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2025年11月19日から20日にかけて、フィリピンで開催された 2025年国家科学技術イノベーションウィーク(DSTW 2025)に合わせて、フィリピン同窓会(JAAP)はフィリピン科学技術省(DOST)、マリアノ・マルコス州立大学(MMSU)、セントラルルソン州立大学(CLSU)、および 当センターと共催で、「2025 JAAP研究フォーラム、フィリピン人JSPSフェロー表彰式、JAAP総会」ならびに「第 7 回 JAAP 国際研究開発会議(JAAP-IRDC-7)」を、フィリピン・ラオアグ市にて開催しました。
本会議では、JAAP会長でありCLSU教授でもある Dr. Karl Marx A. Quizonの歓迎挨拶で始まり、続いて以下の代表者により開会挨拶および基調講演が行われました。
– Dr. Virgilio Julius P. Manzano Jr., MMSU学長
– 大谷吉生, JSPSバンコク研究連絡センター長
– Mr. Shigehiro Matsuda, 在フィリピン日本国大使館広報文化センター長
– Dr. Leah Buendia, DOST 研究開発担当次官
– Dr. Teresita A. Tabaog, DOST 第1地域局長

また、当センター国際協力員の戴莉萍からJSPS事業説明が行われました。会議は、JAAP副会長 Dr. Laura B. Fermoの閉会挨拶をもって終了しました。
今回のイベントには、日比両国の大学、研究機関、政府機関から 約100名 が参加しました。講演や議論では、包摂的イノベーションエコシステムの推進、食料安全保障の強化、農業・水産・保健・環境分野の発展など、持続可能な国づくりに向けた幅広いテーマが取り上げられました。本イベントは、日本とフィリピンの科学技術協力を一層深め、国際連携を促進する貴重な機会となりました。

<講演タイトル>
– Theoretical and Numerical Studies on Ultrasonic Nondestructive Evaluation Using Guided Waves
東京科学大学 丸山泰蔵 准教授
– Adaptation for Climate Change: What Can We Do as a Society?
東京大学 福士謙介 教授
– Epistemic Goals and Practices in the Biology Curriculum: A Comparison Between the Philippines and Japan
Dr. Denis Dyvee Errabo, De La Salle University
– The Status of Biological Control Approaches Against Aedes-borne Diseases: How Far Are We in Effectively Controlling This Mosquito Vector?
Dr. Thaddeus Carvajal, De La Salle University
– When White Meets Red: The Case of the Natural Mutant Mulberry Wood Lacking Cinnamyl Alcohol Dehydrogenase
Dr. James Paul T. Madigal, Mariano Marcos State University
– Innovating High-Value Materials from Agri-waste: A Comparative Study of Rice Hull-Derived Silica and Carbon from Japan and the Philippines
Dr. Emie S. Mirasol, Mariano Marcos State University
– From Waste to Worth: Advancing Circular Innovation for a Resilient and Inclusive Society
Dr. Michael Angelo Promentilla, De La Salle University
– Education 5.0: Integrating Research, Creativity, And Innovation For Transformative Teaching in Philippines Higher Education
Dr. Fernan B. Tupas, Northern Iloilo State University
– Sharing Experience by 2025 JSPS RONPAKU Awardee Dr. Nonnatus S. Bautista
– Sharing Experience by JSPS Bridge Fellow Dr. Krintine S. Pascual

JAAP会長 Dr. Karl Marx A. Quizonによる歓迎挨拶

大谷吉生センター長による開会挨拶

在フィリピン日本国大使館広報文化センター長 Shigehiro Matsudaによるビデオメッセージ

戴莉萍国際協力員によるJSPS事業説明

優秀なフィリピン人JSPSフェローおよび論博事業受賞者

「2025 JAAP研究フォーラム、フィリピン人JSPSフェロー表彰式、JAAP総会」での集合写真

MMSU学長 Dr. Virgilio Julius P. Manzano Jr.による開会挨拶

DOST 研究開発担当次官 Dr. Leah Buendiaによる基調講演

東京科学大学丸山泰蔵准教授による講演

東京大学福士謙介教授による講演

研究発表コンテスト

ポスター発表コンテスト

JAAP-IRDC-7での集合写真

2025年10月31日に、JSPSネパール同窓会(NJAA)は、「ネパールにおける放射線安全と防護の実践」をテーマにした「10th Symposium of Nepal JSPS Alumni Association (NJAA)」をネパール・カトマンズで開催しました。
シンポジウムは、NJAA副会長のDr. Puspa Raj Paudelによる歓迎の挨拶で始まり、続いて以下の来賓よりご挨拶があり、当センター長の大谷吉生よりも挨拶を行いました。
– Dr. Mandira Singh Shrestha(Water Centre 21 PAHAL 所長)
– 原 ノエル氏(在ネパール日本国大使館 一等書記官)
– Dr. Buddha Ram Shah(ネパール科学技術アカデミー〈NAST〉学長代行)
– Dr. Khadag KC(トリブバン大学 教務担当学長)

開会式の最後には、NJAA初代会長Dr. Rijan Bhakta KayasthaおよびNJAA現会長Dr. Ranjan Kumar Dahalからの挨拶が行われました。
続いて、赤羽恵一博士(日本・国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構〈QST〉)による基調講演が行われ、その後、一日を通して多様な講演が続きました。また、バンコク研究連絡センター国際協力員の戴莉萍からJSPS事業説明を行いました。
本シンポジウムには、学術界、研究機関、行政機関などから約100名が参加しました。講演では、放射線安全と防護に関する現状の取り組み、規制、技術的進展、さらに食品安全や科学技術分野への応用などについて活発な議論が行われました。このシンポジウムは、日本とネパールの科学的連携の強化および国際的な協力促進のための貴重な交流の場となりました。

<講演タイトル>
– Radiation Safety and Regulations in Japan
Dr. Keiichi Akahane, National Institutes for Quantum Science and Technology, Japan (QST)
– Radiation Protection Activities in Nepal
Dr. Buddha R. Shah, Nepal Academy of Science and Technology (NAST), Khumaltar
– Tinbhangale Uranium Deposit in Nepal-Preliminary Understanding
Dr. Ranjan K. Dahal, Tribhuvan University, Central Department of Geology, NJAA President
– Current Trends and Path forward in Radiation: Protection in Medical Applications
Dr. Kanchan P. Adhikari, National Academy of Medical Sciences
– Roadmap-Adoption of e-Beam Technology for Food Security in Nepal
Dr. Jay Gurung, Nepal Development Research Institute (NDRI), Lalitpur, Nepal
– Radioactive mineralresources of Nepal
Mr. Dharma Khadka, Department of Mines and Geology
– Radiological Mapping and Dose Assessment Using In-Situ Gamma Ray Spectrometry in Central Nepal
Dr. Anita Mishra, Nuclear Research Laboratory, Central Department of Physics, Tribhuvan University

大谷吉生センター長による挨拶

在ネパール日本大使館第一秘書原ノエル氏による挨拶

赤羽恵一先生による基調講演

戴国際協力員によるJSPS事業説明

会場での質疑応答

日本人研究者とネパール人研究者とのコミュニケーション

主催者及び参加者の集合写真

拠点名: 金沢大学 ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)
ナノ生命科学研究所 ホームページ: https://nanolsi.kanazawa-u.ac.jp/
内容: テニュア・トラック教員(准教授または助教)の公募
応募締切: 2025 年 12 月 26 日
業務内容に関する連絡先: 金沢大学ナノ生命科学研究所 教授(所長) 福間 剛士
Email: fukuma*staff.kanazawa-u.ac.jp
※メールを送る際は「*」を「@」に置き換えてください。

詳細は下記 URL をご参照ください:
https://nanolsi.kanazawa-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/October_29_2025_Assoc.Prof_orAsst.Prof_._until_December26_2025JP.pdf

2025年10月29日に、NRCTにて、NRCT、JSPS及びJAATの共催により「第9回 国際学術論文執筆ワークショップ」を開催しました。
開会式は、JAAT会長Sukanya Aimimtham准教授の開会挨拶で始まり、JSPSバンコクセンターの大谷吉生センター長、NRCTのSirinporn Deawtrakool副事務局長による歓迎挨拶がありました。
また、開会式後には、当センターの現地スタッフSoratus Lertampornvit事務補佐員から、JSPSの事業説明を行いました。
ワークショップは、講師の専門分野に基づき、以下の3グループに分かれて行われました。

-科学分野: Prof. La-orsri Sanoamuang, Assist. Prof. Dr. Wuttipong Mahakam
-社会科学分野: Assoc. Prof. Dr. Dararat Mattariganond, Asst. Prof. Dr. Patcharin Lapanun
-医学分野: Prof. Dr. Kittisak Sawanyawisuth

各分野の専門家であり、論文執筆において豊富な経験を持つ優れた研究者の先生方に講師としてご登壇いただき、当センターとしても大変光栄です。
本ワークショップは若手研究者が研究論文執筆スキルを向上させる上で、非常に重要な機会になりました。

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NRCT:タイ国家研究評議会(National Research Council of Thailand)
JAAT:日本学術振興会タイ同窓会(The JSPS Alumni Association (Thailand))
JSPS:日本学術振興会(Japan Society for the Promotion of Science)

講師、運営スタッフ

JSPS事業説明

運営スタッフ集合写真

日印科学技術協力協定締結40周年を記念して、JSPSインド同窓会(IJAA)は「International Conference on Frontier Areas of Science and Technology 2025 (ICFAST 2025)」を開催しました。この会議は、カリカット(10月10日、11日)で国立工科大学カリカット校(NIT Calicut)と共同で開催したセミナーと、デリー(10月12日)でインド工科大学デリー校(IIT Delhi)と共同で開催したセミナーの2つのセミナーで構成されました。

2019年ノーベル化学賞受賞者である吉野彰氏をはじめ、日本およびインドから27人の研究者が招かれ、科学技術に関する講演、参加者たちと将来展望について意見交換を行いました。

IJAAメンバー、日本およびインドの研究者、インドの中学生、高校生、大学生など、約850名が参加し、大成功のうちに幕を閉じました。

JSPSバンコク研究連絡センターからは、開会セレモニーにおいて大谷吉生センター長が杉野剛理事長からのメッセージを両会場で伝達し、藪田かず美副センター長、原美香国際協力員がJSPSの事業説明を行いました。

【国立工科大学カリカット校でのセミナー】

杉野理事長からのメッセージを伝達する大谷センター長

挨拶を行うインド同窓会長 サクチ・クマール教授

学生と意見交換を行う吉野彰氏(旭化成株式会社名誉フェロー)

中村真子教授、副理事(九州大学)による培養肉に関する講演

阿部洋教授(名古屋大学)によるmRNA設計に関する講演

JSPS事業説明

ポスターセッション

国立工科大学カリカット校の学生による文化プログラム

【インド工科大学デリー校でのセミナー】

杉野理事長からのメッセージを伝達する大谷センター長

挨拶を行うインド同窓会長 サクチ・クマール教授

挨拶を行う吉野彰氏(旭化成株式会社名誉フェロー)

中村真子教授、副理事(九州大学)による培養肉に関する講演

阿部洋教授(名古屋大学)によるmRNA設計に関する講演

JSPS事業説明

参加者集合写真

運営スタッフ

 

ICFAST2025のウェブサイト
カリカット: https://icfast2025.com/
デリー: https://indiajapanstyear2025.com/

JSPSバンコク研究連絡センターは、当センターの活動報告や研究者の経験談などを掲載した「バンコクの風2025 Vol.1」を発行しています。
以下からぜひご覧ください。

「バンコクの風 2025 Vol.1」

バックナンバーはこちら
https://jsps-th.org/activity/

2025年9月8日から9日にかけて、タイ国トラン県にて、NRCT、JSPS及びJAATの共催により「第8回 国際学術論文執筆ワークショップ」を開催しました。本ワークショップは、以下の目的で実施しました。
・著名な教授や研究者から専門的な指導を受けること
・EndNoteなどの文献管理ソフトの使い方を学び、研究の整理に活用すること
・論文の質を向上し、国際的な学術雑誌への掲載の可能性を高めるべく個別フィードバックを受けること
・同じ分野の研究者や専門家とネットワークを広げること

開会式に先立ち、コンケン大学のKittisak Sawanyawisuth教授によるプレゼンテーションが行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。その後、開会式では、JAAT会長のSukanya Aimimtham准教授が司会を務め、NRCTのDr. Wiparat Dee-ong事務局長による開会挨拶、続けて、原美香国際協力員より、当センター長大谷吉生からのメッセージを代読しました。
このイベントには、タイ国内外から多くの研究者が参加し、学術論文の執筆力を高めるとともに、国際的な研究交流を促進する貴重な機会となりました。

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NRCT:タイ国家研究評議会(National Research Council of Thailand)
JAAT:日本学術振興会タイ同窓会(The JSPS Alumni Association (Thailand))
JSPS:日本学術振興会(Japan Society for the Promotion of Science)

集合写真

講演者及び参加者の様子

2025年8月27日に、JSPSマレーシア同窓会(JAAM)、マレーシア科学アカデミー(ASM)、および当センターとが共催で、「JAAM-JSPS-ASM STIE SYMPOSIUM」をマレーシア・クアラルンプールにて開催しました。本シンポジウムのテーマは、「AIによる気候変動適応:21世紀におけるレジリエントな地域社会の構築」でした。
開会に際して、JAAM副同窓会長(現同窓会長)のProf. Datuk Ir. Ts. Dr. Ahmad Fauzi Ismail及び当センター長大谷吉生ほか、関係者から挨拶がありました。その後、マレーシアおよび日本の専門家3人による講演が行われ、専門家の知見や各国の取り組みが共有されました。会場には約70名の参加者が集まり、オンラインでも多くの参加者がありました。

Lecture Titles:
■ ASEAN Science, Technology and Innovation (STI) Platform for Disaster and Climate Resilience: Enhancing Regional Cooperation Between ASEAN and Japan
(Dr. Shohei Matsuura, National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience (NIED))
■ AI-Powered Climate Adaptation: Strengthening Communities through Flood Resilience and Dam Safety
(Prof. Datin Ir. Dr. Lariyah Mohd Sidek, Universiti Tenaga National (UNITEN))
■ EDiSON (Earth Disaster intelligent System & Operational Network)
(Mr. Wataru Suzuki, SAP Japan Co., Ltd.)

当センター長大谷吉生による開会挨拶

 

松浦象平先生による講演

Prof. Datin Ir. Dr. Lariyah Mohd Sidek による講演

鈴木渉氏による講演

参加者集合写真

2025年8月9日から17日にかけて、タイ国立科学博物館(NSM)主催、タイ高等教育・科学・研究・イノベーション省(MHESI)後援により開催された、タイ最大の科学技術博覧会「Thailand National Science and Technology Fair 2025(NST Fair 2025)」に出展しました。

ブースでは、当センターの活動紹介に加え、タイ国内に拠点を置く日本の大学によるポスター展示を行いました。さらに、日本の大学と先端的な共同研究を行っているカセサート大学水産学部のNarongrit Muangmai准教授とその研究チームによる特別企画「藻類の冒険:ミクロからマクロへ」を実施しました。また、「未来の研究者になった自分を想像しよう」と題した、顕微鏡や試験管、本などの科学モチーフ会等が描かれたイラストに自由に色を塗る子ども向けのアクティビティも行いました。

会期中、当ブースには多くの子どもたちが訪れ、顕微鏡を通じて藻類の微細な世界を観察しました。Narongrit Muangmai准教授及びチームメンバーのわかりやすい解説のもと、参加した子どもたちにとっては科学への関心を深め、楽しみながら学ぶ貴重な体験となりました。

ポスター展示

Narongrit Muangmai准教授とその研究チームによる特別企画「藻類の冒険:ミクロからマクロへ」

アクティビティ「未来の研究者になった自分を想像しよう」

在タイ日本国大使館西岡達史次席公使からの訪問

参加者の様子

参加者の様子

参加者の様子

参加者の様子

参加者の様子

JSPS Bangkok Officeを紹介している様子

ポスターを紹介している様子

チームメンバー

2025年7月19日から20日にかけて、タイ・チャチューンサオ県のChuk Kracher Communityにて、「NRCT–JSPS–JAAT地域活性化イベント」を開催しました。NRCT–JSPS–JAAT地域活性化イベントでは、持続可能な開発目標(SDGs)への理解と実践を目的として、地域住民を対象にサステナビリティをテーマにした、5つのワークショップにて、体験学習や専門知識習得の場が提供されました。

・農業廃棄物を活用したバイオ炭の製造(Biochar)
・ハリナシバチの養蜂
・植物由来染料を用いた草木染めプリント体験(Eco-printing)
・ハーブ石けん作り・食品の安全と衛生管理

90名以上の地域住民が本イベントに参加し、地域住民同士の意見交換の場としても機能し、コミュニティの活性化の一助を担う支援活動となりました。

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NRCT:タイ国家研究評議会(National Research Council of Thailand)
JAAT:日本学術振興会タイ同窓会(The JSPS Alumni Association (Thailand))
JSPS:日本学術振興会(Japan Society for the Promotion of Science)

Chuk Kracher Community:
チャチューンサオ県にあるチュククラチェー・コミュニティは、10年以上にわたり、地域の土地の活用や暮らしの向上に取り組んできた農村のコミュニティです。はじめは、バナナやココナッツなどの農産物を販売することで収入を得ていましたが、新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けました。そのような中、地域では新たに、製品に付加価値をつける取り組みや、エコツーリズム(自然や文化を活かした観光)の開発に力を入れるようになりました。
さらに、NRCTから2つの助成を受けたことで、地域のインフラ(道や施設など)の整備、農業手法の改善、住民の技術力の向上が進みました。また、JAATにより、バイオ炭の製造方法、養蜂、植物を使った染布方法、食品の安全などの点では、技術サポートも行われました。これらの活動を通じて、チュククラチェー・コミュニティは、持続可能な発展と地域の人々が主役となる観光地づくりへと一歩ずつ歩を進めています。

イベントポスター

イベントポスター

ワークショップの様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

現地のコミュニティと交流する様子

集合写真

2025年度JSPS科学研究費助成事業・帰国発展研究の公募を開始いたしました。公募要領は、JSPS本部ウェブサイトにてご確認ください。

趣旨
国際共同研究加速基金(帰国発展研究)は、海外の研究機関等において、優れた研究実績を有する独立した研究者が、日本に帰国後すぐに研究を開始できるよう、研究費を支援するものです。
当該研究者が日本を主たる拠点として研究を実施することにより、当該研究者を通じた外国人研究者との連携等による日本の研究活動の活性化に資するとともに、帰国直後の研究費支援があることで若手研究者の海外挑戦の後押しにつながることも期待しています。

公募要領
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/35_kokusai/03_kikoku/koubo.html

公募期間
令和7(2025)年7月14日(月)~9月17日(水)午後4時30分(厳守)
※科研費電子申請システムは、7月22日(火)から利用することができます。

応募資格
応募時点において、
① 日本国外の研究機関に所属し、独立した研究者として活動している者であるこ と、又は、日本学術振興会海外特別研究員(以下「海外特別研究員」という。)と して採用中の者であること(日本国内の研究機関に所属している者を除く)
② 現に日本国外に居住する日本国籍を有する者であること
③ 科研費応募資格を有していない者であること ※応募に当たって、帰国後の所属先の内定の有無は問いません。

※今年度より、日本学術振興会海外特別研究員として採用中の者についても、「独立した 研究者」として活動しており、応募資格を全て満たせば応募が可能です。

問い合わせ先
独立行政法人日本学術振興会 研究事業部 研究助成第三課 国際科学研究費係
電話:+81-(0)3-3263-4927
メール:kksi-kaken@jsps.go.jp

大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)は、Advanced Postdoc Program による博士研究員・Young Lead Researcher (YLR)による准教授を募集します。詳細については、以下ご確認いただきますようお願いいたします。

1. Advanced Postdoc Program による博士研究員公募のご案内
免疫学フロンティア研究センター(IFReC)では、Advanced Postdoc Program による博士研究員2-3名を募集しています。本プログラムでは採用者は、IFReC 主任Young Lead Researcher (YLR)研究者の研究室において研究を推進します。また、3 年間の雇用期間において独自研究のための研究費(年間 300 万円)を提供します。定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
本プログラムについては以下のサイトをご覧ください。
https://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/lp/apd/

2. Young Lead Researcher (YLR)による准教授公募のご案内
免疫学フロンティア研究センター(IFReC)の Young Lead Researcher (YLR)プログラムでは、准教授を2名募集しています。本プログラムは有望な若手研究者を国際的に競争力のある独立した研究者へと育成することを目的とし、5年の雇用期間において、自らの研究グループを立ち上げ独自研究を発展させる機会を提供します。着任後ただちに研究を開始できるよう、施設・機器が整備された研究スペース、研究費(年700万円(採用より3年間))、採用者以外の⼈件費(年 1,000 万円)を支援します。応募締切は 2025 年 10 月 31 日です。
本プログラムについては以下のサイトをご覧ください。
https://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/en/recruit/#sec02

お問い合わせ
大阪大学免疫学フロンティア研究センター
Email:ifrec-office@ifrec.osaka-u.ac.jp

– 免疫学フロンティア研究センター(IFReC)とは
免疫学フロンティア研究センター(IFReC)は、世界トップレベルの「目に見える拠点形成」を目的とした、文部科学省の「世界トップレベル国際研究拠点プログラム(WPI)」に採択され 2007 年 10 月 1 日に発足しました。免疫学の基礎研究のさらなる深化と、先端的研究成果の社会還元の加速を目指しています。
URL: https://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/index.htm

– WPI とは
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、2007 年度から文部科学省の事業として開始されました。システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援により、第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指しています。
URL: https://www.jsps.go.jp/j-toplevel/

2025年6月16日に、JSPSタイ同窓会(JAAT)は、国家研究評議会事務局(NRCT)および当センターと共催で、「AIを活用した研究とイノベーション」をテーマとするシンポジウムをバンコクで開催しました。
日本とタイから5名の講演者が招かれ、教育、研究、医療、デザインなど多岐にわたる分野におけるAIの変革的な役割について、専門知識を共有し、70名を超える参加者とともに有意義な議論が行われました。

<NRCT – JSPS – JAAT Symposium>
Welcoming remarks:
Associate Professor Dr. Sukanya Aimimtham, President of JSPS Alumni Association (Thailand) (JAAT)
Prof. Dr. Yoshio Otani, Director of Japan Society for the Promotion of Science (JSPS), Bangkok Office

Speech from honored guest:
Mr. Kentaro Nagai, First Secretary for Digital, Information & Communications Technology, Space, Science, Technology & Innovation of Embassy of Japan in Thailand

Opening remarks:
Ms. Sirinporn Deawtrakool, Deputy Executive Director of the National Research Council of Thailand (NRCT)

NRCT-JSPS-JAAT主催者及び在タイ日本大使館の来賓

左からMr. Takamasa Tanimura, Associate Professor Dr. Sukanya Aimimtham, Ms. Sirinporn Deawtrakool, Prof. Dr. Yoshio Otani, Mr. Kentaro Nagai

Lecture Titles & Speakers:
– “AI and e-Learning Support Systems in Research and Education”
(Assoc. Prof. Dr. Takahiko Mendori, Kochi University of Technology, Japan)
– “AI-Driven Research and Innovation”
(Assoc. Prof. Dr. Ekkarat Boonchieng, Chiang Mai University, Thailand)
– “From Clinical to AI Research and Innovation
(Assoc. Prof. Dr. Suraphong Lorsomradee, Chiang Mai University, Thailand)
– “AI in Techno-Science and Engineering”
(Asst. Prof. Dr. Thanawin Rakthanmanon, Kasetsart University, Thailand)
– “Stream Diffusion AI for real-time visual design”
(Assoc. Prof. Dr. Janat Thiengsurin, Chulalongkorn University, Thailand)

Assoc. Prof. Dr. Takahiko Mendori, Kochi University of Technology, Japan

Assoc. Prof. Dr. Ekkarat Boonchieng, Chiang Mai University, Thailand

Assoc. Prof. Dr. Suraphong Lorsomradee, Chiang Mai University, Thailand

Asst. Prof. Dr. Thanawin Rakthanmanon, Kasetsart University, Thailand

Assoc. Prof. Dr. Janat Thiengsurin, Chulalongkorn University, Thailand

本シンポジウムの成功にご尽力いただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

集合写真

集合写真

2026年度リンダウ・ノーベル賞受賞者会議派遣事業の参加者募集を開始いたしましたので、お知らせいたします。

2026年度のリンダウ会議は物理学、化学、生理学・医学関連分野を対象として、3分野合同で開催されます。当事業は、海外で研究をする日本人研究者にも申請資格がございます。

【概要】
本会議は、世界各地の若手研究者の育成を目的として1951年に開設され、毎年夏に約1週間の日程でリンダウにて開催されています。毎回30名程度のノーベル賞受賞者が招かれ、世界各地から集った若手研究者に対して講演を行うとともに、参加者とのディスカッションに応じるもので、若手研究者にとっては、受賞者と昼夜親しく接して大きな知的刺激を受けると同時に、世界中に研究者ネットワークを形成する絶好の機会となっています。
今回は5年ぶりの3分野合同開催となり、分野を超えた交流から、学際的な視点や新しいアイデアが生まれるまたとないチャンスです。

対象分野:3分野合同(物理学、化学、生理学・医学関連分野)
日  程:令和8(2026)年6月28日(日)~7月3日(金)
受付締切:令和7(2025)年8月4日(月)17:00(日本時間)
支援内容:会議参加費、会議会場までの往復交通費

詳細は募集要項をご確認ください。
https://www.jsps.go.jp/j-lindau/shinsei_boshu.html

理化学研究所より、2025年度ECL研究チームリーダー/ユニットリーダーの公募に関する案内がありました。関心をお持ちの方は、以下より詳細をご確認ください。
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理化学研究所ECL制度では、ずば抜けて優秀な若手研究者に対して、PIとして自身で打ち立てた研究計画を推進する機会と研究環境を提供します。

募集職種
・理研ECL研究チームリーダー(部長級。大学の若手教授相当)
・理研ECL研究ユニットリーダー(課長級。大学の准教授/講師相当)

応募資格:博士の学位または同等の研究能力を有し、研究を統括・推進する能力を有している研究者。

研究分野:自然科学全般(数理科学、情報科学を含む)、および人文・社会科学との境界・融合領域。

年間研究費:チームリーダー:平均3,000万円、ユニットリーダー:平均1,000万円
※円滑なラボの立ち上げのために、年間研究費とは別に初期費用を追加で支給します。
※チームリーダー/ユニットリーダー自身の人件費は制度が負担します。
※女性研究者の研究活動を積極的に支援するため、女性合格者に対しては加藤セチプログラムを適用し、上記の年間研究費に加え、毎年度最大1,000 万円を上限とした追加研究費の支援を行います。

研究実施場所:理研の研究センターが活動拠点とする日本国内のいずれかのキャンパス

着任時期:2026年8月1日から2027年1月1日(応相談)
上記よりも早く着任を希望する方も相談可能

雇用期間:最大7年間
※原則として着任5年目に1度、無期雇用PIへの審査に申し出ることができます。

年俸:チームリーダー:1,092万円、ユニットリーダー:852万円
前職の給与を下回る場合は、前任地の物価事情、当該者の学識・知見・実績等を総合的に判断し、年俸額を加算する場合があります。

締切日
事前登録締切:2025年8月 7日(日本時間正午)
応募書類締切:2025年8月14日(日本時間正午)

募集要項https://www.riken.jp/careers/programs/riken_ecl/call2025/

1.開催概要
2025 年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)において、九州大学は未来社会ショーケース事業「グリーン万博」(DAC-U🄬装置稼働実証)にサプライヤーとして協賛し、地球温暖化対策における先進的なカーボンニュートラル技術を展示します。
九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I²CNER)の藤川茂紀教授が代表を務めるムーンショット型研究開発事業のプロジェクトチームが、現在開発中のDirect Air Capture and Utilization装置(以下、「DAC-U🄬装置」)の展示および稼働実証を行います。
このDAC-U🄬装置は、藤川教授が開発した、食品包装用ラップの300分の1の厚みしかない極薄のナノ膜技術を活かし、空気中からCO₂を選択的に捕捉します。回収されたCO₂は、植物の生育促進やメタンガスの製造など、日常生活の様々な場面で有効活用することができます。
DAC-U🄬を含む日本の多くの先端カーボンニュートラル技術および設備は、大阪・関西万博カーボンリサイクルファクトリー「RITE未来の森」内に設置されます。皆様のご来場をお待ちしております。

2.開催期間
2025年4月13日(日) – 10月13日(月)

3.開催場所
夢洲(大阪市臨海部)(https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/access/

4.申込方法
ご来場には事前のご予約が必要です。「RITE未来の森」ホームページの見学予約フォームからお申し込みください。
[「RITE未来の森」ホームページ] https://rite.or.jp/expo2025/

5.ウェブページ
[大阪・関西万博公式Webサイト] https://www.expo2025.or.jp/future-index/green/dac_3/
[特設サイト] https://k-nets.kyushu-u.ac.jp/expo2025/

6.お問い合わせ
九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I2CNER) 教授
藤川 茂紀
[ウェブページ] https://i2cner.kyushu-u.ac.jp/~fujikawa/
[メール] fujikawa.shigenori.137@m.kyushu-u.ac.jp

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【WPIとは】
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、平成19年度から文部科学省の事業として開始されました。
システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援により、第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指しています。
日本学術振興会では、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け、審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化に向けた活動支援に係る業務を行っています。

WPI Forum ウェブサイト
https://wpi-forum.jsps.go.jp/

大阪大学のWPI-IFReCより、募集期限を2025年5月31日(土)までに延長するとのご連絡がありました。 

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大阪大学・免疫学フロンティア研究センター(IFReC)では、ImmunoSensation²(ボン大学、ドイツ)との共催にて、若手免疫学研究者を対象とした「第4 回International School on Advanced Immunology」を、下記の通り開催いたします。本スクールにおいては、国内外の免疫学研究の第一線で活躍する講師陣を招き、世界中からの応募者より約50 名の優秀な参加者を選抜し、免疫学における次世代のリーダー育成の機会にしたいと考えています 

つきましては、応募対象者の方におかれましては、本スクールへご応募をご検討いただけますと幸いです。また、優秀な若手研究者にもご周知いただき、ご推薦・ご応募賜りますようお願い申し上げます。 

本スクールにおいては、最先端の免疫学研究についての講義は言うまでもなく、世界中から選抜された参加者の研究成果発表のレベルも高く、講師や他参加者との議論や交流による高い教育的効果が期待されます。これに加えて、本スクールを通じて同世代の海外研究者との人的ネットワークの形成も行われます。 

本スクールのようなレベルの高い教育プログラムへの若手研究者の参加について、積極的なご協力を賜りたくお願い申し上げます。参加者は€350 の参加費の負担は必要ですが、宿泊費は事務局が負担し、渡航費用についても最大€600 まで支援される可能性があります。

 

受講生応募期限 :2025 年5 月16 日(金)→ 2025年5月31日(土)
開催期間 :2025 年9 月14 日(日)- 19 日(金)
会場 :Seehotel Maria Laach, Germany
応募対象者 :博士課程学生あるいは若手研究員(博士取得後3 年以内)

本スクールについて詳しくは以下のURL をご覧ください。
International School on Advanced Immunology: https://www.advanced-immunology.net/
【期限延長】第 4 回 International School on Advanced Immunology 参加者募集のお知らせ(PDF)

 


 

WPI拠点である「広島大学持続可能性に寄与するキラルノット超物質拠点(WPI-SKCM²)」について、研究活動・実績をご紹介します。 

広島大学持続可能性に寄与するキラルノット超物質拠点(WPI-SKCM²)
【WPI-SKCM²】研究活動・実績1

【WPI-SKCM²】研究活動・実績2

【WPIとは】
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、平成19年度から文部科学省の事業として開始されました。
システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援により、第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指しています。
 日本学術振興会では、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け、審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化に向けた活動支援に係る業務を行っています。 

  WPI Forum ウェブサイト
  https://wpi-forum.jsps.go.jp/ 

京都大学より、次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」第16期の公募について、以下のとおり案内がありました。 ご興味のある方は連絡先に書かれている京都大学白眉センターの担当者に直接お問い合わせ願います。 
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概要
 京都大学では、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を立ち上げ、優秀な若手研究者を年俸制特定教員(准教授、講師、助教)として採用し、自由で研究に専念できる環境を提供し、世界トップレベルの研究者として活躍するとともに、次代の学術を担う人材を本学において育成することを目的として、次世代を担う先見的な研究者を育成するための取り組みを進めています。 

グローバル型 
1.分野:基礎から応用にわたる、人文学、社会科学、自然科学の全ての分野を対象 
2.対象者:国籍を問わず、博士の学位を有する方、あるいは博士の学位を取得した者と同等以上の学術研究能力を有する方であれば、どなたでも応募可能 
3.採用数:毎年20名程度の教員を京都大学の特定教員(特定助教または特定准教授または特定講師) 

募集と審査の流れ 
 選考については、京都大学白眉センターに、本プロジェクトに係る採用候補者の選考を行うための委員会である「伯楽会議」を設置して行います。第一次審査として専門委員会において書類選考を、第二次審査として伯楽会議において日本語または英語による面接をそれぞれ行い、研究面のみならず次世代のリーダーとしての資質等を総合的に判断して採用候補者の選考を行います。伯楽会議で選考された採用候補者については、第三次審査として、センターにおける重要事項を審議するための運営委員会に諮り、採用内定者を決定します。 

公募要領等 
「公募要領」「応募者登録・提案書作成要領」及び「FAQ」を必ずご確認ください。 
詳細:https://www.hakubi.kyoto-u.ac.jp/recruitment/ 

応募締切
 2025年5月16日(金) 13:00(日本時間)  

連絡先
京都大学白眉センター 
E-mail:recruit*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください。) 

2025年4月より、当センターに新しい副センター長と国際協力員が着任しました。

・副センター長 藪田 かず美(金沢大学)
・国際協力員 原 美香(徳島大学)
・国際協力員 戴 莉萍(東京大学)

副センター長は2年、国際協力員は1年の任期で、大谷センター長のもと一丸となって、バンコクの気候のようにホットな活動を展開してまいります。
引き続き当センターへの熱いご支援をお願い申し上げます。

左からLERTAMPORNVIT(Boston)タイ人スタッフ、薮田副センター長、大谷センター長、戴国際協力員、原国際協力員 — タイの新年「ソンクラーン祭り」を祝して、全員が伝統的なソンクラーンシャツを着用しています。

JSPSバンコク研究連絡センターは、当センターの活動報告や研究者による執筆記事などを掲載した「バンコクの風」を発行しています。
以下からぜひご覧ください。

「バンコクの風 2024」

バックナンバーはこちら
https://jsps-th.org/activity/

2025年3月12日に、JSPSタイ同窓会(JAAT)は、国家研究評議会事務局(NRCT)および当センターと共催で、「JSPS-NRCT-JAAT Annual Symposium 2025(異常気象時の洪水災害管理:日本とタイから学んだ教訓)」をバンコクにて開催しました。
日本とタイから合計4名の講演者が招かれ、洪水災害に対する防災活動とリスク管理について専門知識を共有し、70名を超える参加者とともに有意義な議論が行われました。

<講演タイトル>
■ “Recent Intensified Flood Disasters in Japan”
(Prof. Dr. Norihiro Izumi, Hokkaido University, Japan)
■ “Water-Related Disaster Management under Changing Climate Conditions and Social Environment”
(Prof. Dr. Kenji Taniguchi, Kanazawa University, Japan)
■ “What Has Changed After the Severe 2011 Thailand Flood?”
(Dr. Sutat Weesakul – Advisor to the Hydro-Informatics Institute (HII), Thailand)
■ “Current Status and Challenges in Operating Flash Flood Early Warning Systems in Thailand”
(Dr. Supapap Patsinghasanee – Director of Information and Communication Technology Center, Department of Water Resources)


出席者との記念撮影

2025年1月8日から9日に、在タイ日本大使館が主催する留学説明会「Japan Education Fair in Songkhla」に参加し、Prince of Songkla University及びHatyaiwittayalai Somboonkulkanya schoolを訪問しました。大学生及び高校生に向けて当会の紹介を行い、当会事業を知ってもらう貴重な機会となりました。


事業説明を行う福田副センター長


留学説明会参加者

2025年2月23日に、JSPSバングラディシュ同窓会(BJSPSAA)は「16th International Symposium 2025」をバングラディシュのダッカ大学にて開催しました。「持続可能な未来のためのイノベーション:新たな課題に取り組むための科学技術の活用」をテーマとし、日本とネパールの研究者がそれぞれ講演を行いました。
また、JSPSからは、大谷センター長が挨拶を行うとともに、福田副センター長がJSPSの事業説明を行いました。
本シンポジウムでは、各講演セッションに加えて、JSPSのRONPAKUプログラムの修了生に対するメダル授与式も行われました。

<講演タイトル>
■ How marine debris affects the productivity of marine ecosystems(Professor Gregory N. Nishihara (Nagasaki University, Organization for Marine Science and Technology, Institute for East China Sea Research, Nagasaki, Japan))
■Creation of novel cereals via in vitro fertilization system toward sustainable agriculture(Professor Takashi Okamoto (Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University, Tokyo, Japan))
■Potential application of novel technology for early pregnancy detection in cattle (Professor Keiichiro Kizaki (Department of Veterinary Medicine, Faculty of Agriculture, Iwate University, Iwate, Japan)
■Microplastics impact of marine organisms and expanding process (Professor Masashi Yokota (Department of Marine Biosciences, Tokyo University of Marine Science and Technology, Tokyo, Japan))

集合写真
BJSPSAAメンバーと

大谷センター長
開会の挨拶を行った大谷センター長


RONPAKUプログラムの修了生に対するメダル授与

2025年2月20日に、JSPSインドネシア同窓会(JAAI)は「The 8th International Symposium of JSPS Alumni Association of Indonesia」をインドネシアのジョグジャカルタにあるガジャ・マダ大学にて開催しました。「適応力、回復力、持続可能性のあるインドネシアに向けたJAAIの役割」をテーマとし、日本とネパールの研究者がそれぞれ講演を行いました。
らは、大谷センター長が挨拶を行うとともに、福田副センター長がJSPSの事業説明を行いました。
本シンポジウムはハイブリッド形式で開催され、オンラインでは150名の方が視聴しました。シンポジウムでは、各講演セッションに加えて、インドネシア研究者連合(Indonesian Researcher Union)とJSPSインドネシア同窓会(JAAI)の間で覚書の調印式や、JSPSのRONPAKUプログラムの修了生に対するメダル授与式も行われました。

<講演タイトル>
■ Enhancing the Research and Innovation Ecosystem(Dr. Prakoso Bhairawa Putra (Director of RTI Policy Formulation, BRIN))
■ Policy and Transformation of Higher Education, Science, and Technology(Dr. Berry Juliandi S.Si., M.Si.)
■The Role of Professional Research Organizations in Increasing International Collaboration(Prof. Dr. Bambang Subiyanto, M. Agr.)
■The Role of Geothermal Energy in NDC in Indonesia(Prof. Agung Harijoko (Faculty of Engineering, , Universitas Gadjah Mada))
■Marine Potentials, Innovations, and Translational Pathways in the Context of Sustainable Development(Prof. Alim Isnansetyo (Faculty of Agriculture, Universitas Gadjah Mada))
■Technology Transfer of Nature-inspired Bioceramics for Bone Regeneration(Prof. Maria Pau Ginebra (University Politechnica de Catalunya))
■European Regulation on Medical Devices(Prof. Nesrin Hasirci (Middle East Technical University))
■Development of Integrated Bio-circular Economy from Food and Energy Estate Waste Fraction to Biofuel and Bio-chemicals Using Microorganisms(Prof. Chiaki Ogino (Kobe University))


JAAIメンバーと


開会の挨拶をする大谷センター長


JSPSの事業説明をする福田副センター長

2025年1月13日に、JSPSネパール同窓会(NJAA)は「9th Symposium of Nepal JSPS Alumni Association (NJAA)」をネパールのカトマンズにて開催しました。農村における野生動物の対応をテーマとして、日本とネパールの研究成果を交換しました。
プログラムでは、在ネパール日本大使館の田村臨時代理大使、大谷吉生センター長らが挨拶を行い、日本からは日本大学大学の三谷奈保准教授、ネパールからはトリブバン大学の教員や地元の農家の代表者が講演を行いました。さらに、主賓としてネパールの農業畜産開発大臣(Minister of Agriculture and Livestock Development)が招かれ、講演を熱心に聞かれていました。また、追川副センター長がJSPSの事業説明を行い、ネパールの研究者にJSPSプログラムの活用を広報しました。

<講演タイトル>
■ Exploring Diverse Challenges and Solutions (Dr. Naho Mitani, Associate Professor, Nihon University, Japan)
■ Need of Integrating Wildlife Ecology and Socioeconomics for the Evidence-based Management of Human-Monkey Conflicts in Nepal (Dr. Laxman Khanal, Associate Professor, Central Department of Zoology, Tribhuvan University)
■Wild life management in Himalayan region of Nepal (Dr. Madhu Chhetri, NTNC)

集合写真
農業畜産開発大臣や講演者との記念撮影

同窓会長とセンター長
同窓会長と大谷センター長

事業説明
JSPSの事業説明をする追川副センター長

12月20日、第39回在タイ大学連絡会(JUNThai)が在タイ日本国大使館で開催されました。連絡会には日本の大学や大使館関係者などが参加し、当センターは常任オブザーバーとして参加をしています。
連絡会では、当センターの副センター長である福田外志恵と追川ケイ子が「JSPSバンコク研究連絡センターでの2年間の経験から得たこと」として講演を行いました。

 第39回在タイ大学連絡会(JUNThai)プログラム
  第1部 講演会 14:00~15:30
  第2部 連絡会 15:30~17:00


                       講演スライド(表紙)


                       福田副センター長


                       追川副センター長

2024年10月26日から27日に、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)は、University of Santo Tomas Manila、 Department of Science and Technology(DOST)および当センターと共催で、「6th JAAP INTERNATIONAL RESEARCH AND DEVELOPMENT CONFERENCE (JAAP-IRDC-6) 」をフィリピンのマニラにて開催しました。

はじめにJAAP会長のDr.Maria Rowena R Eguia、大谷吉生センター長らが挨拶を行い、その後、日本からは九州大学の渡邉隆行教授、東京大学の割澤伸一教授、フィリピンからは8名の研究者が講演を行いました。
University of Santo Tomas Manilaの学生も参加し、日本での研究やJSPS事業についても興味を持ってもらうことができ、貴重な学術交流の場となりました。

1.開会の挨拶をする大谷センター長

        
2.参加者との記念撮影

        
3.当日のプログラム
   Program (JAAP-IRDC-6)

2024年9月4日から9月7日に、当センター主催で第3回R-JAAA Meeting(南アジア・東南アジアJSPS同窓会代表者会議)を開催しました。
今回はインドのデリー州及びアッサム州で開催し、会議には当センターが管轄する7か国の同窓会のうち、6か国(インド、タイ、フィリピン、ネパール、インドネシア、マレーシア)の同窓会の代表者が参加しました。
※バングラディシュ同窓会は都合により欠席

今年度は、インド同窓会が当会議の企画・運営を担い、デリーにおける Indian Institute of Technology Delhi (IIT Delhi)及びJawaharlal Nehru University(JNU)の視察、グアハーティ―におけるIndian Institute of Technology(IIT Guwahati)の視察、インド同窓会のシンポジウム(14th India-Japan Science and Technology Conclave: International Conference on Frontier Areas of Science and Technology (ICFAST-2024))への参加を行いました。
また、それらのプログラムを踏まえて、多国間の研究交流促進等に関する意見交換を行いました。
R-JAAAは、今後も継続的にコミュニケーションを図ることで、複数国横断的な連携体制の構築を目指します。


                        IIT Delhiにて


                          JNUにて


                       JNUでの研究室視察

9月6日から7日に、JSPSインド同窓会(IJAA)及びIITグワーハーティー大学は、「14th India-Japan Science and Technology Conclave: International Conference on Frontier Areas of Science and Technology (ICFAST-2024)」をインド・グワーハーティーで開催しました。

このシンポジウムには、JSPSインド同窓会メンバーやグワーハーティー地域の研究者、IITグワーハーティー大学の学生らが参加し、科学技術に関して日・印両国の研究者による講演や、参加者を含めた意見交換を行いました。
日本からは、筑波大学の永田 恭介学長、大根田 修教授、総合地球環境学研究所の長田 俊樹教授、九州工業大学の神谷 亨教授、岐阜大学の小山 博之教授らにご講演をいただきました。
また、JSPSバンコク研究連絡センターからは、シンポジウム冒頭に大谷センター長が挨拶を行い、追川副センター長がJSPSの事業説明を行いました。


                    挨拶を行う大谷センター長


                        JSPSの事業説明


                     ポスターセッション


                    会場のIITグワーハーティー大学
 

               会議室を分けて複数のセッションを並行して実施
               (地元の高校生が参加したセッションの様子)


                  IITグワーハーティー大学の教員との記念撮影

JSPSインド同窓会(IJAA)のイベントHP
2024年度 https://www.icfast2024.com/index.php
2025年度(参考・予定) https://www.icfast2025.com/

2024年8月16日から25日にかけて、タイ高等教育科学研究イノベーション省が主催するタイ国内最大規模の科学技術博覧会 Thailand National Science and Technology Fair 2024にブース出展しました。

当センターのブースでは、タイに拠点のある日本の大学のポスター展示のほか、金沢大学の竹内裕教授の監修(※)を得て実演・展示を行いました。
魚やカニの体の作りを調べたり、水中マイクで魚の声を聴いたり、フィッシュレザーとバイオプラスチックで名札を作ったりしながら、自然資本や循環型社会を大切にしたビジネスアイディアを共に考える内容で、ブースには終始大勢の子どもらが訪れました。興味で瞳を輝かせながら、タイ文字でビジネスアイディアを書き起こすなど積極的に実演に参加する姿が多く見られ、大盛況となりました。

※竹内裕教授には、金沢大学COI-NEXTの研究成果をもとにした「ネイチャーポジティブわくわくビジネスコンテスト」の実演・展示をいただきました。
参考リンク 金沢大学COI-NEXT https://coi-next.w3.kanazawa-u.ac.jp/wp/


                タイに拠点のある日本の大学のポスター展示


                      参加者の様子1


                      参加者の様子2


                      参加者の様子3


                      展示スペースの様子


                       実演中の様子


             フィッシュレザーとバイオプラスチックで名札を作成している様子

京都工芸繊維大学では、タイのチェンマイ大学と連携をして「第2回天然物化学・情報医工学融合によるアグリバイオメディカル研究セミナー」を開催します。
当会では、京都工芸繊維大学の取組を2023年度研究拠点形成事業「B. アジア・アフリカ学術基盤形成型」に採択するとともに、本セミナーについても後援を行っており、情報をご案内します。

ご興味のある方は、以下URLより参加登録をお願いします。
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(日時)2025年1月9日~10日
(会場)チェンマイ大学
(参加登録)チェンマイ大学HP https://www.agribiomed2025.org/  
(事業概要)京都工芸繊維大学HP https://www.kit.ac.jp/program/kit-asean/

8月17日に、JSPSマレーシア同窓会(JAAM)、Academy Science Malaysia(ASM)および当センターが共催で「JAAM-ASM-JSPS STIE SYMPOSIUM」をマレーシア・クアラルンプールにて開催しました。

本シンポジウムでは「Using Science and Technology to Provide Nature-Based Solutions to Planetary Health」をテーマに、両国の研究者3名が講演を行いました。

はじめにJAAM会長のProf. Dr. Datuk Asma Ismail、大谷吉生センター長らがあいさつし、その後、横浜市立大学の坂智広教授、World Fish CenterのProf. Dr. Eddie Allison、マレーシア工科大学のProf. Ts. Dr. Ali Selamat から講演があり、約60名の参加者らが熱心に耳を傾けました。

<講演タイトル>
■ Challenges to Sustainable Crop Production by Developing Plant Genetic Diversity and Rhizosphere Environment Tuning Capabilities
(Prof. Dr. Tomohiro Ban, Yokohama City University)
■ Aquatic foods can be a nature-based solution to the Challenge of food System Sustainability
(Prof. Dr. Eddie Allison, WorldFish Center, Penang)
■ Nurturing Science & Technology in Malaysia-Japan International Institute of Technology for Betterment of Community
(Prof. Ts. Dr. Ali Selamat, Universiti Teknologi Malaysia、Kuala Lumpur)

1 開会あいさつをする大谷センター長

2 坂教授による講演

3 参加者皆で

理化学研究所より、「RIKEN Early Career Leaders Program」の公募について以下のとおり案内がありました。
ご興味のある方は連絡先に書かれている理化学研究所の担当者に直接お問い合わせ願います。

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理化学研究所では、優秀な若手研究者を対象に、PIとして独立し研究を推進する機会を提供する、理研ECL制度の2024年度公募を開始しました。
理研ECL制度では、研究計画やキャリアステージに柔軟に対応するため、チームリーダーとユニットリーダーの2種類のポジションを用意しています。
今年度は加藤セチプログラム(女性PI)のみの募集となっております。

【理研ECL研究チームリーダー/ユニットリーダー(加藤セチプログラム)募集】
・募集要項:https://www.riken.jp/careers/programs/riken_ecl/call2024/
・応募締切日:2024年9月26日
・研究分野:自然科学全般(数理科学、情報科学を含む)、および人文・社会科学との境界・融合領域
・対象:博士の学位または同等の研究能力を有し、研究を統括・推進するために相応しい知識・経験・能力を有している女性研究者

flyer

ご興味がある方は是非ご検討ください。

連絡先:
理研ECL制度担当
理化学研究所 人事部研究人事課
ecl-program@ml.riken.jp

 日本学術振興会は、令和6(2024)年度科学研究費助成事業(国際共同研究加速基金(帰国発展研究))の公募を開始しました。本種目は、海外の研究機関において優れた研究実績を有する独立した研究者が、日本に帰国後すぐに研究を開始できるよう支援するものです。 海外の研究機関に所属しており、日本に帰国して研究を行うことを希望する日本人研究者からの積極的な応募をお待ちしています。

【応募資格】
応募時点において、
(1)日本国外の研究機関に教授、准教授又はそれに準ずる身分を有し、所属している者であること
(2)現に日本国外に居住する日本国籍を有する者であること
(3)科研費応募資格を有していない者であること
※応募時点において帰国後の所属先が確定していなくても応募することができます。
※令和2(2020)年度公募から、「ポストドクター」という身分であっても、本種目の趣旨に合致する場合には応募可能としています。ただし、応募時点で日本学術振興会海外特別研究員に採用中の場合は応募することはできません。
詳細については、公募要領及び以下の資料を参照してください。
【参考】第6期科学技術・イノベーション基本計画に向けた科研費の改善・充実について 21頁
URL: https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/045/1413368_00003.htm

【公募内容の概要】
・応募総額  5,000万円以下
・研究期間  3年以内
※帰国後、日本国内の研究機関に所属して科研費の応募資格を取得し、交付申請の手続を行った後に経費を執行することができます。
※採択された場合、令和7(2025)年2月下旬に採択の連絡(教授、准教授又はそれに準ずる身分(ポストドクターは除く)として日本国内の研究機関に所属し、科研費の応募資格を取得するという「条件付き交付内定」)を予定しており、令和8(2026)年4月30日までに帰国して交付申請を行う必要があります。

詳細な公募内容等については、下記ホームページで御確認ください。
URL  https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/35_kokusai/03_kikoku/koubo.html

【公募期間】
令和6(2024)年7月16日(火)~令和6(2024)9月18日(水)16時30分(日本時間)
※電子申請システムは7月23日(火)から利用可能となる予定です。
※応募の際には、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)の研究者番号を取得している必要があります。過去に研究者番号を取得していない場合は研究者登録手続が必要となり、手続には最大2週間ほどを要しますので、余裕を持って手続を行ってください。

【本件問い合わせ先】 ※バンコク研究連絡センターでは、質問などをお受けすることができません。
 独立行政法人日本学術振興会 研究事業部 研究助成第三課 
 電話 :+81-(0)3-3263-4927
 メール:kksi-kaken@jsps.go.jp (海外からはできる限りメールでお願いします)

R6帰国発展公募ポスター

世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)パンフレット第19版を本会ウェブサイトにて公開しました。
パンフレットでは各WPI拠点の研究の目標、特徴、これまでの研究成果等を一覧できるほか、WPI全体としての取組や成果について紹介しています。

パンフレットは以下のURLから「WPIパンフレット2024.06 第19版」をクリックすると、御覧いただけます。
 (和文)
  https://www.jsps.go.jp/j-toplevel/19_pamphlet.html
 (英文)
  https://www.jsps.go.jp/english/e-toplevel/19_pamphlet.html
 

【WPIとは】
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、平成19年度から文部科学省の事業として開始されました。
システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援により、第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指しています。
 日本学術振興会では、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け、審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化に向けた活動支援に係る業務を行っています。

  WPI Forum ウェブサイト
  https://wpi-forum.jsps.go.jp/

WPI拠点である「筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)」及び「広島大学持続可能性に寄与するキラルノット超物質拠点(WPI-SKCM²)」について、研究活動・実績をご紹介します。

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)
研究活動・実績

広島大学持続可能性に寄与するキラルノット超物質拠点(WPI-SKCM²)
研究活動・実績

【WPIとは】
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、平成19年度から文部科学省の事業として開始されました。
システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援により、第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指しています。
 日本学術振興会では、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け、審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化に向けた活動支援に係る業務を行っています。

  WPI Forum ウェブサイト
  https://wpi-forum.jsps.go.jp/

令和7(2025)年度二国間交流事業 特定国派遣研究者の募集要項を掲載しました。
本事業は、個々の研究者交流を発展させた二国間の研究チーム等の持続的ネットワーク形成を目指しており、日本の大学等の優れた研究者(若手研究者を含む。)が相手国の研究者と協力して行う共同研究・セミナーの実施に要する経費を支援するものです。
なお、このプログラムは日本国外在住の日本国籍もしくは永住権を所持されている研究者の方もご応募できます。

詳細は募集要項をご確認ください。
https://www.jsps.go.jp/j-bilat/tokuteikoku/shinsei_bosyu.html

 受付締切:令和6(2024)年8月30日(金)17:00(日本時間)
 派遣時期:令和7(2025)年4月1日~令和8(2026)年3月31日に出発すること

2025年度リンダウ・ノーベル賞受賞者会議派遣事業の参加者募集を開始いたしましたので、お知らせいたします。

2025年度のリンダウ会議は化学関連分野・経済学関連分野を対象として開催され、当事業は海外で研究をする日本人研究者にも申請資格がございます。

【概要】
本会議は、世界各地の若手研究者の育成を目的として1951年に開設され、毎年ドイツのリンダウ市において1週間程度の日程で開催されています。
毎回30名程度のノーベル賞受賞者が招かれ、世界各地から集った若手研究者に対して講演を行うとともに、参加者とのディスカッションに応じるもので、若手研究者にとっては、受賞者と昼夜親しく接して大きな知的刺激を受けると同時に、世界中に研究者ネットワークを形成する絶好の機会となっています。

対象分野:化学関連分野、経済学関連分野
日  程:[化学関連分野] 令和7(2025)年6月29日(日)~7月4日(金)
        [経済学関連分野] 令和7(2025)年8月26日(火)~8月30日(土)
受付締切:[共通] 令和6(2024)年8月5日(月)17:00(日本時間)
支援内容:会議参加費、会議会場までの往復交通費

詳細は募集要項をご確認ください。
https://www.jsps.go.jp/j-lindau/shinsei_boshu.html

日本学術振興会では、第5回野口英世アフリカ賞医学研究分野受賞候補者の推薦を受付けています。
 
 野口英世アフリカ賞は、アフリカは感染症の蔓延に最も深刻に直面する地域の一つであるとの認識の下、日本国政府が平成18年7月に創設した賞です。野口英世博士(1876~1928年)の医学の進歩への揺るぎない信念及びアフリカにおける自己犠牲を伴う研究への献身は、現在もなお我々に大きな励みと指針を与え続けています。本賞は、この理念と、特に問題の解決が求められている地域であるアフリカでの感染症等の疾病対策及び公衆衛生推進の観点に立脚し、顕著な功績を挙げた個人又は団体を顕彰し、もってアフリカに住む人々、ひいては人類全体の保健と福祉の向上を図ることを目的としています。

  
  受付締切:令和6年9月20日(金)必着
  ウェブサイト:https://www.jsps.go.jp/j-noguchiafrica/index.html
  推薦要項等:https://www.jsps.go.jp/j-noguchiafrica/nomination.html

 世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、2007年度から文部科学省の事業として開始されました。
システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援により、第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指しています。 現在、本事業により形成されたWPI拠点は日本全国で18拠点に上ります。
 日本学術振興会では、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け、審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化に向けた活動支援に係る業務を行っています。ぜひ以下の各Webサイトで詳細をご覧ください。

1. WPI(*)事業動画・拠点動画
 長編:https://youtu.be/rEh4mAs1Iwk
 短編:https://youtu.be/d_0epv2QAiM

2. 各拠点動画(17 拠点につき掲載):
https://www.youtube.com/watch?v=cQGYmfEluTQ&list=PLDQHaku44paHe6DAP48 AzI30N41GI2fwm&index=2

3. Facebook:
https://www.facebook.com/wpi.japan/

4. WPI ポータルサイト(EurekAlert!(*)):
https://www.eurekalert.org/newsportal/WPI/home
※EurekAlert!:AAAS(American Association for the Advancement of Science)が提供する、世界最大規模のオンラインニュースサービスです。WPIポータルサイトでは、WPI拠点による最新の研究成果のプレスリリース(英語)をまとめて閲覧できます。

日本学術振興会では複数のプログラムに採用された外国人特別研究員によるインタビュー記事『Career Advancement through Multiple JSPS Fellowships』を作成しました。
記事には、先輩フェローが3つのプログラム(外国人特別研究員サマー・プログラム、欧米短期、一般)に申請したきっかけ、採用された経緯、日本での研究生活、後輩へのアドバイスなどを掲載しています。

本会ウェブサイトの以下URLに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-publications/data/Career%20Advancement%20through%20Multiple%20JSPS%20Fellowships.pdf

JSPSインド同窓会 (IJAA) が共催するセミナー「Recent Developments in Molecular Catalysis (India – Japan S&T Chapter Seminars)」が以下のとおり開催されます。
日本からは名古屋大学の石原一彰教授、東北大学の林雄二郎教授、島根大学の崔允寛准教授が登壇予定です。

日時: 2024年6月13日(インド時間10:00 、日本時間13:30開始)
形式:オンライン
参加費:無料
参加登録:事前に以下のリンクからお申し込みください 
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeC_gBPRoBsDGnoHZZu49YVHdzYvZahCHPtWnjLgGF7CJI0Rg/viewform?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR2ffvKKCSlQuj3NGCFxxWnEGKItzMY0pb5luEpLptsoqq0dKIjXZXOmAjs_aem_Ad2sCEsnkZ_1Yfp3uNsKO0gQ45BnoZQe4pFsP7oiero5GBsFkXRxda497d0Rr7gN9gLzPBMKT9sBhmzkxC6B7-tf

会議リンク:
https://teams.microsoft.com/l/meetup-join/19%3ameeting_ZjBiODQ3OGYtNDNiZi00ZWY3LWJiOWYtYmExNmYyYWQxOWE3%40thread.v2/0?context=%7b%22Tid%22%3a%22b867f20e-8a9c-4603-b5ab-39 c3840dfb64%22%2c %22Oid%22%3a%2278211777-7f26-43c4-be42-dcf0d8320b51%22%7d

また、YouTubeにてライブストリーミングを行います。
YouTube: https://youtube.com/live/xP7BfUOhR10?feature=share

2024年9月17~19日にベトナム・クイニョン市にてNano Biotechnology, Biophysics, Computation (NanoBioCoM2024)が開催されます。当センターは本シンポジウムを後援しています。

【開催概要】
日にち: 9月25日~27日
会 場: ICISE, Quy Nhon, Vietnam
参加登録締切:7月19日

シンポジウムの概要、参加登録はこちら:

NanoLSI website :
https://nanolsi.kanazawa-u.ac.jp/en/events/30863/

NanoBioCoM2024 Website:
https://www.icisequynhon.com/conferences/2024/nanobiocom2024/index.html

当会の新規プログラム「外国人特別研究員 ASEAN短期」について募集を開始しました。
本プログラムは、ASEAN諸国の博士号取得前後の若手研究者に対し、比較的短期間(1か月以上12か月以内)、日本の大学等研究機関において日本側受入研究者の指導のもとに共同して研究に従事する機会を提供します。また、対象分野に制限はありません。
応募方法等の詳細については以下のHPをご覧ください。

応募締切り 2024年7月31日水曜日

応募ポスター Short-term (ASEAN)

事業概要 日本学術振興会ホームページ
(日本語)https://www.jsps.go.jp/j-fellow/j-asean-africa-s/gaiyou.html
(英語)https://www.jsps.go.jp/english/e-fellow/e-asean-africa-s/index.html

応募方法 ASEAN University Network(AUN)ホームページ
(英語)https://www.aunsec.org/aun-action/scholarships/jsps-international-fellowships-research-japan/jsps-international-fellowships-research-japan-application-form
※本事業はASEAN University Network(AUN)と連携し公募を実施しています

JSPSバンコク研究連絡センターは、当センターの活動報告や研究者による執筆記事などを掲載した「バンコクの風」を発行しています。
以下からぜひご覧ください。

「バンコクの風 2023 Vol.2」

バックナンバーはこちら
https://jsps-th.org/activity/

2月21日に、当センター主催で第2回南アジア・東南アジアJSPS同窓会代表者会議をバンコクで開催しました。今回は初の対面開催で、会議には当センターが管轄する計7つの同窓会(インド、バングラデシュ、タイ、フィリピン、ネパール (*) 、インドネシア、マレーシア)の代表者が参加しました。

今回ホストを務めたタイ同窓会のスカンヤSukanya Aimimtham会長の進行のもと、大谷吉生センター長から、当会議を発展させRegional JSPS Alumni Association Assembly(R-JAAA)を設立することについて提案があり、全会一致で承認されました。その後は当会議を第1回R-JAAA代表者会議と銘打ち、各同窓会が抱える課題とR-JAAAに求めることについて各同窓会から意見が出され、議論が交わされました。また、多国間の研究交流促進に向けて意見交換が行われました。R-JAAAは、今後継続的に会議を持つことで、複数国横断的な連携体制の構築をめざします。

 その後の招待講演では、Indian Institute of Technology (IIT) Delhi Assistant Professorの池田恵理氏が、”South and South East Asia in the world economy” と題し、南アジアおよび東南アジアに焦点を当てながら、世界経済と地域経済についての講演を行いました。

* オンライン参加

会議参加者

会議参加者

会議の様子

会議の様子

講演する池田恵理氏

講演する池田恵理氏

当会では、第40回国際生物学賞受賞候補者の推薦受付を開始しましたので、ご案内いたします。

 国際生物学賞は、昭和天皇の御在位60年と長年にわたる生物学の御研究を記念するとともに、本賞の発展に寄与されている上皇陛下の長年にわたる魚類分類学(ハゼ類)の御研究を併せて記念し、生物学の奨励を目的とした賞です。日本学術振興会は本賞の創設以来、国際生物学賞委員会(委員長:藤吉 好則 東京医科歯科大学特別栄誉教授)の事務局を務めております。
 本賞は、毎年生物学の授賞分野を選定の上、世界各国から寄せられた推薦の中から、当該分野の研究において優れた業績を挙げ、世界の学術の進歩に大きな貢献をした研究者(原則1名)を選考して、授賞しています。
 つきましては、第40回の受賞候補者をご推薦いただきたく、よろしくお願いいたします。

ご不明な点がありましたら担当事務局までご連絡ください。

 担当:独立行政法人日本学術振興会 国際生物学賞事務局
 メールアドレス:ip-biology@jsps.go.jp

推薦方法の詳細は以下の通りです。

<第40回国際生物学賞>
授賞対象分野:系統・分類を中心とする生物学
推薦方法:日本学術振興会ウェブサイト(https://www.jsps.go.jp/j-biol/nomination.html)にアクセスし、電子推薦受付フォーム(“NOMINATION FORM”)に必要事項を英語でご記入の上、同サイトにあるフォームから作成した候補者の研究業績“Nominee Achievement Form”をアップロードしてください。
上記ウェブサイト以外からの推薦を希望される場合は、担当事務局までご連絡ください。

締 切:令和6年3月15日(金)23時59分(日本時間)

本賞の概要は、以下のウェブページにも掲載しています。
https://www.jsps.go.jp/j-biol/index.html

1月22日~24日に、在タイ日本大使館が主催する留学説明会「Japan Education Fair in Khon Kaen 」に参加しました。この留学説明会へは今年度3回目の参加で、今回は Khon Kaen University、Udonpittayanukoon school、Udonthani Rajabhat University を訪問しました。各校で、学生らに向けて当会の紹介を行うとともに、個別ブースにて大学院生らの質問に答えるなど、当会事業を知ってもらう貴重な機会となりました。

個別ブースにて学生からの質問に答える小西国際協力員

個別ブースにて学生からの質問に答える小西国際協力員

参加者皆で

参加者皆で

WPI拠点からの活動情報をお知らせいたします。

【WPI-iCeMS】インターンシッププログラム

世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、平成19年度から文部科学省の事業として開始されました。
システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援により、第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指しています。
日本学術振興会では、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け、審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化に向けた活動支援に係る業務を行っています。

詳しくは以下のWebサイトをご覧ください。
京都大学 物質―細胞統合システム拠点ウェブサイト:https://www.icems.kyoto-u.ac.jp/

JSPSタイ同窓会(JAAT)は、12月18日に今年度第4回の理事会をバンコク都内のタイ学術研究会議(NRCT)で開催しました。
理事会にはJAAT、NRCTおよび当センターから関係者が参加し、2024年2月に開催予定の第2回 南アジア・東南アジアJSPS同窓会代表者会議及びシンポジウムの開催等について議論を行いました。

理事会の様子

理事会の様子

第4回理事会出席者

第4回理事会出席者

WPI拠点からの情報をお知らせします。

【WPI-SKCM²】お知らせ_国際賞の受賞
【WPI-AIMEC】国際公募
【WPI-IRCN】国際公募
【WPI-I2CNER】九州大学エネルギーウィーク2024

 世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、平成19年度から文部科学省の事業として開始されました。
システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援により、第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指しています。
 日本学術振興会では、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け、審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化に向けた活動支援に係る業務を行っています。

詳しくは各拠点のWebサイトをご覧ください。
WPI Forum ウェブサイト
https://wpi-forum.jsps.go.jp/

12月12日、13日に、在タイ日本大使館が主催する留学説明会「Japan Education Fair in Songkhla 」に参加しました。この留学説明会へは今年度2回目の参加で、今回は Prince of Songkla University (以下、PSU)、Mahavajiravudh Changwatsongkhla school、 Princess Chulabhorn Science High School Satunを訪問しました。PSUでは、学生らに向けて当会の紹介を行うとともに、個別ブースにて大学院生らの質問に答えるなど、当会事業を知ってもらう貴重な機会となりました。

個別ブースにて学生からの質問に答える小西国際協力員

個別ブースにて学生からの質問に答える小西国際協力員

参加者皆で

参加者皆で

11月23日に、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)とフィリピン科学技術省(DOST)、当センターが共催で「2023 JAAP RESEARCH FORUM, AWARDING CEREMONIES OF THE OUTSTANDING FILIPINO JSPS FELLOWS」をフィリピン・イロイロで開催しました。本セミナーは「Promoting Science-based Technologies for the Sustainable Management of the Environment and Agri-Fishery Resources」をテーマに、日本から1名、フィリピンから3名の計4名が講演を行いました。
シンポジウムの冒頭では大谷センター長があいさつを行い、億谷国際協力員がJSPSに関する事業説明を行いました。その後、東北大学の池田実教授、Director Mindanao State UniversityのDr. Hernando Bacosa、University of the Philippines Los BanosのDr. Inocencio E. Buot Jr、Mindanao State UniversityのASEAN Engr. Eulalio C. Creenciaから、海洋生物多様性の保全やバイオマスの利用可能性などについて講演が行われました。

<講演タイトル>
■ Marine Biodiversity Conservation and Management using DNA Marker-based Methods
(Dr. Minoru Ikeda, Professor, Tohoku University)
■ Breathing and drinking microplastics? Unraveling microplastic pollution in the ambient air of Metro Manila and surface water of Laguna de Bay
(Dr. Hernando Bacosa, Professor VI, Director Mindanao State University)
■ The Satoyama Concept and the “New Conservation Science” for sustainable biodiversity conservation
(Dr. Inocencio E. Buot Jr, Professor, University of the Philippines Los Banos)
■ An Assessment of the Coconut Biomass Availability for the Province of Lanao Del Norte
(ASEAN Engr. Eulalio C. Creencia, Professor (ret)., Mindanao State University)

開会のあいさつをする大谷センター長

開会のあいさつをする大谷センター長

JSPSの事業説明をする億谷国際協力員

JSPSの事業説明をする億谷国際協力員

講演者、JAAPメンバーで

講演者、JAAPメンバーで

12月12日にチュラロンコン大学にてKansai University and Chulalongkorn University Joint International Research Workshop 2023が開催されます。当センターは本ワークショップを後援しています。

【開催概要】
Date and time: December 12th, 2023, 9:45 a.m. – 5:30 p.m. (Thailand time)
Venue: Chula Unisearch, Chulalongkorn University (254 Chulalongkorn Research Building, 4th Floor, Phayathai Road, Pathumwan, Bangkok 10330)

ワークショップの概要、参加登録はこちら:
https://www.kansai-u.ac.jp/Kokusai/info/index.php?m=346

参加登録締切:2023年12月10日まで

11月27日~28日に、ラヨーン県で開催された京都大学・VISTECジョイントシンポジウム「Recent Advances in Chemistry and Smart Materials」に参加しました。このシンポジウムは、京都大学が世界をリードする最先端の研究を推進するためのオンサイトラボラトリー設置先の一つであるウィタヤシリメティー科学技術大学院大学(VISTEC)と共同で開催したもので、福田副センター長がJSPSの事業説明を行いました。

JSPSの事業説明をする福田副センター長

JSPSの事業説明をする福田副センター長

JSPSバンコク研究連絡センターは、当センターの活動報告や研究者による執筆記事などを掲載した「バンコクの風」を発行しています。
以下からぜひご覧ください。

「バンコクの風 2023 Vol.1」

バックナンバーはこちら
https://jsps-th.org/activity/

WPIサイエンスシンポジウムでは、中高生を中心とした一般の方に向けてWPI拠点における世界トップレベルの研究を紹介しています。
今年度は「インフォマティクスを活用した研究の最前線~情報を味方につけたトップレベル研究~」をテーマに、さまざまな研究分野における情報科学の活用に注目し、その最前線を研究者が解説します。

実地開催の会場には全WPI拠点がブースを出展し、各拠点の広報担当者による研究の魅力紹介もあります。
オンラインでの視聴も可能ですので、ぜひご登録ください。
※言語:日本語のみ

日時:令和5(2023)年11月23日(木・祝)9:00~16:55(日本時間)
場所:北海道大学フロンティア応用科学研究棟 鈴木章ホール(ハイブリッド開催)
主催:北海道大学化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)
共催:日本学術振興会、WPI全拠点
参加費:無料(要事前申込)
お問い合わせ: WPI-ICReDD event*icredd.hokudai.ac.jp
(※メールを送る際は「*」を「@」に置き換えてください。)
詳細・登録:
https://www.icredd.hokudai.ac.jp/symp/12th-wpi-symp
締切日:2023年11月20日(月)正午まで(日本時間)

11月1日に、JSPSネパール同窓会(NJAA)と当センターが共催で「The Eighth Symposium of Nepal JSPS Alumni Association」をネパール・カトマンズで開催しました。本セミナーは「Transport Connectivity in Nepal: Challenges and Opportunities」をテーマに、日本から2名、ネパールから3名の計5名が講演を行いました。
シンポジウムの冒頭では大谷センター長があいさつを行いました。その後、政策研究大学院大学の森地茂客員教授、国際協力機構(JICA)の小泉幸弘次長、Nepal Academy of Sciences and Technology のProf. Bishal Nath Upreti、Infrastructure Policy Specialist のDr. Surya Raj Acharya、Department of Railways のMr. Rohit Kumar Bisuralから、ネパールの交通事情や他国の交通政策の状況、ネパールの交通に関する課題などについて講演が行われました。最後に、億谷国際協力員がJSPSに関する事業説明を行いました。

<講演タイトル>
■ Key Issues for the Urban Railway and Transit Oriented Development
(Prof. Shigeru Morichi, National Graduate Institute for Policy Studies)
■ Mountain Roads in Nepal: Need for Alternative Approach for Construction
(Prof. Bishal Nath Upreti, Academician, Nepal Academy of Sciences and Technology)
■ Leap-Frogging in Transport Sector of Nepal: Challenges and the Way Forward
(Dr. Surya Raj Acharya, Infrastructure Policy Specialist)
■ Railway development in Nepal: current state and the way forward
(Mr. Rohit Kumar Bisural, Director General, Department of Railways)
■ Japan’s Cooperation in Nepal for Smooth Connectivity
(Yukihiro Koizumi, Deputy Director General (Infrastructure and Management Department) JICA Headquarters, Tokyo)

開会のあいさつをする大谷センター長

開会のあいさつをする大谷センター長

JSPSの事業説明をする億谷国際協力員

JSPSの事業説明をする億谷国際協力員

NJAAメンバーとの集合写真

NJAAメンバーとの集合写真

2023年10月25日から27日の3日間、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)がフィリピン科学技術省(DOST)および日本学術振興会と共催で、「5th INTERNATIONAL RESEARCH AND DEVELOPMENT CONFERENCE」を開催します。「MOVING FORWARD WITH SCIENCE AND TECHNOLOGY INNOVATIONS FOR SUSTAINABLE SOCIO-ECONOMIC DEVELOPMENT」をテーマに、対面とオンラインのハイブリッドで開催します。

参加をご希望の方は、以下から参加登録をお願いいたします(対面、オンラインとも)。
https://forms.gle/m7KNaZG8NvxFFJHK7

(開催日時)
2023年10月25日(水)~2023年10月27日(金)

(開催場所)
Northern Iloilo State University, Victorino Salcedo Sara Campus

(講演者、タイムスケジュール)
こちらからご確認ください。

9月8日、9日に、JSPSインド同窓会(IJAA)、シバジ大学は、「13th India-Japan Science and Technology Conclave: International Conference on Frontier Areas of Science and Technology (ICFAST-2023)」をインド・コールハープルで開催しました。このカンファレンスでは科学技術に関してインド、日本、シンガポールの研究者ら総勢14名が講演を行い、コールハープル地域の研究者やシバジ大学の学生ら500名以上が参加しました。シンポジウムの冒頭では杉野理事長がオンラインであいさつを行いました。また小西国際協力員がJSPSの事業説明を行いました。

開会のあいさつをする杉野理事長

開会のあいさつをする杉野理事長

JSPSの事業説明をする小西国際協力員

JSPSの事業説明をする小西国際協力員

IJAAメンバーとの集合写真

IJAAメンバーとの集合写真

9月4日に、当センター主催で第1回南アジア・東南アジアJSPS同窓会代表者会議を開催しました。会議には当センターが管轄する計7つの同窓会(インド、バングラデシュ、タイ、フィリピン、ネパール、インドネシア、マレーシア(*))の会長や副会長が参加しました。
大谷センター長から開会のあいさつを、次に各同窓会から活動内容の紹介を行いました。その後、JSPS同窓会に加入するメリットなどについて議論が行われました。今回は7同窓会が横断的に意見交換を行う初の機会であり、グッドプラクティスの共有などを通した各同窓会の活動の活性化や、同窓会同士のつながりの深化が期待されます。

* 設立順

参加者

モニター越しに参加者皆で

8月19日に、JSPSマレーシア同窓会(JAAM)とAcademy Science Malaysia(ASM)、当センターが共催で「JAAM-ASM-JSPS STIE SYMPOSIUM」をマレーシア・クアラルンプールで開催しました。本セミナーは「Towards the Science of Active Aging」をテーマに、日本からの研究者1名、マレーシアの研究者2名の計3名が講演を行いました。
シンポジウムの冒頭では大谷センター長があいさつをし、億谷国際協力員がJSPSに関する事業説明を行いました。その後、柳沢正史教授、Prof. Emerita Dato’ Dr. Rashidah Shuib、Dato’ Lawrence Cheah Seong Paikの3名から、睡眠の重要性や日本とマレーシアの高齢化社会の現状、老化への向き合い方などについて講演が行われました。

<講演タイトル>
■ Deciphering the Mysteries of Sleep
(Prof. Dr. Masashi Yanagisawa, Director, International Institute for Integrative Sleep Medicine, University of Tsukuba)
■ Active Aging at the Confluence of Gendered Multiple Narratives: A Personal Reflection
(Prof. Emerita Dato’ Dr. Rashidah Shuib, Interdisciplinary Health Sciences Unit, School of Health Sciences, Universiti Sains Malaysia)
■ Challenges Facing the Elderly in an Ageing Society
(Dato’ Lawrence Cheah Seong Paik, International President, Rose Charities International)

開会のあいさつをする大谷センター長

開会のあいさつをする大谷センター長

JSPSの事業説明をする億谷国際協力員

JSPSの事業説明をする億谷国際協力員

JAAMメンバーとの集合写真

JAAMメンバーとの集合写真

8月11日から20日まで、タイ高等教育科学研究イノベーション省が主催するタイ国内最大規模の科学技術博覧会 Thailand National Science and Technology Fair 2023にブース出展しました。当センターのブースでは、タイに拠点のある日本の大学のポスター展示のほか、JSPSのひらめき☆ときめきサイエンス(*)に採択されている九州大学の今井洋輔助教の監修を得て、触っても割れないシャボン膜の実演を行いました。会場には大勢の小中学生のグループや家族連れらが訪れ、ポスターを見ながら日本の大学について質問したり、不思議なシャボン膜に歓声を上げる姿が見られました。

当センターの展示ブース

当センターの展示ブース

シャボン膜の実演

シャボン膜の実演

シャボン膜の様子

シャボン膜の様子

* ひらめき☆ときめきサイエンス
https://www.jsps.go.jp/j-hirameki/

JSPSタイ同窓会(JAAT)は、7月22日に今年度第3回の理事会をチェンマイ大学で開催しました。
理事会にはJAAT、NRCTおよび当センターから関係者が参加し、3者連携によるセミナーやシンポジウムの開催について議論を行いました。

理事会の様子

理事会の様子

第3回理事会出席者

第3回理事会出席者

9月17~19日にベトナム・クイニョン市にてNano Biotechnology, Biosensor, Computation (NanoBioCoM2023)が開催されます。当センターは本シンポジウムを後援しています。

【開催概要】
Date: September 17th to 19th
Venue: ICISE, Quy Nhon, Vietnam

シンポジウムの概要、参加登録はこちら:
NanoBioCoM2023 Website: https://www.icisequynhon.com/conferences/2023/nanobiocom2023/

参加登録締切:
早期登録:2023年8月16日まで
通常登録:2023年8月17日から

8月11日~20日に開催される科学技術博覧会(Thailand National Science and Technology Fair 2023)に、当センターが出展いたします。シャボン膜を用いた実験や、タイに拠点のある日本の大学の紹介を行う予定です。

科学技術博覧会への参加登録はこちら
Thailand National Science and Technology Fair 2023 website: http://thailandnstfair.com/ ※表記:タイ語のみ

【開催概要】
Date: August 11th – 20th
Time: 9:00 a.m. – 19:00 p.m.
Venue: IMPACT Muang Thong Thani, Nonthaburi

8月7日~11日に開催されるThailand Research Expo 2023の中で、8日の13:30からJAAT, NRCT and JSPS Joint Symposiumを開催いたします。 ※使用言語:英語

以下の開催概要をご覧いただき、参加をご希望の方は以下から事前登録をお願いいたします。
https://researchexporegis.com/Home

参考:Thailand Research Expo 2023 ※表記:タイ語のみ
https://researchexpo.nrct.go.th/web2023/

【開催概要】
JAAT, NRCT and JSPS Joint Symposium at Thailand Research Expo 2023
Date: Aug 8, 2023 (13:30-16:30)
Place: Central World, Bangkok
Room: Lotus 11, 22nd floor
Title: PM0.1 and Low Carbon Society – Towards pollution-free and carbon-neutral Society

Opening session (13:30-13:45)
Chairperson: Dr. Makamas Sutthacheep, Ramkhamhaeng University, JAAT
13:30-13:35: Welcome remark (Dr. Wiparat De-Ong, Executive Director of NRCT)
13:35-13:40: Welcome remark (Dr. Yoshio Otani, Director of JSPS Bangkok Office)
13:40-13:45: Welcome remark (Dr. Sukanya Aimimtham, JAAT president)

Session 1: Low carbon society (13:45-15:00)
Chairperson: Dr. Sukanya Aimimtham, Khon Kaen University, JAAT
13:45-14:15 Low carbon and economics: Japanese perspective
Associate Prof. Dr. Andrew Chapman, Principal Investigator, International Institute for Carbon-Neutral Energy Research (I2CNER), Kyushu University, JAPAN
14:15-14:45 Carbon Negative Technology for Agricultural Society
Associate Prof. Dr. Orasa Suksawang ,Chairman, BEBC En SAFE Life Foundation, JAAT, THAILAND
14:45-15:00 Q&A

Session 2: PM0.1 (15:00-16:30)
Chairperson: Dr. Yoshio Otani, Director of JSPS Bangkok Office
15:00-15:30 Present status of PM0.1 in Southeast Asia
Prof. Masami Furuuchi, Kanazawa University, PL of SATREPS for PM monitoring in Southeast Asia, JAPAN
15:30-16:00 Why PM0.1 is important and what should be done in Southeast Asia?
Prof. Perapong Tekasakul, PSU, Mechanical Engineering, Chair of MHESI committee, PM monitoring, THAILAND
16:00- Q&A

6月23日、第33回在タイ大学連絡会(JUNThai)が在タイ日本国大使館で開催されました。連絡会には日本の大学や大使館関係者など30名を超える参加があり、当センターは常任オブザーバーとして大谷センター長らが参加しました。
連絡会では、King Mongkut’s University of Technology Thonburi (KMUTT)のAnak Khantachawana准教授による「タイの入試制度」と題した講演が行われました。

あいさつをする大谷センター長

あいさつする大谷センター長

Khantachawana准教授による講演

Khantachawana准教授による講演

科学研究費助成事業(科研費)では、令和5(2023)年度国際共同研究加速基金(帰国発展研究)の公募を開始しました。海外の研究機関に所属する日本人研究者からの積極的な応募を期待しています。本種目は、海外の研究機関等において優れた研究実績を有する独立した研究者が、日本に帰国後すぐに研究を開始できるよう支援するものです。

【帰国発展研究応募資格】
応募時点において、
(1)日本国外の研究機関に教授、准教授又はそれに準ずる身分を有し、所属している者であること
(2)現に日本国外に居住する日本国籍を有する者であること
(3)科研費応募資格を有していない者であること
※応募時点において帰国後の所属先が確定していなくても応募することができます。
※令和2(2020)年度公募から、「ポストドクター」という身分であっても、本種目の趣旨に合致する場合には応募可能としています。詳細については、公募要領及び以下の資料を参照してください。
【参考】第6期科学技術・イノベーション基本計画に向けた科研費の改善・充実について
URL: https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/045/1413368_00003.htm

【公募内容の概要】
・応募総額 5,000万円以下
・研究期間 3年以内
※帰国後、日本国内の研究機関に所属して科研費の応募資格を取得し、交付申請の手続を行った後に経費を執行することができます。

詳細な公募内容等については、下記ホームページでご確認ください。
URL: https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/35_kokusai/03_kikoku/koubo.html

【公募期間】
令和5(2023)年7月14日(金)~令和5(2023)9月19日(火)16時30分(日本時間)
※電子申請システムは7月24日(月)から利用可能となる予定です。
※応募の際には、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)の研究者番号を取得している必要があります。過去に研究者番号を取得していない場合は、研究者登録手続が必要となりますので、余裕を持って手続を行ってください。
※採択された場合、令和6(2024)年2月下旬に採択の連絡(条件付き交付内定)を予定しており、令和7年(2025)年4月下旬までに帰国して交付申請を行う必要があります。
 
【本件問い合わせ先】 ※バンコク研究連絡センターでは、質問などをお受けすることができません。
独立行政法人日本学術振興会 研究事業部 研究助成第三課 
電話 :+81-(0)3-3263-4927
メール:kksi-kaken@jsps.go.jp (海外からはできる限りメールでお願いします)

JSPSフィリピン同窓会(JAAP)は、5月11日にフィリピンのDe La Salle Universityおよび日本学術振興会と協同で、Seminar Series “GREENING THE ECONOMY WITH SCIENCE, INNOVATION AND FINANCE” を、対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。
セミナーでは、大谷センター長がオンラインで開会のあいさつを行い、以下の講演が行われました。

■The Status of Biological Control Approaches against Aedes-borne Disease: How Far are we in effectively controlling this Vector? (Dr. Thaddeus Carvajal of De La Salle University)
■Sustainable Pest Management Greener-Based Approaches
(Dr. Divina Amalin of De La Salle University)
■A Tale of Two Oil Spills: Deepwater Horizon (USA) and MT Princess Empress (Philippines)
(Dr. Hernando Bacosa of Mindanao State University Iligan Institute of Technology)
■Greening Monetary Policy
(Dr. Laura Fermo of the Bangko Sentral ng Pilipinas)

開会のあいさつをする大谷センター長

開会のあいさつをする大谷センター長

セミナー参加者

セミナー参加者

講演の様子(Dr. Laura Fermo)

講演の様子(Dr. Laura Fermo)

JSPSタイ同窓会(JAAT)は、4月24日に今年度第1回、6月7日に第2回の理事会をバンコク都内のタイ学術研究会議(NRCT)で開催しました。
理事会にはJAAT、NRCTおよび当センターから関係者が参加し、3者連携によるシンポジウム、ワークショップの取り組みや、JAATの活動などについて議論を行いました。

理事会の様子

理事会の様子

第1回理事会出席者

第1回理事会出席者

第2回理事会出席者

第2回理事会出席者

【関連リンク】
JSPSタイ同窓会(JAAT):https://jaatthailand.wordpress.com/
タイ学術研究会議(NRCT):https://www.nrct.go.th/

2023年4月に当センターに新しい副センター長と国際協力員が着任しました。

・副センター長 追川 ケイ子(文部科学省)
・副センター長 福田 外志恵(金沢大学)
・国際協力員 億谷 尚仁(東京工業大学)
・国際協力員 小西 正太郎(九州大学)  ※50音順

副センター長は2年、国際協力員は1年の任期で、大谷センター長のもと一丸となって、バンコクの気候のようにホットな活動を展開してまいります。
引き続き当センターへの熱いご支援をお願い申し上げます。

写真

左から小西国際協力員、追川副センター長、大谷センター長、福田副センター長、億谷国際協力員

令和6(2024)年度論文博士号取得希望者に対する支援事業の募集要項を掲載しました。
本事業はアジア・アフリカ諸国等(日本の政府開発援助(ODA)の被支援国・地域)の大学等学術研究機関に所属している研究者に対し、日本の大学において、大学院の課程によらず、学位規則の規定に基づく論文提出によって博士の学位取得を支援する事業です。

詳細は募集要項をご確認ください。
https://www.jsps.go.jp/j-ronpaku/applicationforms.html

令和6(2024)年度二国間交流事業共同研究・セミナーの募集要項を掲載しました。
本事業は、個々の研究者交流を発展させた二国間の研究チーム等の持続的ネットワーク形成を目指しており、日本の大学等の優れた研究者(若手研究者を含む。)が相手国の研究者と協力して行う共同研究・セミナーの実施に要する経費を支援するものです。

詳細は募集要項をご確認ください。
https://www.jsps.go.jp/j-bilat/semina/shinsei_bosyu.html

リンダウ・ノーベル賞受賞者会議は、世界各地の若手研究者の育成を目的として1951年に開設され、毎年ドイツのリンダウ市において1週間程度の日程で開催されています。
毎回30名程度のノーベル賞受賞者が招かれ、世界各地から集った若手研究者に対して講演を行うとともに、参加者とのディスカッションに応じるもので、若手研究者にとっては、受賞者と昼夜親しく接して大きな知的刺激を受けると同時に、世界中に研究者ネットワークを形成する絶好の機会となっています。

対象分野:物理学関連分野
日程:2024年6月30日(日)~7月5日(金)
申請締切:2023年8月4日(金)17:00(日本時間)
支援内容:会議参加費、会議会場までの往復交通費

詳細は募集要項をご確認ください。
https://www.jsps.go.jp/j-lindau/shinsei_boshu.html

令和5年度「卓越研究員事業」の公募が公表されました。
本事業は、若手研究者が安定かつ自立して研究を推進できる環境を、産業界を通じて実現するとともに、産業界をはじめとして若手研究者が活躍し得る新たなキャリアパスを提示することを目的として、文部科学省において実施する事業です。

本事業では、博士人材の採用を希望する研究機関からポストを提示していただき、並行して若手研究者からの申請を受け付けます。次にポスト提示機関と若手研究者は個別に交渉(当事者間交渉)を行います。申請のあった若手研究者の中から、文部科学省が優秀な人材を「卓越研究員候補者」として選考し、当事者間交渉が完了した場合に「卓越研究員」として決定します。機関が提示されたポストに「卓越研究員」が採用された場合に、支援を行う事業です。
※支援予算には限りがあるため、卓越研究員候補者を採用した場合に、補助金の支援を確約するものではありません。必ず公募要領をご確認ください。

若手研究者の申請期間は、令和5年5月12日(金)10:00~6月15日(木)17:00 (日本時間)です。
※申請要件等については公募要領をご確認ください。

令和5年度の研究機関からの提示ポストは、下記ウェブサイトにて5月下旬以降に公開します。
https://www.jsps.go.jp/j-le/post_list.html

【主なスケジュール】
5月下旬(予定)~ ポスト公開開始
5月12日 若手研究者の申請開始
6月15日 若手研究者の申請締切
ポスト公開後~ 当事者間交渉(詳細はポスト情報を確認してください。)
9月    候補者選考に係る審査
10月   選考結果の通知(卓越研究員候補者の決定)
〃    卓越研究員の決定
10月以降 採用機関において卓越研究員としての研究活動開始

ご興味のある方は、下記ウェブサイトにアクセスし、公募要領等をご確認ください。
日本学術振興会卓越研究員事業HP:https://www.jsps.go.jp/j-le/index.html
文部科学省卓越研究員事業HP:https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/takuetsu/index.htm

*令和5年度リーフレット、パンフレット*
本事業のリーフレット、パンフレットをウェブサイトに掲載しています。ぜひご覧ください。
日本学術振興会HP:https://www.jsps.go.jp/j-le/leaflet.html

2023年5月11日に、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)が日本学術振興会及びDe La Salle Universityと協同で、Seminar Series “GREENING THE ECONOMY WITH SCIENCE, INNOVATION AND FINANCE” を開催します。
本セミナーは対面とオンラインのハイブリッド開催です。

(開催日時)
2023年5月11日(木)8:30 – 12:00(フィリピン標準時)

(開催場所)
De La Salle University (Laguna Campus)

(講演タイトル・講演者)
THE STATUS OF BIOLOGICAL CONTROL APPROACHES AGAINST AEDES-BORNE DISEASE: HOW FAR ARE WE IN EFFECTIVELY CONTROLLING THIS VECTOR?
Thaddeus Carvajal, PhD
De La Salle University

SUSTAINABLE PEST MANAGEMENT GREENER-BASED APPROACHES
Divina Amalin, PhD
De La Salle University

A TALE OF TWO SPILLS: DEEPWATER HORIZON (USA) AND MT PRINCESS EMPRESS (PHILIPPINES)
Hernando Bacosa, PhD
Mindanao State University Iligan Institute of Technology

GREENING MONETARY POLICY
Laura Fermo, PhD
Bangko Sentral ng Pilipinas

どなたでもZoomによる参加が可能です。
https://zoom.us/j/94000140484?pwd=TkVHODZHbTJCMGN3TTJyMTc2d3lqdz09
(Meeting ID: 940 0014 0484, Passcode: 536713)

JSPSインドネシア同窓会(JAAI)が2022年8月15日にBio-Villegeバーチャルセミナーを開催いたします。登録は8月12日が締め切りとなっており、詳細はリンク先をご参照ください。

開催日
 2022年8月15日(月) 09:00-12:00 (インドネシア時間)

2022年5月28日(土)に、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)が日本学術振興会及びDOST(フィリピン科学技術省)、DLSU-LIDER(Lasallian Institute for Development and Educational Research, De La Salle University)とのパートナーシップのもと、WEBINAR SERIES 2022 “Climate Change Resiliency & Disaster Risk Reduction” の第2回 Webinarを開催します。

(開催日時)
2022年5月28日(土)13:30-16:00 (Philippines time)

(講演タイトル)
ADAPTIVE · EFFECTIVE · INNOVATIVE
EDUCATION FOR FUTURE KNOWLEDGE AND SKILLS
ONLINE DISTANCE LEARNING

(講演者)
Dr Maricar S. Prudente
Full Professor, De La Salle University
Vice President, BIOTA-PH

以下より参加登録が可能です。
https://bit.ly/JAAP-LIDER
(または、ポスターのQRコードを読み取ってください)

2022年4月23日、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)がWeb Lectureを開催しました。このWeb Lectureは、WEBINAR SERIES 2021 “LIVING IN THE NEW NORMAL AND BEYOND”の第9回目で、日本学術振興会とのパートナーシップのもと行われました。WEBINAR SERIES 2022 “Climate Change Resiliency & Disaster Risk Reduction” の第1回目で、日本学術振興会及びCentral Luzon State University (CLSU) IAOとのパートナーシップのもと開催されました。

はじめに、JAAPのDr. Danilda Hufana-Duran会長より開会挨拶がありました。

Dr. Danilda Hufana-Duran

続いてCLSUのDr. Edgar Orden学長より歓迎挨拶がありました。

Dr. Edgar Orden

さらに、 Dr. Annabelle V. Briones氏(JSPS RONPAKU Program Fellow / Director and Scientist I, DOST-ITD)、大谷吉生JSPSバンコク研究連絡センター長よりそれぞれ挨拶がありました。

Dr. Annabelle V. Briones

大谷吉生センター長

その後、講演が行われました。講演者及び講演タイトルは以下のとおりです。

(講演者)
Dr. Glenn Fernandez, Ph.D
ECR Representative, Future Earth Assembly and
Associate Professor, Institute of Disaster Management and Reconstruction (IDMR), Sichuan University – Hong Kong Polytechnic University, Chengdu, China

(講演タイトル)
Youth Participation in Disaster Risk Reduction & Waste Management

Dr. Fernandez氏の講演

Dr. Fernandez氏は講演の中で、災害ごみに関連する諸問題について指摘し、その地域コミュニティに属する若い世代が関わることが解決策になりうるとしました。15~24歳の若い世代はフィリピンの人口の20%を占めることから、地域の発展において可能性を持っていると言及されました。

講演後、多数の質問が寄せられ、Dr. Fernandez氏はそれらに明瞭に答えていました。

最後に、JAAP副会長のDr. Rowena Eguia氏から挨拶があり、盛会のうちにWeb Lectureは終了しました。

Dr. Rowena Eguira

本ウェビナーはzoomでの講演に加えてJAAPのFacebookページでストリーミングされ、多数の参加者がありました。

2022年4月23日(土)に、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)が日本学術振興会及びCentral Luzon State University IAOとのパートナーシップのもと、WEBINAR SERIES 2022 “Climate Change Resiliency & Disaster Risk Reduction” の第1回 Webinarを開催します。

(開催日時)
2022年4月23日(土)13:30-16:20 (Philippines time)

(講演タイトル)
Youth Participation in Disaster Risk Reduction & Waste Management

(講演者)
Dr. Glenn Fernandez, Ph.D
ECR Representative, Future Earth Assembly and
Associate Professor, Institute of Disaster Management and Reconstruction (IDMR), Sichuan University – Hong Kong Polytechnic University, Chengdu, China

以下より参加登録が可能です。
https://zoom.us/webinar/register/WN_LpIZHAj-SceEkjxi3tcsfQ

(講演の概要)
Very huge amounts of disaster waste can be produced in a very short time. For example, because of the extensive devastation in the affected provinces, the total amount of disaster waste generated by Typhoon Haiyan reached 19 million tons and overwhelmed the capacity of the affected local governments and residents to cope with the situation. This quantity is equivalent to 137% of the estimated total waste generation in the entire Philippines for 2013. If not addressed properly, disaster wastes can affect the living environment. Disaster wastes can lead to health and hygiene problems; contamination of water sources; as well as create fire risks. Disaster wastes can also hinder emergency response, recovery from disasters, and reconstruction efforts. In addition, the waste sector is the fourth largest contributor to greenhouse gas emissions in the Philippines. Effective disaster waste management can contribute to climate change mitigation. Overview of disaster waste management and information on the ongoing DWM capacity-building activities in the Philippines will be presented. Additionally, the Philippines is very highly exposed to different types of geological and hydro-meteorological hazards because of its geographical location in the Pacific Ring of Fire and along the Pacific typhoon belt. At the same time, because of the high poverty incidence, many communities across the Philippines are very vulnerable to the impacts of various hazards. Disaster risk reduction (DRR) therefore figures prominently among government priorities. Unfortunately, the Filipino youth, which comprises 20 million of the population of the Philippines, has been largely missing from DRR efforts. Research on school-based science clubs and community-based youth councils (Sangguniang Kabataan) and insights on how to support the involvement of young people in DRR will be provided in the Webinar.

2022年3月28日、日本学術振興(JSPS)会バンコク研究連絡センター及び京都大学ASEAN拠点が、ウェビナー”Seek for new ways of international research collaboration after corona pandemic – chemical engineering and related fields”をオンラインで開催しました。

ウェビナーは、JSPSバンコク研究連絡センターの大谷吉生センター長の開会挨拶で始まり、同センターがJSPSとJSPS事業について紹介を行いました。

大谷吉生センター長

続いて、Emeritus Prof. Dr. Wiwut Tanthapanichakoon氏 (Chulalongkorn University and TIT)が基調講演において、自らの研究を振り返りつつ、その中で行ってきた日本との共同研究を紹介しました。

Emeritus Prof. Dr. Wiwut Tanthapanichakoon

また、日タイから計4名の研究者が講演を行い、日タイそれぞれの立場から見た化学工学と関連分野における共同研究の取組み例及び進捗状況を紹介しました。
共同研究チーム及び講演者は以下のとおりです。

ナノマテリアルに関する国際共同研究チーム(タイ側)
Prof. Dr. Tawatchai Charinpanitkul (Chulalongkorn University)

Prof. Dr. Tawatchai Charinpanitkul

ナノマテリアルに関する国際共同研究チーム(日本側)
佐野 紀彰 京都大学大学院工学研究科教授

佐野教授

環境工学に関する国際共同チーム(タイ側)
Prof. Dr. Perapong Tekasakul (Prince of Songkla University)

Prof. Dr. Perapong Tekasakul

環境工学に関する国際共同チーム(日本側)
蘆田 隆一 京都大学大学院工学研究科講師

蘆田講師

最後に、京都大学東南アジア拠点の縄田栄治拠点長より閉会挨拶が行われ、ウェビナーは約40名の参加者とともに盛況のうちに終了しました。

縄田拠点長

2022年3月24日(木)、JSPSインドネシア同窓会(JAAI)が総会及び第5回国際シンポジウムをオンラインで開催しました。

シンポジウムは、開催委員会委員長のProf. Wahyu Dwiantoの挨拶及び報告で始まりました。

Prof. Wahyu Dwianto

続いて、インドネシア国立研究革新庁会長のDr. Laksana Tri Handoko氏、在インドネシア日本国大使館一等書記官の山崎久路氏より歓迎挨拶がありました。

Dr. Laksana Tri Hand

山崎久路一等書記官

また、日本学術振興会国際統括本部参与の加藤久氏より開会挨拶がありました。

加藤久参与

シンポジウムでは、第一部として以下のとおり招待講演が行われました。
招待講演1
講演者:Prof. Nurul Taufiqu Rochman, Research Center for Metallurgy and Materials, National Research and Innovation Agency (BRIN).
講演タイトル:Nanotechnology Development and Commercialization in Indonesia Based on Natural Resources: “From Lab to The Industry”

Prof. Nurul Taufiqu Rochman

招待講演2
講演者:Dr. Hasanuddin Abdurakhman, Associate Director PT. Toray Industries Indonesia
講演タイトル:From Science to Business: Role of Government and Corporation

Dr.-Hasanuddin-Abdurakhman

続いて、FLASH PRESENTATION OF JAAI INNOVATION AWARDSが行われ、5人の候補者が自らの研究成果の社会実装の様子を紹介しました。
詳細は以下のとおりです。

プレゼンテーション 1
紹介者:Prof. Dr. C. Hanny Wijaya M. Agr. Department of Food Science and Technology, Faculty of Agricultural Engineering and Technology, IPB University.
タイトル: Cajuputs® Candy

プレゼンテーション 2
紹介者:Dipl.-Ing. Haznan Abimanyu, PhD. Head of Research Organization for Energy and Manufacture, National Research and Innovation Agency (BRIN)
タイトル:Gerlip-01 HFNC

プレゼンテーション 3
紹介者:Dr. Maryoko Hadi Directorate of Flats, Directorate General of Housing, Ministry of Public Works and Public Housing
タイトル:PVROOF, Renewable Energy for the People

プレゼンテーション 4
紹介者:Dr. Ratih Damayanti Research Center for Biomass and Bioproducts, National Research and Innovation Agency (BRIN) タイトル:Automatic Wood Identification System and Its Next Generation

プレゼンテーション 5
紹介者:Dr. Muhammad Adly Rahandi Lubis Research Center for Biomass and Bioproducts, National Research and Innovation Agency (BRIN)
タイトル:Sustainable and Greener Particleboard from Areca Nut Bonded with Ultra-Low Formaldehyde Emission Adhesive

プレゼンテーションの後、Wahyu委員長より選考結果が発表されました。候補者の皆様、おめでとうございます!

シンポジウムの最後に、大谷吉生JSPSバンコク研究連絡センター長より閉会挨拶を行いました。

大谷吉生センター長

シンポジウムは約130名の参加者とともに盛況のうちに終了しました。

その後、休憩を挟み、JAAIの総会が会員限定で開催されました。
JAAIのWahyu会長より2021年度の活動・会計報告が行われ、次年度の活動予定について説明されました。

2022年3月19日(土)、JSPSタイ同窓会(JAAT)がタイ学術研究会議(NRCT)、JSPSバンコク研究連絡センターとの共催でNRCT-JSPS-JAATセミナー「International research collaboration and how to get funded?」をオンライン開催しました。

セミナーは、JAAT会長代行のAssoc. Prof. Sukanya Aimimthamの開会挨拶で始まり、続いて、JSPSバンコク研究連絡センターの大谷センター長、NRCT Executive DirectorのDr. Wiparat De-ongの挨拶がありました。

Assoc. Prof. Sukanya Aimimtham

大谷センター長

Dr. Wiparat De-ong

次に、講演会が開催され、以下の3名が講演を行いました。
講演1
講演者: Prof. Ken Takahashi, Asbestos Diseases Research Institute, Australia (Current Honorary International Advisor, Former Director)
講演タイトル: International Research Collaboration: What are the Keys to Success?

Prof. Ken Takahashiの講演

講演2
講演者:Assoc. Prof. Pongsakorn Tantilipikorn, Director of Strategic Team of Biomedical. Thailand Science, Research and Innovation (TSRI)
講演タイトル:Thailand Policy of Research and Development

Assoc. Prof. Pongsakorn Tantilipikornの講演

講演3
講演者:園部太郎 博士(京都大学ASEAN拠点URA・副拠点長)
講演タイトル:How to spice up a proposal for international collaboration grant with STI Coordinator

園部博士の講演

講演者らは、講演終了後の質疑応答で、参加者からの質問に丁寧に答えていました。

セミナー終了後は、JAAT同窓会総会が開催され、2021年の活動報告があったのち、会長選考が行われ、現在会長代行のAssoc. Prof. Sukanya Aimimthamが次期会長に選出されました。
続いて、2019年度に論文博士号取得希望者に対する支援事業(RONPAKU)論文博士号を取得されたDr. Ratana Tacharoenmuang (National Institute of Health, Department of Medical Sciences)から、本事業による藤田医科大学での研究についてご紹介いただき、説明終了後にはJSPS論博事業修了者にお渡ししている記念メダルの授与がオンラインで行われました。

Dr. Ratana Tacharoenmuang

最後に、2021年度に外国人研究者再招へい事業(BRIDGE)により昭和大学で研究を行ったAssoc. Prof. Vilasinee Hirunpanich Sato (Department of Pharmacology, Faculty of Pharmacy, Mahidol University) が研究報告を行い、セミナー及び同窓会総会は盛況のうちに終了しました。

Assoc. Prof. Vilasinee Hirunpanich Sato

参加者は約60名でした。

日本学術振興会バンコク研究連絡センター及び京都大学ASEAN拠点は、2022年3月28日にウェビナー”Seek for new ways of international research collaboration after corona pandemic – chemical engineering and related fields”をオンラインで開催します。
本ウェビナーは、化学工学と関連分野におけるタイ・日本の共同研究と若手研究者の活躍を促進することを目的とし、両国での共同研究の取組み例を紹介することで、将来の共同研究に役立つ情報を提供いたします。

【ウェビナータイトル】
Seek for new ways of international research collaboration after corona pandemic – chemical engineering and related fields

【主催及び協賛】
本ウェビナーは日本学術振興会バンコク研究連絡センター及び京都大学ASEAN拠点が開催し、チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)、プリンスオブソンクラー大学(Prince of Songkla University)、京都大学及び日本学術振興会の支援を受けています。

【開催日時】
2022年3月28日(月) 15:00~17:00(日本時間)

【会場】
オンライン(開催までにZoomリンクを送信いたします。)

【目的】
This webinar aims to promote research collaboration and young researchers’ involvement between Thailand and Japan in Chemical Engineering and related fields.
Researchers in Thailand and Japan have been conducting strong and steady collaborations for over three to four generations through bilateral / multilateral projects, student exchange and double degree programs. Especially in chemical engineering field, it has now developed into a multi-generational exchange and collaboration through such as Japan-ASEAN Science, Technology, and Innovation Platform (JASTIP) and Japan-Thailand SATREPS Projects from the first generation of person-to-person relationship that existed for more than 40 years. Over the programs, under the supervisors’ guidance, PhD students and postdocs from both countries collected samples together, conducted experiments on site, analyzed data and wrote co-authored papers. Such face-to-face collaboration have contributed to tackle with pressing issues in sustainable energy and environment on the global scale.
However, the corona pandemic has restricted physical travels of a researcher to another research institute in a different province/country. There is now a dramatic increase in the use of online tools, such as Zoom for communication between researchers. While the widespread use of online tool has brought about significant benefits in terms of speed and ease of communication in academic exchanges, there is also a growing awareness that online tools alone cannot compensate for the physical communication. Lesson learnt from experienced academia and administrators would be worthwhile and useful for participants and the public to adapt in the volatile situation of future pandemic.

【プログラム】
司会進行: 中川 究也 准教授(京都大学大学院工学研究科)
総合司会: Dr. Giang Le, Chulalongkorn University

1. 基調講演 – Emeritus Prof. Dr. Wiwut Tanthapanichakoon, Chulalongkorn University and TIT
2. ナノマテリアル分野における現在進行中の共同研究の紹介
– Prof. Dr. Tawatchai Charinpanitkul, Chulalongkorn University
– 佐野 紀彰 教授(京都大学大学院工学研究科)
3. 環境工学分野における現在進行中の共同研究の紹介
– Prof. Dr. Perapong Tekasakul, Prince of Songkla University
– 蘆田 隆一 講師(京都大学大学院工学研究科)

【参加登録】
以下のGoogle Formsでの参加登録が必要です。
https://forms.gle/GPgVCAgKsuoNbQDN9

【問い合わせ先】
日本学術振興会バンコク研究連絡センター
Email: jspsbkk★jsps-th.org (change “★” to “@”)

2022年3月24日(木)に、JSPSインドネシア同窓会(JAAI)が 総会及び第5回国際シンポジウム”From Science for Science to Science for Community”をオンラインで開催します。

当シンポジウムでは、2つの招待講演が予定され、科学・技術・革新(science, technologies, and innovations (STI))がコラボレーションやネットワーキングによって現代の諸問題を解決することについて討論されます。
また、シンポジウムのテーマである”From Science for Science to Science for Community”にちなみ、“JAAI Innovation Award”を企画・募集します。自らの研究成果やイノベーションがコミュニティで活用されている研究者を募集対象とし、選ばれた3名の方に“JAAI Innovation Award”を授与し、研究成果やイノベーションの活用の状況についてシンポジウムでご紹介いただきます。

なお、JAAIの総会はシンポジウムの閉会式後、にJAAI会員限定で行われる予定です。

JAAI Innovation Awardへの応募及び一般参加はいずれも無料です。奮ってご参加ください。

【イベント情報】
・開催方法:オンライン(Zoom)
・日時:2022年3月24日(木)
 ※開始時間については3月21日(月)~22日(火)の間に送信されるZoom Link内に記載されていますので、
 案内メールをご確認ください。
・参加方法:Google formsでの参加登録が必要です。
      参加カテゴリにより登録フォームが異なりますのでご注意ください。
 【JAAI Innovation Award応募者(登録期限は2022年3月3日(木)まで)】:https://s.id/JAAI-Award-2022
 【一般参加者(登録期限は2022年3月10日(木)まで)】:https://s.id/JAAISymp2022

【本件問合せ先】
以下宛先までメールにてお問い合わせください。
jaai★mail.lipi.go.id ※★を@に変換してください。

2022年は、マレーシアが東方政策を開始してから40周年にあたります。
これを記念して、日本・マレーシア両国政府は、東方政策40周年を記念する事業及び良好な日本マレーシア関係に焦点をあてた行事/プロジェクトのプロポーザル(企画書)を募集します。

詳細については在マレーシア日本国大使館のホームページ(https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/LEP40.html)をご確認ください。

2021年11月23日、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)が2021年度会員表彰式及び年次総会をオンラインで開催しました。当センターからはスタッフが出席し、大谷センター長が開会挨拶を述べました。
本表彰は、JAAP会員を対象として研究成果・研究者としての意欲態度等の項目を評価し、一定の基準を満たした者をその年の優秀会員として表彰するものです。

本年度は以下の会員が受賞し、それぞれが自身の研究について講演を行いました。

■農学:Dr. Renato G. Reyes (Former President, JAAP/ Vice President for Academic Affairs, Central Luzon State University)
■化学:Dr. Evelyn Creencia (Board Member, JAAP/ Professor, Mindanao State University-Iligan Institute of Technology)
■水産学:Dr. Maria Rowena Romana-Eguia (Vice-President, JAAP/ Scientist, Southeast Asian Fisheries Development Center / Aquaculture Department)

そして、続く総会では、以下の内容が執り行われました。
・2020年度の経理報告
・2020年度の活動報告
・今後の戦略プラン紹介
・新規入会者による宣誓

詳細については、京都大学ASEAN拠点(以下連絡先)までメールにてお問い合わせをお願いします。
staff-asean★kura.kyoto-u.ac.jp (”★” を”@”に変更してください。)

[シンポジウムタイトル]
Co-creative Mechanism in STI coordination between Japan and ASEAN: Spice up our scientific projects with STI coordinators

[プログラム、講演者、及び登録URL]
https://forms.gle/rCzfS3mu3EskeSkh9

[日時]
Day 1: 2021年12月13日(月) 15:00-18:00 (JST: GMT+9) <13:00-16:00 (Jakarta)>
Day 2: 2021年12月14日(火) 16:00-19:00 (JST: GMT+9) <14:00-17:00 (Jakarta)>

[会場]
オンライン(Zoom)開催 (Zoomリンクは開催までに連絡されます。)

[開催目的]
JASTIP (Japan-ASEAN Science, Technology and Innovation Platform) phase 2 aims to establish a co-creation mechanism for joint research in which ASEAN and Japan plan, promote, and bear the cost of research together and link the results to solutions of social issues. JASTIP has already started to train STI (Science Technology Innovation) coordinators, who will be responsible for identifying seeds of joint research, coordinating co-creation mechanisms, and building and strengthening their networks as a common asset for ASEAN and Japan. This symposium aims to present the achievements and future development of STI coordinators’ training to relevant researchers, policy makers, funding agencies and the private sectors in ASEAN and Japan. It also aims to share importance of coordinators, and to seek advice on the co-creation mechanism and the role of STI coordinators in ASEAN and Japan.

[参加登録]
https://forms.gle/rCzfS3mu3EskeSkh9
2021年12月3日までにご登録ください。

2021年11月9日から19日までの期間、タイ高等教育科学研究イノベーション省が科学技術博覧会(National Science and Technology Fair)を開催しました。

当博覧会は、1984年にタイ科学技術省(当時)がNational Science Weekを開催したことに始まり、以降、政府、政府関係機関、民間企業の協力を得て規模を拡大し、学生や若者、大衆からの注目を集めてきました。現在では科学技術博覧会(National Science and Technology Fair)と呼ばれ、タイ国内最大の科学技術展覧会として、科学に対する意識を持つことの重要性を広く知らしめることを目的としています。

当センターは当博覧会の出展でタイに拠点を持つ日本の大学を紹介しました。

今年は新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、オンラインとオンサイトのハイブリッド形式で開催されました。

11月23日、JSPSインドネシア同窓会(JAAI)が「Challenges to Elucidate the Biological Effects of low-dose Ionizing Radiation Exposure and their Contributions」と題した web lectureを開催します。

ご興味のある方は、以下をご確認の上、登録・ご参加ください。
【イベント情報】
・日時:2021年11月23日(火) 9時00分~11時30分(インドネシア時間)・11時00分~13時30分(日本時間)
・参加方法:zoom webinar(https://bit.ly/JAAILecture2021)への事前登録が必要です。

2021年10月28日(木)、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)the 3rd JAAP International Research and Development Conferenceがオンラインで開催しました。
(プログラムは、こちら

本イベントは、Central Luzon State University (CLSU)が10月26日から28日にかけて実施する「the 1st CLSU International Virtual Conference」の3日目に行われました。
会議のテーマは”Rekindling the Knots of International Partnerships Towards the New Era in Higher Education”です。日本、フィリピンの研究者が講演を行いました。

冒頭では、以下5名から挨拶及び祝辞が述べられました。

■開会挨拶
– Dr. Danilda Hufana-Duran, JAAP President

■歓迎挨拶
– Dr. Sukarno D. Tanggol, Chancellor, MSU-IIT

■祝辞
– Dr. Leah J. Buendia, Assistant Secretary for International Cooperation, Department of Science and Technology (DOST) / JAAP Advisor
– 大谷吉生 JSPSバンコク研究連絡センター長


会議は午前の部と午後の部の2部に分けて行われました。

午前の部では、Plenary Speakerとして千葉大学の石戸光教授が「International Educational Partnership beyond the New Normal: An Economist’s Viewpoint」と題した講演を行いました。

続いて、ペーパーセッションでは、3名の研究者が講演を行いました。講演タイトル及び講演者は以下のとおりです。

1. “Developing sustainable polymers towards a green economy”, Dr. Roberto M. Malaluan (JAAP, MSU-IIT)
2. “Accelerated Biodegradable Recycling to Address the 5/17 SDGs”, ASEAN Engr. Eulalio C. Creencia (JAAP, MSU-IIT)
3. “Re-engineering the Agricultural Environment for Whole-Year-Round Production of High Value Crops in the Lowland Tropics”, Dr. Ireneo Agulto (JAAP, CLSU (retired))

午後の部では、Plenary Speakerとして東京大学のDr. John Solomon Maninang特任助教が「Academic, but not moot: The classroom and field applications of the Nobel Prize-winning Novel Weapons Hypothesis in plant-plant interactions」と題した講演を行いました。

続いて、ペーパーセッションでは、5名の研究者が講演を行いました。講演タイトル及び講演者は以下のとおりです。

1. “Application of nanotechnology for sustainable aquaculture operation”, Dr. Karl Marx A. Quiazon (JAAP, CLSU)
2. “Effects of shapes and sizes on the Surface Plasmon Resonance of Green synthesized Gold nanoparticles”, Dr. Arnold C. Alguno (JAAP, MSU-IIT)
3. “Food Authenticity and Traceability Using Nuclear and Isotope Analyses”, Dr. Angel Bautista VII (DOST PNRI)
4. “Marine plastic pollution in Mindanao and Palawan: Is sachet economy killingour coastal ecosystem?”, Dr. Hernando P. Bacosa (JAAP, MSU-IIT)
5. “Properties and Utilization of Young-age Falcata (Paraserianthes falcataria) for Veneer Production”, Dr. Marina Alipon (JAAP, DOST-FPRDI)

各講演の後には質問が多数挙がり、それぞれの研究が社会的関心を持たれていることや、コロナ禍における研究・高等教育の新しい形に対する期待があることを感じることが出来ました。

最後に、JAAP副会長のDr. Maria Rowena R. Eguia氏より閉会挨拶がありました。

本イベントはzoomでの講演に加えてJAAPのFacebookページでストリーミングされ、多数の参加者とともに盛況のうちに終了しました。

JSPSフィリピン同窓会(JAAP)が the 3rd JAAP International Research and Development Conference -Harnessing Science and Technology Beyond the New Normal- を開催します。

本イベントは、Central Luzon State Universityが10月26日から28日にかけて実施する「the 1st CLSU International Virtual Conference」の3日目に行われるものです。様々な分野の研究者が”Rekindling the Knots of International Partnerships Towards the New Era in Higher Education” に関連した講演を行います。ご興味のある方は奮ってご参加ください。

【イベント情報】
・日時:2021年10月28日(木) 8時00分~17時00分(フィリピン時間)
・会議プログラム:こちらをご確認ください。
・参加方法:Google forms(https://forms.gle/WJNSduYygQKmpYsJA)での参加登録が必要です。

2021年10月12日(火)、JSPSマレーシア同窓会(JAAM) がオンラインフォーラム “Deep Dive Into the Journey of Women in Ocean Science”を開催しました。

本フォーラムには、マレーシア、日本、インドネシアから以下の4名の女性海洋研究者が登壇し、Prof. Dato’ Dr. Aileen Tan (JAAM / マレーシア科学大学)の進行のもと、登壇者達は、女性研究者としての自身の経験、感じたこと、モチベーション、困難、目標等を語りました。

・脇田 和美 東海大学海洋学部教授
・岩本 洋子 広島大学大学院統合生命科学研究科准教授
・Prof. Dato’ Dr. Noraieni Mokhtar (マレーシア工科大学)
・Dr Wulan Koagouw (インドネシア科学院研究員)

登壇者(脇田教授、Prof. Dato’ Dr. Mokhtar、岩本准教授、Dr. Koagouw)

Prof. Dato’s Dr. Aileen Tan

この討論では、女性研究者には、研究者として以外に母、娘、妻等の役割があることが語られていました。4名の経験やバックグラウンドは異なりますが、全員に共通して、研究に対する強いモチベーションを持っていることも明らかになりました。

本フォーラムには約40名の参加者があり、盛況のうちに終了しました。

JSPSマレーシア同窓会が“Deep Dive Into the Journey of Women in Ocean Science”を開催します。本フォーラムは、日本・マレーシア・インドネシアから4名の女性海洋学者を招き、女性研究者の機会、挑戦、達成等について討論するものです。

フォーラムの詳細は以下のとおりです。

(日時)
2021年10月12日 10時00分~12時00分(マレーシア時間)

(登壇者)
・脇田 和美 東海大学海洋学部教授
・岩本 洋子 広島大学大学院統合生命科学研究科准教授
・Prof. Dato’ Dr. Noraieni Mokhtar (マレーシア工科大学)
・Dr Wulan Koagouw (インドネシア科学院研究員)

(司会)
Prof. Dato’ Dr. Aileen Tan (JAAM / マレーシア科学大学)

(タイムテーブル)
10:00~10:10 開会挨拶・フォーラムの紹介
10:10~10:20 登壇者の紹介
10:20~11:45 フォーラム
11:45~11:55 Q&A セッション
11:55~12:00 登壇者挨拶

(参加方法)
以下のWebexまたはFacebook Live Streamにて参加または視聴してください。
Webex: https://bit.ly/jaam21
FB Live: JSPS Alumni Association Malaysia

2021年9月25日、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)がWeb Lectureを開催しました。このWeb Lectureは、WEBINAR SERIES 2021 “LIVING IN THE NEW NORMAL AND BEYOND”の第9回目で、日本学術振興会とのパートナーシップのもと行われました。

はじめに、JAAPのDr. Danilda Hufana-Duran会長より開会挨拶がありました。

Dr. Danilda Hufana-Duran

続いてDOSTのDr. Leah Buendia氏(Assistant Secretary for International Cooperation, Department of Science and Technology)、JSPSバンコク研究連絡センターの大谷吉生センター長から挨拶がありました。

Dr. Leah Buendia

大谷吉生センター長

その後、講演が行われました。講演者及び講演タイトルは以下のとおりです。

(講演者)
Miflora Minoza-Gatchalian, Ph.D
CEO, Quality Partners Company, Ltd.
Retired UP Full Professor and JSPS Awardee

(講演タイトル)
Making Quality a Way of Life: A Start-up at this Time of Pandemic

Dr. Minoza-Gatchalian

講演において、Dr. Minoza-Gatchalianは、“quality” を “state of mind(精神の状態)”と定義し、対人コミュニケーション、労働環境、製品・サービスに影響するものと説明しました。続いてこのプロセスが日常生活においてqualityのある癖や習慣として習得することから始まることに触れ、そのための努力はずっと続くことを強調しました。また、家庭で身に着けた習慣を労働環境に持ち込む方法、あるいは逆に労働環境から家庭に持って帰る方法が紹介されました。qualityが日常生活の一部となったとき、プライベート・パブリックな場の双方に卓越した文化が起こるのだとDr. Minoza-Gatchalianは締めくくりました。

講演後は、自らを躾ける方法や、qualityの文化をフィリピン社会に持ち込む方法について質問が寄せられ、Dr. Minoza-Gatchalianはそれらに丁寧に回答していました。

最後に、JAAP副会長のDr. Rowena Eguia氏から挨拶があり、盛会のうちにWeb Lectureは終了しました。

Dr. Maria Rowena Eguia

本ウェビナーはzoomでの講演に加えてJAAPのFacebookページでストリーミングされ、多数の参加者がありました。

2021年9月25日(土)に、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)が日本学術振興会とのパートナーシップのもと、WEBINAR SERIES 2021 “LIVING IN THE NEW NORMAL AND BEYOND” の第9回 Webinarを開催します。

(開催日時)
2021年9月25日(土)13:30-16:00 (Philippines time)

(講演タイトル)
Making Quality a Way of Life: A Start-up at this Time of Pandemic

(講演者)
Miflora Minoza-Gatchalian, Ph.D
CEO, Quality Partners Company, Ltd.
Retired UP Full Professor and JSPS Awardee

以下より参加登録が可能です。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZApde6sqjoqE9V_22cAXTYzfi3Ll84u_gyh?fbclid=IwAR22v2kJxX4k1_KTFUCnK1u_49ikHqF-yHtY3RGjtwzH44HMyRtuefmgZyo

(講演の概要)
“Quality” is globally associated with “customer satisfaction”. Thus, knowing one’s customer is a major consideration in the quest for quality. Psychologists say “quality” is a state of mind and is a personal pursuit by committed individuals. Who then is one’s most important customer? Note, that unless a person satisfies oneself, satisfying others would be close to impossible, implying that the most important customer is ONESELF. Only when self is satisfied can one expect to satisfy others. The 3Ps is a self-assessment tool that measures one’s quality status. The first P is Performance or one’s outputs like goods or services, the second P or Pricing is cost in terms of time, money and effort used in production and the third P is Punctuality or delivery of goods or services on time as promised. Achieving the 3Ps, whether at home or at work, requires a lot of self-discipline, persistence and doing good to others as a routine. For this to happen, the PPM of quality must first be put in place which, through time, would ultimately become a habit. The first P (Planning) designs one’s daily activities that allows early error detection since the second P (Prevention) gives danger warnings of situations which could affect plan implementation. Since “Planning” is documented, then M (Monitoring) can be readily accomplished. Capability to perform the PPM require a good knowledge and understanding of the 3Ps to ensure that customer satisfaction is met at all times. Trainings on quality plus regular and daily practice of PPM will translate these activities into a habit which, after some time, becomes a “way of life”. When leaders at home and at work seriously model “making quality as a way of life” the Pandemic’s negative effects on people around them will be significantly reduced since sustained customer satisfaction definitely enhances people’s happiness level leading to the emergence of a “ culture of quality” at home and at work.