2020年11月1日、JSPSネパール同窓会(NJAA)が第6回シンポジウム“Use of Artificial Intelligence for National Prosperity”をウェビナーで開催しました。
シンポジウムは、Dr. Kundan Lal Shrestha(Secretary of NJAA)の開会の挨拶とNJAAの紹介で始まりました。
まず、Inaugural sessionが行われ、Chief Guest のDr. Sunil Babu Shrestha(Vice Chancellor of Nepal Academy of Science and Technology (NAST)と、以下の4名のSpecial Guestの挨拶がありました。
Special Guest:
・朝熊 由美子(独立行政法人国際協力機構(JICA)ネパール事務所長)
・吉岡 雄三(在ネパール日本国大使館・参事官)
・大谷 吉生(JSPSバンコク研究連絡センター長)
・Er. Ganesh Shah(Former Minister of Science and Technology)
次に、テクニカルセッションが行われ、東京大学の大澤幸生教授が基調講演、Prof. Dr. Shashidhar Ram Joshiが特別講演を行いました。
[基調講演]
講演者:大澤幸生(東京大学・大学院工学系研究科システム創成学専攻・教授)
講演タイトル:Discovery beyond Learning as an Idea from Data Jackets
[特別講演]
Prof. Dr. Shashidhar Ram Joshi(Dean and Professor of the Institute of Engineering, Tribhuvan University, Nepal)
講演タイトル:Application of artificial intelligence in the development of Nepal with Japanese collaboration
講演終了後、Dr. Rosha Pokharel(Lead Data Scientist at IBM-AI Applications, USA)から挨拶がありました。
シンポジウムには約70名の参加があり、Q&A sessionでは参加者から多くの質問が寄せられ、講演者は丁寧に対応していました。
続いて、大谷センター長より、JSPSの組織概要、海外研究連絡センターの役割や同窓会、JSPSの各種国際交流事業について説明がありました。
最後に、Dr. Rijan Bhakta Kayastha(President of NJAA)から閉会の挨拶があり、盛会のうちにシンポジウムは終了しました。
JSPSでは、今後も各国の同窓会や大学、研究機関と連携し、こうした国際学術交流の機会を支援してまいります。