在ネパール日本国大使公邸を表敬訪問

2018年10月4日(木)、在ネパール日本国大使公邸を表敬訪問しました。

今回の表敬訪問は、翌日開催される第4回ネパール同窓会シンポジウムの開催に先立ち、大使公邸にて西郷正道大使、町田信也公使参事官他、大使館の方々にご挨拶の機会をいただいたものです。

西郷大使は今年5月にネパール大使にご着任されましたが、着任されてからの日々のご様子や、ネパールでの教育・学術の状況について興味深い話をお聞かせいただきました。その中で、学術の国際交流は成果が一朝一夕に出るものではなく、非常に時間がかかるものだが、それでも何らかの形で地道に継続することが一番重要であると思う、とのご意見をいただきました。

これに対し、山下センター長からは、先日のノーベル賞受賞のニュースにも関連して、必ずしも成果がすぐに出るわけではない基礎研究の重要性およびJSPSはまさにこうした研究者の“curiosity”を重視した支援を行っていることの説明をさせていただきました。

今回の表敬訪問では、JSPSネパール同窓会のDr.Ranjan Kumar Dahl副会長、Dr. NawarajKhatiwada理事も同席されましたが、お二人の日本でのユニークな経験を西郷大使も興味深く聞き入っておられました。

当センターはこれからも大使館との連携をより密にし、様々な研究支援を行っていきたいと考えています。

集合写真(右から2番目が西郷大使)

集合写真(右から一番目が町田公使参事官、同2番目が西郷大使)