2017年8月30日、情報通信研究機構(NICT)の沼田尚道アジア連携センター長が当センターを来訪されました。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、情報通信分野を専門とした日本で唯一の公的研究機関として、情報通信に関する技術の研究開発を基礎から応用まで統合的な視点で推進し、同時に、大学、産業界、自治体、国内外の研究機関などと連携し、研究開発成果を広く社会へ還元し、イノベーションを創出することを目指されています。なお、NICTは当センターとともにタイ科学技術博覧会2017に出展しています。(その時の様子はこちら)
沼田教授は、郵政省に入省後、総務省、東北大学特任教授、放送大学学園放送部長等を歴任され、2017年8月に大西祥浩前センター長の後任としてNICTアジア連携センター長に着任されました。アジア連携センターとして、既に共同研究を進めているチュラロンコン大学やキングモンクット・ラートクラバン工科大学等、タイだけでなくASEAN地域の研究拠点になりICTを使って様々な分野との連携を深めイノベーションを創出できればとおっしゃっていらっしゃいました。
当センターからもJSPSの概要を説明するとともに、国際的な共同研究推進事業である「二国間交流事業」及び「研究拠点形成事業」、さらには研究者コミュニティの活動を支援するための「外国人研究員招へい事業」を紹介させていただき、大変興味を示していただきました。
当センターでは、今後も日本の公的研究機関等との連携も深め、日タイ研究交流活動を積極的に支援していきたいと考えています。