JSPSフィリピン同窓会(JAAP)がWEBINAR SERIES 2021(第9回)Web Lectureを開催

2021年9月25日、JSPSフィリピン同窓会(JAAP)がWeb Lectureを開催しました。このWeb Lectureは、WEBINAR SERIES 2021 “LIVING IN THE NEW NORMAL AND BEYOND”の第9回目で、日本学術振興会とのパートナーシップのもと行われました。

はじめに、JAAPのDr. Danilda Hufana-Duran会長より開会挨拶がありました。

Dr. Danilda Hufana-Duran

続いてDOSTのDr. Leah Buendia氏(Assistant Secretary for International Cooperation, Department of Science and Technology)、JSPSバンコク研究連絡センターの大谷吉生センター長から挨拶がありました。

Dr. Leah Buendia

大谷吉生センター長

その後、講演が行われました。講演者及び講演タイトルは以下のとおりです。

(講演者)
Miflora Minoza-Gatchalian, Ph.D
CEO, Quality Partners Company, Ltd.
Retired UP Full Professor and JSPS Awardee

(講演タイトル)
Making Quality a Way of Life: A Start-up at this Time of Pandemic

Dr. Minoza-Gatchalian

講演において、Dr. Minoza-Gatchalianは、“quality” を “state of mind(精神の状態)”と定義し、対人コミュニケーション、労働環境、製品・サービスに影響するものと説明しました。続いてこのプロセスが日常生活においてqualityのある癖や習慣として習得することから始まることに触れ、そのための努力はずっと続くことを強調しました。また、家庭で身に着けた習慣を労働環境に持ち込む方法、あるいは逆に労働環境から家庭に持って帰る方法が紹介されました。qualityが日常生活の一部となったとき、プライベート・パブリックな場の双方に卓越した文化が起こるのだとDr. Minoza-Gatchalianは締めくくりました。

講演後は、自らを躾ける方法や、qualityの文化をフィリピン社会に持ち込む方法について質問が寄せられ、Dr. Minoza-Gatchalianはそれらに丁寧に回答していました。

最後に、JAAP副会長のDr. Rowena Eguia氏から挨拶があり、盛会のうちにWeb Lectureは終了しました。

Dr. Maria Rowena Eguia

本ウェビナーはzoomでの講演に加えてJAAPのFacebookページでストリーミングされ、多数の参加者がありました。