2016年2月18日、当センターは高樋さち子秋田大学教育文化学部准教授、Moe Moe Than 現地通訳・コーディネーターとともに在ミャンマー日本国大使館樋口建史特命全権大使及び東秀明二等書記官を表敬訪問しました。
当センターからは、JSPSの国際事業やバンコクセンターがサポートしている4同窓会の状況等について説明すると共に、前日2月17日に開催したヤンゴン工科大学及び19日に開催するヤンゴン大学のJSPS事業説明会について協力をお願いしました。
大使とのお話では、日本のミャンマーへの工業進出に伴い、日本の中小企業団体から大学に対し実習生受け入れや人材育成への要請があり、ミャンマー側も職業訓練やインフラ整備でのサポートを求めているといった差し迫った課題がある一方で、11月の選挙後に起きたミャンマーの人々の意識の変化に対し大学がどう向き合っていくかというこれからの大学のあり方についてまで話が及びました。
ヤンゴン工科大学での事業説明会では、文部科学省奨学金についての質問が参加者から寄せられるなど、大使館との連携の必要性を実感したところです。今後も定期的にJSPSの事業説明会を開催し、大使館と連携して情報提供を行っていきたいと考えています。