門調査員に改めてJSPSの国際事業やJAAPの活動状況等について説明しました。
田口専門調査員からは、フィリピンでは、奨学金がなければ日本に留学することがほぼ不可能であり、奨学金のプログラムがあっても、その情報を入手できていない状況であると説明がありました。また、フィリピンには日本の大学のオフィスが少なく、日本の大学や日本留学についての情報が得ることが難しいため、大使館で把握している国費留学生経験者のネットワークだけではなく、JSPS事業並びにJICAプログラムの経験者や、私費留学生等も含めた元日本留学生のネットワーク(PHILFEJA)を今後積極的に活用したいとのお話がありました。
その後も日本とフィリピンの関係をさらに強化する取り組みや支援等について意見交換を実施する等、改めて大使館との連携強化の重要性を再認識いたしました。
当センターでは毎年、フィリピンの大学において事業説明会を実施しており、今後とも大使館との連携を強化しつつ、フィリピンの大学における研究活動の推進に貢献していきたいと思います。

古屋副センター長、山下センター長、Susan M. Gallardo 会長、在フィリピン日本国大使館 田口利行専門調査員、土肥国際協力員

古屋副センター長、山下センター長、Susan M. Gallardo 会長、在フィリピン日本国大使館 田口利行専門調査員、土肥国際協力員