2015年4月9日、京都大学ASEAN拠点の藤枝絢子URA、北脇舞職員、Rungnapha Khamung現地職員が当センターを訪問されました。北脇さんとカムンさんは4月に着任されたばかりで、当センターへの訪問は今回が初めてとなります。
まずは京都大学より新しいスタッフ2名の紹介と、京都大学ASEAN拠点オフィスの概要・ミッションの紹介がありました。その後、当センターより、海外とのネットワーク形成を支援するJSPSの各種国際事業、ASEAN地域におけるJSPSの対応機関、当センターの所掌するタイ・フィリピン・バングラデシュの同窓会活動について情報提供を行いました。
卒業生とどのようにつながりを維持するかについては京都大学にとっても課題の一つとなっており、アメリカの大学における同窓会ネットワークの例等をあげながら同窓会ネットワークの活性化について情報交換を行いました。
また、日本の大学のタイにおける学生のリクルート活動について、Khamungさんより、タイ人学生に人気の高い留学先は米国・英国等の英語圏ですが、その理由としては学習・生活において英語環境があることに加え、奨学金や研究支援費のシステムがより整っており、支援を獲得できるチャンスがより多いためでもあるとの有益な情報提供がありました。
京都大学ASEAN拠点のオフィスは当センターから徒歩圏内にあり、当センターでは今後も継続的に情報交換を行い、協力していきたいと思っています。
左から北脇舞職員、山下センター長、Rungnapha Khamung現地職員、藤枝絢子URA、山田副センター長、辻国際協力員