2019年6月24日(月)、明星大学の内田富男教育学部教育学科教授が、当センターを来訪されました。
内田教授は今回、当センターの近所にキャンパスのあるシーナカリンウィロート大学にご出張され、その際に当センターにお立ち寄りいただいたものです。
明星大学は、東京都日野市にキャンパスを構える私立大学です。伝統的に教員養成系に強い大学ですが、これまでいわゆる国際化、グローバル化への対応に課題を持っていたそうです。今回、同じく教育系に強みを持つシーナカリンウィロート大学を訪問し、授業見学を行いつつ、日本語教育や教授法、語学研修プログラム等に関する意見交換を行い、将来の明星大学の国際化ビジョンを考えたいとのことでした。
当センターとの意見交換では、JSPSの各種国際事業を紹介しつつ、ASEAN諸国の研究者交流状況について説明させていただきました。また、教育機関の国際化事例としてユネスコスクール事業や国連の開発目標であるSDGsの動きについても意見交換を行いました。
内田教授は意見交換の中で、明星大学では国際化への課題が山積みの状況だが、まず何ができるのかを見極め、その可能性を探っていきたい。少しでも学生に刺激を与えるような取り組みを実施したい、と仰っていました。