関西大学 奥和義副学長らの来訪

2017年2月23日、関西大学の奥和義副学長兼社会連携部長、石田成則教授、西澤希久男教授及び松元雅和准教授が当センターを来訪されました。

関西大学は、現在すでにタイの複数の大学とMOUを締結し、タイとの交流を図っていますが、今回は主にパンヤピワット経営大学(PIM)及びチュラロンコン大学との今後の連携・交流について協議するために訪泰されました。
関西大学はチュラロンコン大学内に海外事務所を設置されており、現在は理工系学部を中心に研究交流を実施されていますが、現在タイでも問題となっている高齢化社会等をテーマに今後文系学部での交流も行い、大学間の包括協定から一歩進んだ学部及び研究科間の交流へと進めようとされています。
当センターからは、JSPSの国際事業や在タイ日本国大使館による日タイ産業人材育成協力イニシアティブなどの取組みを紹介したところ、高い関心を示されていました。
その他、西澤先生は「教育の質の保証」について調査されており、2016年11月の訪泰時にはタイ教育省訪問と併せて当センターにも来訪頂きました(前回のご来訪の様子はこちら)が、今回も新規教員の採用基準や大学の評価制度についてお話を伺いました。一方、奥副学長からは日本の大学の評価制度やその事例等をご紹介いただき、日タイの教育の質の保証に関する制度の違いについて貴重な情報を得ることができました。

大田国際協力員、石田教授、奥副学長、山下センター長、西澤教授、松元准教授

大田国際協力員、石田教授、奥副学長、山下センター長、西澤教授、松元准教授

当センターでは今後も日本の大学のタイにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。