日本学術振興会は、令和6(2024)年度科学研究費助成事業(国際共同研究加速基金(帰国発展研究))の公募を開始しました。本種目は、海外の研究機関において優れた研究実績を有する独立した研究者が、日本に帰国後すぐに研究を開始できるよう支援するものです。 海外の研究機関に所属しており、日本に帰国して研究を行うことを希望する日本人研究者からの積極的な応募をお待ちしています。
【応募資格】
応募時点において、
(1)日本国外の研究機関に教授、准教授又はそれに準ずる身分を有し、所属している者であること
(2)現に日本国外に居住する日本国籍を有する者であること
(3)科研費応募資格を有していない者であること
※応募時点において帰国後の所属先が確定していなくても応募することができます。
※令和2(2020)年度公募から、「ポストドクター」という身分であっても、本種目の趣旨に合致する場合には応募可能としています。ただし、応募時点で日本学術振興会海外特別研究員に採用中の場合は応募することはできません。
詳細については、公募要領及び以下の資料を参照してください。
【参考】第6期科学技術・イノベーション基本計画に向けた科研費の改善・充実について 21頁
URL: https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/045/1413368_00003.htm
【公募内容の概要】
・応募総額 5,000万円以下
・研究期間 3年以内
※帰国後、日本国内の研究機関に所属して科研費の応募資格を取得し、交付申請の手続を行った後に経費を執行することができます。
※採択された場合、令和7(2025)年2月下旬に採択の連絡(教授、准教授又はそれに準ずる身分(ポストドクターは除く)として日本国内の研究機関に所属し、科研費の応募資格を取得するという「条件付き交付内定」)を予定しており、令和8(2026)年4月30日までに帰国して交付申請を行う必要があります。
詳細な公募内容等については、下記ホームページで御確認ください。
URL https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/35_kokusai/03_kikoku/koubo.html
【公募期間】
令和6(2024)年7月16日(火)~令和6(2024)9月18日(水)16時30分(日本時間)
※電子申請システムは7月23日(火)から利用可能となる予定です。
※応募の際には、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)の研究者番号を取得している必要があります。過去に研究者番号を取得していない場合は研究者登録手続が必要となり、手続には最大2週間ほどを要しますので、余裕を持って手続を行ってください。
【本件問い合わせ先】 ※バンコク研究連絡センターでは、質問などをお受けすることができません。
独立行政法人日本学術振興会 研究事業部 研究助成第三課
電話 :+81-(0)3-3263-4927
メール:kksi-kaken@jsps.go.jp (海外からはできる限りメールでお願いします)