2012年9月30日(日)、2010年7月26日からの2年2ヶ月の任期を終えて田邉寛明副センター長(京都大学・一般職員)が離任します。竹内センター長と1年11ヶ月、山下センター長と3ヶ月のバンコク勤務でした。後任として、京都大学より山田大輔専門職員が10月1日に着任します。
以下、副センター長あいさつ
この間、初めてのことを無数にさせていただきました。基本的に常に前例なしの業務は戸惑いもしましたが、モノを考えるいい機会となりました。予算をかなり主体的に管理したことは忘れがたい味わいですし、行革対応でのオフィス移転や、東南アジアと南アジアの国々を繰り返し訪れて肌身に親しむことができたのは、それだけ取っても極めて貴重な経験です。
それらと並走し、むしろ業務の基礎となっていたのが現役教員であるセンター長との2人体制 → 研修員の受入れ → まったくタイプの異なる方へのセンター長の交代、という勤務体系の在り方で、その中で常に自分なりに前回よりも最適な解を求め続けたことが、実はこの2年間の一番の醍醐味ではなかったかという思いが今は強いです。
二人のセンター長には常に大なる寛容の心で接していただきました。指導され鍛えられ見守られ助けられたと実感しています。名前に寛の字を持つ者としてこれ以上の果報はありません。
竹内センター長、山下センター長、現地職員のカイさん、研修員の大槻さん、本部の方々、他センターの方々、京都大学の各関係者、JASSOタイの2人の所長、この間本当に人に恵まれました。それが一番の感慨です。ありがとうございました。
最後が私事で恐縮ですが、長いバンコク生活を、手持無沙汰に右往左往しながらも何とか乗り切ってくれた妻に感謝します。彼女にとってはこれが初めての外国滞在でした。