(株)ベネッセコーポレーション 森本典夫氏 及び 大橋奈津美氏の来訪

2017年3月21日、(株)ベネッセコーポレーション初等中等教育事業本部の森本典夫氏及び大橋奈津美氏が当センターを来訪されました。
ベネッセコーポレーションは、日本では幼児向け教材の開発やサービスの提供を行っている他、高校向けのサービスの提供も積極的に展開されており、特に近年はグローバル教育に力を入れられており、タイへの事業進出に向けた情報収集のために訪泰され、当センター訪問前にもタイの関係機関を訪問されたそうです。今回の面談では、事業の主な対象が高校生や大学生であることから日本学生支援機構(JASSO)タイ事務所のNuntaporn現地職員にも同席してもらい、意見交換を行いました。
同社では、現在海外からの留学生向けに日本語教育サポートの提供を進められており、日本語教材の開発等に取り組まれているそうです。また、日本人学生向けにはELS Language Centersと連携し、東北大学にてELSのプログラムを提供しています。これらの取組を将来的には海外からの留学生に対し、インバウンド向けのサービスとして展開したいと考えられています。
これに対し、Nuntaporn職員からは、タイの大学入試や日本語教育等の現状について説明を行い、当センターからはセンターの活動やタイに拠点を置く日本の大学の活動状況に関する説明の他、関係機関の案内を行いました。
また、同社では、現在ベトナムで介護系人材の育成プログラムを提供されている他、21世紀型スキル(分析力、思考力、創造力など)を評価する手法の開発やさらにその評価前後でスキルを向上させるためのプログラム開発にも取り組まれているそうです。
当センターへの来訪者は大学や研究機関の関係者が多い中、普段はあまりお伺いすることのない一般企業での取り組みについて情報を得られる貴重な機会となりました。

Nuntaporn職員、大橋氏、森本氏、大田国際協力員、モンチャノック氏(通訳担当)

Nuntaporn職員、大橋氏、森本氏、大田国際協力員、モンチャノック氏(通訳担当)