2017年9月4日、北海道情報大学経営情報学部の穴田有一教授が当センターを来訪されました。
北海道情報大学は、9年前にラジャマンガラ工科大学・タンヤブリ校(RMUTT)とMoUを締結し、昨年3月にはRMUTT内にタイ拠点事務所となる「北海道情報大学インターナショナル・オフィス」を開所されました。
同大学では、夏期集中の短期留学として、RMUTTにおいてワークショップを実施しており、両校の学生の交流の場となっています。また教員を派遣してRMUTTにて宇宙情報システムに関する講義を行う等、学生・教員の交流を積極的に推し進めていらっしゃるそうです。
また同大学では、タイ在住の日本人を対象とした「通信教育」にも力を入れており、プログラミング実習もWeb上で行うことができ、情報系の学士号を取得することも可能だそうです。今後は通信教育の試験をタイで実施する等、タイ拠点事務所をさらに活用していきたいとのお考えでした。
また大学の国際化を推し進めるにあたり、大学の事務局のサポートが必要不可欠であり、大学職員の国際化が必要であるとの認識から、日本の大学職員の国際化の支援についてもご質問がありました。
これに対し山下センター長から、大学等の職員を対象として、国際交流に関する幅広い見識と高度な実務能力を有する専門的な職員の養成を目的としたJSPSの「国際学術交流研修」について紹介を行いました。
当センターは今後も日本の大学と連携を図りながら、日タイの交流を積極的に支援、促進していきたいと思います。