2019年2月4日(月)、タイ東北部のコンケン大学でJSPSと科学技術振興機構(JST)の合同事業説明会を実施しました。コンケン大学は1964年に設立された東北部初の国立大学で、日本の大学では筑波大学等が事務所を設けています。
この事業説明会は1月30日のプリンスオブソンクラー大学に引き続き、在タイ日本大使館主催の日本留学説明会と日程を合わせて開催したものです。事業説明会の前にはコンケン大学副学長(国際担当)のAssoc. Prof. Dr. Nawarat Wara-aswapati Charoenを表敬訪問しました。
その後、留学説明会と並行して行われたJSPS-JSTの事業説明会には約30名の研究者や学生にご参加いただきました。冒頭で学長補佐(国際担当)のAssist. Prof. Dr. Archarawan Topark-Ngarmにご挨拶をいただき、続いてJSPSの事業説明を行いました。
今回はコンケン大学で勤務されているJSPSタイ同窓会員の中からDr. Waraporn Putalun (Faculty of Pharmaceutical Sciences) 、Dr. Sukanya Aimimtham (Faculty of Humanities and Social Sciences) のお二人をお招きし、それぞれ二国間交流事業と論博事業のご経験についてお話をいただきました。Dr. Warapornはタイ学術研究会議(NRCT)とJSPS間の覚書に基づく九州大学との共同研究、Dr. Sukanyaは駒沢大学で博士号を取得された経験をお持ちです。
最後に、JSTの小林義英e-ASIAスペシャルコーディネーターからe-ASIA共同研究プログラム、SATREPS、さくらサイエンスプラン等の国際事業の説明を行いました。