2015年8月26日、当センターはバンコク大学ランシットキャンパスを訪問し、バンコク大学コミュニケーションアーツ学部のPeerachai Kerdsint 次期学部長、James Gomez国際担当副学部長、PhDプログラム担当のDr. Ratanasuda Punnahitanond、MAプログラム担当のDr. Patama Satawedin、Thiti Sitakalinインターナショナルコーディネーターと懇談しました。
バンコク大学は1962年に創立されたタイで最も古い私立大学のひとつであり、バンコク市内とパトゥムターニー県ランシットにキャンパスを有しています。
まず、Gomez国際担当副学部長、Dr. Ratanasuda、Dr. Patamaより、バンコク大学および芸術学部の概要や国際交流プログラムについて紹介がありました。
次に、山下センター長がJSPSの概要ならびにバンコクセンターの活動内容の紹介を行い、山田副センター長・辻国際協力員より国際交流プログラムの紹介を行いました。
続いて、日本の大学との連携について情報提供ならびに意見交換を行いました。バンコク大学コミュニケーションアーツ学部では、日本を含むアジアの国々と協力してアジアメディアリサーチセンター設立を検討しているとのことで、現在の協定校に加え、今後日本の大学と幅広く連携していきたいとのことでした。
その後、芸術学部の「コミュニケーション・アーツ・コンプレックス」を中心に施設見学を行いました。バンコク大学では学生に実践的な専門技術を習得させ、卒業後はすぐに産業界で活躍できる人材の育成を目指しているとのことで、芸術学部もラジオ収録スタジオ、TV番組収録スタジオ、映画の撮影スタジオ、劇場等の充実した施設を有しており、学生が実際の機器や設備を使用して学んでいる様子を見学することができました。
当センターでは、今後もタイと日本の大学のネットワーク構築を支援していく所存です。