2015年7月20日、在タイ日本大使館で第3回在タイ大学連絡会(JUNThai)が開催され、タイに事務所などを設置する17大学の代表者と、オブザーバーとして在タイ日本国大使館・JASSOバンコクセンター・JSPSバンコクセンター・AUN/SEED-Net・JST・三菱総合研究所・北洋銀行、アドバイザーとしてタイ・キングモンクット工科大学・関達治学術顧問が参加しました。
在タイ大学連絡会(JUNThai)の概要は、第1回・第2回開催時の記事(リンク)をご覧ください。
第1部
長岡技術科学大学タイ事務所松永聡所長による「長岡技科大の長期インターンシップ(海外実務訓練)~実践的グローバル人材の育成~」と題した講演が行われました。同大学は、大学院修士課程への進学が内定した4年次学生を対象として、卒業研究の代替科目として同プログラムの履修を必修化しており、学生は国内または海外において最長6ヶ月間の実務訓練に携わることができます。海外にはこれまで20数カ国に約650名を派遣した実績があり、同プログラムの実施による企業側・学生側双方のメリットや派遣・受け入れに際する危機管理対応、タイ国内での近年の受け入れ状況や受け入れ先大学・企業等の紹介がありました。
第2部
在タイ日本大使館の寺島史朗一等書記官より、6月8日~12日に在タイ日本大使館で開催されたJUNEFairについて報告がありました。
引き続き、大阪大学ASEANセンターの望月太郎センター長より、JUNThaiのメーリングリストの運用開始について報告があり、今後の運用方針ならびに連絡会の運営について議論が行われました。
また、現在幹事を務めている京都大学・大阪大学・明治大学・東海大学のうち、京都大学と明治大学が今期限りで幹事校から退くのに伴い、名古屋大学と福井工業大学が次期幹事校となることが決定しました。
当センターでは、今後も日本の大学に積極的に情報提供を行い、タイにおける活動を支援していきたいと考えています。在タイ大学連絡会へご興味をお持ちの大学におかれましては、JUNThai幹事校または当センターまでご連絡ください。
次回の連絡会は9月に開催する予定です。