1.開催概要
2025 年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)において、九州大学は未来社会ショーケース事業「グリーン万博」(DAC-U🄬装置稼働実証)にサプライヤーとして協賛し、地球温暖化対策における先進的なカーボンニュートラル技術を展示します。
九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I²CNER)の藤川茂紀教授が代表を務めるムーンショット型研究開発事業のプロジェクトチームが、現在開発中のDirect Air Capture and Utilization装置(以下、「DAC-U🄬装置」)の展示および稼働実証を行います。
このDAC-U🄬装置は、藤川教授が開発した、食品包装用ラップの300分の1の厚みしかない極薄のナノ膜技術を活かし、空気中からCO₂を選択的に捕捉します。回収されたCO₂は、植物の生育促進やメタンガスの製造など、日常生活の様々な場面で有効活用することができます。
DAC-U🄬を含む日本の多くの先端カーボンニュートラル技術および設備は、大阪・関西万博カーボンリサイクルファクトリー「RITE未来の森」内に設置されます。皆様のご来場をお待ちしております。
2.開催期間
2025年4月13日(日) – 10月13日(月)
3.開催場所
夢洲(大阪市臨海部)(https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/access/)
4.申込方法
ご来場には事前のご予約が必要です。「RITE未来の森」ホームページの見学予約フォームからお申し込みください。
[「RITE未来の森」ホームページ] https://rite.or.jp/expo2025/
5.ウェブページ
[大阪・関西万博公式Webサイト] https://www.expo2025.or.jp/future-index/green/dac_3/
[特設サイト] https://k-nets.kyushu-u.ac.jp/expo2025/
6.お問い合わせ
九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I2CNER) 教授
藤川 茂紀
[ウェブページ] https://i2cner.kyushu-u.ac.jp/~fujikawa/
[メール] fujikawa.shigenori.137@m.kyushu-u.ac.jp
___
【WPIとは】
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、平成19年度から文部科学省の事業として開始されました。
システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援により、第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指しています。
日本学術振興会では、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け、審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化に向けた活動支援に係る業務を行っています。
WPI Forum ウェブサイト
https://wpi-forum.jsps.go.jp/