千葉大学山崎教授一行 来訪

2011年11月7日(月)、千葉大学工学研究科より山崎文雄 教授、丸山喜久 准教授、産業技術総合研究所より松岡昌志(まつおか・まさし) 地質調査情報センター地質・衛星情報統合室室長が当センターを来訪されました。

現在バンコクでも被害の広がりを見せている洪水の現地調査ということです。救命胴衣や長靴を持参され、バンコクの北部パトゥンタニにあるナワナコン工業団地や、チャオプラヤ川西岸地域などを視察されたということです。都市の安全工学がご専門とはいえ、この時期にこの場所で水に濡れることも覚悟の研究意欲には頭が下がる思いです。

また、山崎教授はJICA-JSTの枠組みであるSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力)でも「ペルーにおける地震・津波減災技術の向上に関する研究」を主宰しておられ、この中でもリモート・センシングを用いた地震被害予測を行われるなど、センター長の研究分野への造詣・関心も高くおられます。

なお、山崎教授と丸山准教授は、副センター長が京都大学で勤務していた際に担当していた研究プロジェクトに参加しておられ、直接ではないものの何度も連絡を取り合っていたことがわかりました。不思議なご縁を感じた次第です。

当センターでは今後とも研究と研究、人と人とを結びつける、縁の下の仕事に努めていく所存です。

丸山准教授、山崎教授、センター長、松岡室長

丸山准教授、山崎教授、センター長、松岡室長