ネパール・トリブヴァン大学Tirth Raj Khaniya副学長を表敬訪問

2015年1月21日、トリブヴァン大学Tirth Raj Khaniya副学長を表敬訪問しました。

トリブヴァン大学はネパールで最大の高等教育機関として1959年に設立されました。当センターでは、2015年2月にJSPSネパール同窓会(NJAA)との共催で、トリブヴァン大学工学研究院において、ネパールで初めてとなるJSPS事業説明会を開催しました。
2015年2月20日 ネパール・トリブバン大学工学研究院でJSPS事業説明会を開催

今回の訪問では、まずNJAAの Ranjan Kumar Dahal副会長から、NJAA設立の経緯や今後の活動方針について紹介を行い、NJAAが今後年1回の学術セミナーや年数回のワークショップ、JSPS事業説明会の開催を予定していること、JSPS事業への応募者に対する個別のサポートを行うこと、また研究者の集まりとして必要に応じて政府へのアドバイス等を行うことを説明しました。

続いて、JSPSの家理事からJSPS同窓会の概要と活動内容について、山下バンコクセンター長から同窓会員を対象としたブリッジプログラムについて、樋口人物交流課長から外国人特別研究員事業と招へい事業等について、各々説明を行いました。

左から山下センター長、家理事、Khaniya副学長、Ranjan副会長、樋口人物交流課長

左から山下センター長、家理事、Khaniya副学長、Ranjan副会長、樋口人物交流課長

Khaniya副学長から、現在ネパールでは教科書に基づいて教えているが、設備等の不足から専門家はネパール国内では先端技術に触れることができない現状であること、ネパールがJICA等を通じてこれまで日本から多くの支援を受けてきたことについて言及がありました。また、今後JSPSの事業を活用して日本との交流を促進したいとのコメントがありました。

その後、今後トリブヴァン大学同窓会とNJAAが協力し、ネパールにおける学術交流やJSPS事業への申請を推進することについても意見交換を行いました。