UNESCOダッカ事務所 大安喜一氏の来訪

2016年6月22日、UNESCOダッカ事務所(バングラデシュ) 大安喜一氏が当センターに来訪されました。

大安氏は2008年まではUNESCOバンコク事務所で勤務されており、現在はESD(持続可能な開発のための教育)に関連する事業を中心に取り組まれています。これまでカンボジア、ネパール、アフガニスタン等でコミュニティラーニングセンター(公民館)を通じた学習活動を行い、各国での地域づくりに貢献されてきました。
また、日本では引きこもりや不登校により形式的に義務教育を終了していても、実際は基礎教育が不十分なため識字能力が低い子供がおり、また日本への移民に対する教育の提供が十分とは言えないため、今後はこれらの問題に対しても上記のような活動経験を活かして取り組んでいきたいと考えておられました。

大安氏はJSPSの事業にも関心をお持ちで、山下センター長よりJSPS同窓会、二国間交流事業や研究拠点形成事業を中心にJSPS国際事業の紹介を行いました。

古屋副センター長、大安氏、山下センター長

古屋副センター長、大安氏、山下センター長

当センターでは今後もアジアで活動される方を積極的に支援していきたいと考えています。