2013年9月23日、バンコク郊外Thailand Science Park内にあるタイ国立電子コンピューター技術研究センター(NECTEC)にて、NSTDA-TUT-NUT Joint Symposium on Future Collaborationが開催され、副センター長が出席しました。
本シンポジウムは、豊橋技術科学大学、長岡技術科大学、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)の今後の連携のため、それぞれの機関の研究者が参加して実施されたものです。23日の午前中に、豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学、NASDA傘下の研究所であるタイ国立金属材料技術研究センター(MTEC)、タイ国立電子コンピューター技術研究センター(NECTEC)の事業紹介を実施し、午後は、情報工学、電子工学、材料工学の分野に分かれて専門的なセッションを行いました。
今回のシンポジウムについては、2013年5月13日に豊橋技術科学大学の角田副学長が当センターを訪問され、その時の意見交換がきっかけで招待いただいたものであり、日本の大学とタイの研究開発機関が合同で実施しているシンポジウムに招へいいただいたことで、タイの研究開発の現状を知る良い機会となりました。
豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学はNSTDAと連携し、海外での実務訓練や共同研究の実施のためにMOUの締結を目指しています。今回のシンポジウムでより専門的な議論・意見交換を実施した後、NSTDAとの学術交流協定を今年度中に締結し、締結式を実施する予定とのことです。当センターとしても、両大学及びNSTDAとの連携について、協力させていただく所存です。