2017年2月27日、フィリピンを訪問し、外国人研究者再招へい事業(BRIDGE Fellowship Program)選考委員会に出席するとともに、2018年度の計画に関する打ち合わせをフィリピン同窓会(JAAP)と実施しました。
Bridgeプログラムは、JSPSの外国人特別研究員事業等に採用されて来日し、日本での研究活動を終了して同窓会会員になった外国人研究者に対し、再度来日して日本人研究者との研究協力関係を形成・維持・強化する機会を提供する事業です。
Bridge選考委員会には、Dr. Susan Gallardo JAAP会長、審査委員のDr. Renato G. Reyes JAAP 事務局長、DOST事務次官代理のDr. Carol M Yorobe及びJSPSバンコク研究連絡センター山下センター長が出席、古屋副センター長が陪席しました。
今回の募集に対しては8名の応募があり、審査の結果1名を推薦することとなりました。
また、2018年度の計画に関する打ち合わせにおいては、下記のように決定しました。
・National Science and Technology Week の開催に合わせて同窓会総会及びシンポジウムを実施、National Science and Technology Week は7月11~15日に開催予定のため、それが決まり次第総会及びシンポジウムの開催日も決定する。
・場所はPhilippine Trade Training Center(PTTC)
・論博メダル授与式も同時に開催する
・1名ないし2名の日本からの講師を招へい予定、同窓会で候補者を決定、交渉も済ませた上で開催の2ヶ月前までにバンコクセンターに連絡してもらう
・昨年同様、JAAPからタイ、バングラデシュ、ネパール同窓会から代表1名を招待予定(今回は新たに設立されたインドネシア同窓会からも招待予定)
同窓会打ち合わせの後、Susan会長、Reyes事務局長とともに在フィリピン日本国大使館を表敬訪問し、2016年11月から着任された中村 建参事官にJSPSの国際事業やJAAPの活動状況、7月に予定しているJAAPの同窓会総会及びシンポジウム等について説明しました。
大使館からは例年7月開催のシンポジウムにご出席頂いており、今回も中村参事官にご出席頂けるよう依頼すると共に、引き続き同窓会の活動にもご協力頂けるようお願いしました。
なお、今年は7月シンポジウム開催と併せて、フィリピンの大学・研究機関を訪問し、JSPS事業説明会を実施しようと考えており、同説明会へのご協力もお願いしました。