2017年11月28日、マヒドン大学パヤタイキャンパスでJSPS事業説明会を実施しました。
同大学は、1888年にラマ5世によって設立されたSiriraj病院を起源とし、その医学校は1893年にタイで初めて医学の学位を出しています。1969年にマヒドン大学と改名し、現在では、医学系を中心にタイトップレベルの国立総合大学として、世界的にも高い評価を受けています。今回は、昨年度にひき続き、医学部や理学部のあるパヤタイキャンパスで説明会を実施しました。
説明会では、先ず山下センター長から説明会開催の感謝の言葉を述べるとともに、JSTとJSPSの違い等、日本のファンディングエージェンシーについての説明を行いました。
フォトセッションを挟み、古屋副センター長がJSPS概要及びJSPSバンコクオフィス活動内容の説明を行い、土肥国際協力員及び斉藤国際協力員がJSPS国際交流事業の紹介を行いました。
続いてJSPS事業経験者であり、JSPSタイ同窓会(JAAT)会員でもあるDr. Kittiphong Paiboonsukwongにご講演いただきました。Dr. Kittiphongは、JSPS外国人特別研究員として埼玉医科大学で研究された経験があり、日本での研究や生活の様子についてユーモアも交えながらタイ語でお話しいただきました。
説明会には、若手研究者だけでなく中堅研究者の姿も多く見受けられ、JSPS国際交流事業に応募経験のある研究者もいらっしゃいました。Q&Aセッションでは、二国間交流事業や研究拠点形成事業について、審査基準等具体的な質問が相次ぎ、JSPS国際事業への関心の高さが伺える有意義な説明会となりました。