2019年7月5日(金)、関西大学政策創造学部国際アジア法政策学科の西澤希久男教授が当センターを訪問されました。
西澤教授はこれまで何度も当センターをご訪問いただいております。今回は『障がい者の法的能力』に関する現地調査のためタイにご出張され、その折に当センターにお越しいただきました。
近年、障がい者の法的主体としての地位の向上が課題になっています。2006年の国連総会で「障害者権利条約」が採択されましたが、その対応については各国で区々というのが現状のようです。西澤教授は今回タイにご出張され関係各省の立法担当者等にヒアリングを行うとともに、障がい者の大学での受け入れ支援体制等について調査されたとのことです。
また、関西大学での国際化に向けた取り組み、例えば新しいサマースクールプログラム立ち上げの話等、興味深いお話もお聞かせいただきました。
当方からは事業説明会を含む最近のJSPSバンコク研究連絡センターの活動の話や、タイの大学の状況等について説明させていただきました。