2016年6月8日、理研シンガポール事務所の津澤元一所長が当センターに来訪されました。今回は翌日9日にバンコクで開催される「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」への出席のための訪泰に併せてのご来訪です。
津澤所長は2015年10月にも(そのときの様子はこちら)当センターを訪問されており、今回はその後の動向等について貴重なお話しをお伺いすることができました。
現在、タイでは在タイ日本大使館主導のもと、タイにオフィスを置く日本の科学技術・学術機関をメンバーとした科学技術連絡会を定期的に開催し、当センターもメンバーとして出席しておりますが、シンガポールにおいても、非公式ながらシンガポールに拠点を構える国立研究開発法人科学技術振興機(JST)や国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)などの機関等との情報交換、連携強化の場を設けるようにしているとのことです。そのため、将来的にはタイの科学技術連絡会とも協同して、ASEANにおける科学技術の連携強化及び交流促進を図りたいとお考えでした。
当センターとしても、タイ国内だけではなくASEAN各国との連携は非常に重要と考えており、今後もアジアで活動する機関を積極的に支援していきたいと考えています。