2022年3月28日、日本学術振興(JSPS)会バンコク研究連絡センター及び京都大学ASEAN拠点が、ウェビナー”Seek for new ways of international research collaboration after corona pandemic – chemical engineering and related fields”をオンラインで開催しました。
ウェビナーは、JSPSバンコク研究連絡センターの大谷吉生センター長の開会挨拶で始まり、同センターがJSPSとJSPS事業について紹介を行いました。
続いて、Emeritus Prof. Dr. Wiwut Tanthapanichakoon氏 (Chulalongkorn University and TIT)が基調講演において、自らの研究を振り返りつつ、その中で行ってきた日本との共同研究を紹介しました。
また、日タイから計4名の研究者が講演を行い、日タイそれぞれの立場から見た化学工学と関連分野における共同研究の取組み例及び進捗状況を紹介しました。
共同研究チーム及び講演者は以下のとおりです。
ナノマテリアルに関する国際共同研究チーム(タイ側)
Prof. Dr. Tawatchai Charinpanitkul (Chulalongkorn University)
ナノマテリアルに関する国際共同研究チーム(日本側)
佐野 紀彰 京都大学大学院工学研究科教授
環境工学に関する国際共同チーム(タイ側)
Prof. Dr. Perapong Tekasakul (Prince of Songkla University)
環境工学に関する国際共同チーム(日本側)
蘆田 隆一 京都大学大学院工学研究科講師
最後に、京都大学東南アジア拠点の縄田栄治拠点長より閉会挨拶が行われ、ウェビナーは約40名の参加者とともに盛況のうちに終了しました。