2013年11月25日、上真一(うえ・しんいち)広島大学平和・国際担当副学長及び平野国際担当主査が当センターを訪問され、当センター及び日本学生支援機構(JASSO)の山本所長で対応しました。
広島大学は、平成25年度大学の世界展開力強化事業(AIMSプログラム)に採択され、「アジアの共同経済発展と信頼関係の確立による平和構築に貢献する中核人財教育プログラム」を実施します。
本プログラムでは、現在大学院生レベルで実施している現地でのインターンシップを拡大し、25-28名の学部学生をプログラム参加校に派遣・受け入れを実施します。現地日本企業の調査やインターンシップを含む国際キャリア教育といった高付加価値、魅力的な教育プログラムを提供することで、広島大学の国際戦略の理念である国境を越えて人類の平和と持続的発展に貢献できる人材の育成を行うとともに、最終的に英語一貫型の全学的教育プログラムへの発展と統合を目指します。
また、もうひとつのタイへの来訪の目的は、タイでの同窓会の設立で、11月25日に準備会議を実施し、同窓会設立に向けての説明会を開催しました。タイにおける広島大学の同窓生は200名以上いるとのことですが、連絡先が不明である方も多く、フォローアップの必要性があります。広島大学の同窓会は中国、韓国、台湾、ベトナム、インドネシア、ブラジルにありますが、ミャンマーとマレーシアでも設立予定とのことで、Facebookを立ち上げたところかなり有効だったとのことでした。今回の訪問の後、インドネシアに移動して、ジャカルタ大学及びバンドン工科大学で広島大学の説明会を実施しました。
最後に、当センターでも情報収集を実施する予定であるミャンマーの情報収集について情報提供を受け、1)政府関係機関を訪問することの重要性、2)そこから、JICAや元日本留学生協会(MAJA)等を訪問する、といった段階を経て訪問を行った方が良いとのことでした。また、12月にミャンマーを訪問予定の教員がいるとのことで、紹介いただくこととなりました。