2011年6月7日(火)、チュラロンコン大学アジア研究所(Institute of Asian Studies, Chulalongkorn University)よりMs. Saikaew Thipakorn研究員が当センターを来訪されました。
大学では政治学を研究しておられ、今回の訪問目的は日本の研究支援政策についてセンター長にインタビューをするというものでした。
インタビューでは、センター長自身がどうしてセンター長に選ばれたのか、JSPSとJST(科学技術振興機構)の違いは何か、JSPSの職員構成はどのようになっているか等々、非常に細かい質問が出され、センター長としても答えに窮する場面がありました。
1978年に開始された論文博士号取得者に対する支援事業をはじめとして、我が国からタイ国に対する研究支援活動には30年の歴史があります。その経験や我が国の支援体制をモデルとしてタイ国独自の研究政策が築かれ、我が国をはじめとするアジア域内での共存共栄が実現していくことを望みます。