宇都宮大学 後藤章名誉教授の来訪

2017年4月26日、宇都宮大学の後藤章名誉教授が当センターを来訪されました。
後藤名誉教授は、農学農村工学・農村計画学を専門としてタイをはじめとした東南アジアにおける灌漑システムや水環境問題を取り扱う等、世界的に長年ご活躍された後、今年の春に宇都宮大学を退職されました。現在はその知識・経験を宇都宮大学の国際化に役立てるため、国際交流担当特命教授として手腕を振るわれておられます。
宇都宮大学の国際学部は、「グローバルな実践力」を持って、国際的分野で活躍する人材育成の機能を強化することを目的に、平成29年4月に2学科から1学科に再編・統合されました。グローバル化が進む中で世界の様々な地域で発生する様々な課題に対応するため、同学部では新たな教育プログラムを持って人材育成の機能の充実・強化をはかられているそうです。後藤名誉教授は、宇都宮大学の更なる国際化に向けて、タイのカセサート大学に海外連絡事務所を設置する準備を進められているとのことで、今後のタイでの活動等についてお話し頂きました。
当センターからもタイに拠点を置く日本の大学の現状や大学間ネットワークである在タイ大学連絡会(JUNThai)等についてご説明させていただきました。また、後藤名誉教授はJSPS学術システム研究センターの研究員を務められていたこともあり、JSPSの国際事業についても有意義な意見交換を行うことができました。

土肥国際協力員、古屋副センター長、後藤名誉教授、山下センター長、斉藤国際協力員

土肥国際協力員、古屋副センター長、後藤名誉教授、山下センター長、斉藤国際協力員

当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。