2017年3月30日、バンコック銀行の小澤 仁執行副頭取及び大沼 達朗氏が当センターを来訪されました。
1944年に創業された同銀行はタイ国内に1190の支店を持ち、タイ最大の商業銀行として、タイに進出した日系企業への支援を行ってきたそうです。日本人行員の常駐はもちろん、日本の大手銀行や地方銀行18行から20人近くの若手銀行員を受入れ、人材育成にも力を入れていらっしゃいます。
日本はもちろん、タイも抱える高齢化や人口減少問題の中、同銀行も新たな活動を行っていきたいと、近年は執行副頭取自ら観光やビジネスマッチング等にも力を入れており、今回は特に産学連携についての情報収集のため当センターに来訪頂きました。
これに対し、当センターからはJSPSの概要、国際事業及びJSPS同窓会の活動に加え、タイに拠点を置く日本の大学間ネットワークである在タイ大学連絡会(JUNThai)やタイで活動する日本の大学の状況等について説明を行いました。
小澤執行副頭取は若手育成のため、若手銀行員に徹底したデータ収集に基づくレポート作成と現地での会社営業を指導しているそうで、銀行という普段は聞けない異業種のお話しを聞くことが出来、大変参考になりました。
当センターでは今後も日本の大学等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。