2019年8月17日(土)、IMPACT Exhibition & Convention Centerでタイ国科学技術博覧会2019のオープニングセレモニーが開催され、当センターから冨山副センター長、臼井国際協力員、濱端国際協力員が出席しました。
同博覧会は、タイ高等教育科学研究イノベーション省(MHESI)とタイ国立科学博物館の共催で開催されており、例年100万人を越える来場者を集める大規模イベントです。タイ国内・国外問わず多くの研究機関・大学・民間企業等が参加し、最新の研究等についてブース出展を行っています。
当日は、多くの入場者で大きな賑わいを見せていました。
今年のオープニングセレモニーではDr. Weerapong Paesuwan (Chairman of the Advisory Committee of MHESI) が挨拶を行いました。
各ブースは、体験型の展示が多く、参加者が楽しみながら科学技術に関するトピックに親しめる内容になっています。
日本の公的機関は、在タイ日本大使館の舵取りで「ジャパンパビリオン」を出展しています。各団体とも、説明のための模型を準備したり、ペーパークラフトを用意したりして、多くの参加者の関心を集めていました。
当センターは、タイにおける日本の大学の紹介ポスターを展示し、参加者からの質問にお答えしました。
当日、オープニングセレモニーで挨拶したDr. Weerapong Paesuwanがジャパンパビリオンを視察されました。
当センターも、タイにおける日本の大学と、タイとの繋がりの深さを直接ご説明することが出来ました。
今回のイベントで幾度と聞いたのが、タイにおいても技術開発、および科学に強い若者の育成や社会イノベーションが喫緊の課題となっており、取り組みが急がれるということです。
この科学技術博覧会も、そのような取り組みの一つとして大きな役割を果たしていることを会場で感じました。