タイ科学技術博覧会2026に出展

2026年8月15日から23日にかけて、タイ高等教育・科学・研究・イノベーション省(MHESI)所管のタイ国立科学博物館(NSM)主催により開催された、タイ最大の科学技術博覧会「Thailand National Science and Technology Fair 2026(NST Fair 2026)」に出展しました。

ブースでは、当センターの活動紹介に加え、タイ国内に拠点を置く日本の大学によるポスター展示を行いました。また、金沢大学再生可能多糖類植物由来プラスチックによる資源循環社会共創拠点(COI-NEXT)副プロジェクトリーダーの竹内裕教授による企画・展示ワークショップ「わたしとみらい、つながるサイエンス」も実施しました。

ワークショップでは、金沢大学が開発を進める植物由来のサステナブルなバイオプラスチックをテーマの一つとして紹介しました。農業廃棄物などの未利用バイオマスから新たな素材を生み出し、使用後は資源として循環させたり、海洋環境で生分解させたりする研究を通じて、「つくる・つかう・めぐる」という新しいものづくりの姿を体験してもらいました。

また、ネイチャーポジティブ(自然再興)を中心に据えた視点から、サイエンスがつなぐ未来社会の姿を、見て、触れて、体験できる機会を提供しました。これを通じて、未来を担う世代が環境や資源循環などの社会課題を「自分ごと」として捉え、一人ひとりが主役となって「未来にどんな社会をつくりたいか」を考えるきっかけとなることを目指しました。

会期中、当ブースには多くの学生たちが訪れ、顕微鏡を通じて魚類の内部構造を観察したり、海洋生物への理解を深めるスタンプクイズに挑戦したり、金沢の伝統工芸「水引」について学び、実際に制作を体験したりしました。竹内教授およびチームメンバーによる分かりやすい解説のもと、参加した子どもたちにとって、科学への関心を深めながら、楽しんで学ぶ貴重な機会となりました。